初のフルアルバム『猫十色』を1月15日にリリース！「にゃんぞぬデシ」インタビュー【バディットマガジン電子ばん！】告知記事

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2025年1月20日（土）12:00 に公開の記事は
先日、1月15日に初のフルアルバムをリリースした
「にゃんぞぬデシ」のインタビュー！

クラウドファンディングを経て
多くの応援を受けて完成した初のフルアルバム
『猫十色』についてもたっぷりとご紹介。

今回の「ウェブばん」では、
本記事の冒頭部分をチラ見せしちゃいます！
写真満載の本誌は、ぜひ
「電子ばん！」でお楽しみください。

にゃんぞぬデシインタビュー
1. クラウドファンディングでの勢いがパワーとなり完成したフルアルバム『猫十色』
初のフルアルバム『猫十色』
本編は【バディットマガジン電子ばん！】で！

にゃんぞぬデシインタビュー

1月15日に初のフルアルバム『猫十色』をリリースした、
にゃんぞぬデシ。
シンガーソングライターの彼女の名前からまずは紹介しよう、
“飼っていた猫・「にゃんぞう」を尊敬し、
自分はその弟子であるから
「にゃんぞうの弟子」をもじって”、にゃんぞぬデシ。
小学生の時にマイケル・ジャクソンに衝撃を受け、
中学生の時にお弁当代をへそくりして貯めたお金で
中古のギターを買い音楽活動をスタート、
高校生の時にはライブ活動も始めている。
その当時のお話も出てくるので
彼女のプロフィールについてはインタビュー本編に譲るとして、
「ハライチのターン！」（TBSラジオ）でハライチ・岩井勇気氏に
毎年バースデーソングの披露をしていたり、
すみっコぐらし「えびえびEveryday!!」や、
映画「ラブライブ！」への楽曲提供も話題の、にゃんぞぬデシ。
その素顔は“永遠に曲を作っていて、
家の掃除はいつでも出来るからいつも家が犠牲になって（笑）、
年末年始も掃除をしながら、曲を作ってるかもしれない”
…ただただ曲作りを楽しみながら生きている中で、
普通の人以上に色々なことに思いを巡らせ考えながら、
日々を一生懸命に生きている。
そんな姿も垣間見えたインタビューになったと感じている。
そしてもちろん、クラウドファンディングを通して
たくさんの応援を受け完成した『猫十色』のお話もたっぷりと。
それでは皆さま、にゃんぞぬデシの世界へレッツゴー！

取材・文：高橋ちえ

クラウドファンディングでの勢いがパワーとなり完成したフルアルバム『猫十色』

ーコロナ禍の2021年、
新宿LOFT・Barステージでトークイベントをご一緒させていただいて以来です。
振り返ってあの当時、コロナ禍はどう過ごしてましたか？

コロナになって仕事もないし人にも会えないから、
家にこもる時間が増えたので自分の曲をすごくいっぱい作っていたのと、
あとパソコンをやり始めまして(笑)。
パソコンって時間がかかるし苦手意識もあって、
でもガッツリ時間があったから“これはパソコンが出来るかもしれない” って。
それまではギターと歌一本、ボイスメモで録ってやったりしていたんですけど、
ガレージバンドを使い始めてパソコンと一緒に曲を作ったりして、
恋歌日記のシリーズ（連続デジタルリリース企画／2021～22年）でリリースした
「涙バスルーム」や「君のことを歌おう」は、
パソコンでデモを作って、編曲をしてくださる宮野（弦士）さんにお渡しした感じでした。

ーでは、曲作りにパソコンを使うことも増えて？

あ、いや、違う（一同笑）！
コロナでピアノも練習して、
ピアノでもコードが弾けるようになって
ワンマンライブでもちょっと弾けるぐらいになりました。
なのでコロナが明けてからは主に、
ギターと歌／ピアノと歌で、
スタジオに行って遊ぶぐらいの気持ちでボイスメモで録って完結するんですけど、
家で作る時はギターだと大きい音が出せないので
MIDIのキーボードをパソコンに繋いで、
パソコンが目の前にあるからそのまま録っちゃおう！
みたいな感じで、手段が1つ増えて。
「直ちに逃げろ！」っていう曲は、夜中に家で“曲作ろう”と思って
MIDIキーボードとパソコンで出来た曲で自分でアレンジもして、
はい、コロナがここに繋がってました。

ーなるほど了解です（笑）。
「直ちに逃げろ！」は、これからお話を伺っていくアルバム『猫十色』の
最後に収録されている曲ですね。
（Home Recording ver.）の表記もあるし、
他の楽曲よりも良い意味でのチープ感・手作り感を感じる1曲ですけど、
意味ある1曲ですよね。

そうですね。“直ちに逃げろ”っていう、言いたいことが決まっていたので、短い曲になりました。

ー逃げたいことが何かあったのでしょうか（笑）？

逃げたい何かがありました（笑）。
でも逃げる時って真面目な精神があると
“本当に逃げても良いのだろうか？”とか、1回冷静になっちゃう。
例えば学校を辞めたいとか会社を辞めたいとか思っている方も、
絶対に考えちゃうと思う。考えちゃうけど、
でも逃げるという行動をしてみたら、
意外とどうにかなるから、
1回逃げてみても良いのではないか、と。

ーそして最初にお名前が出た宮野弦士さんが
アルバムのサウンドプロデューサーを務めておられます。
そもそもどのようなきっかけで繋がっているのでしょう？

私がライブを始めたのが高校生の時なんですけど、
ライブを始める前にデモテープを送るということにハマった時期があって（笑）、
中3の時に音楽プロデューサーの加茂啓太郎さんにもデモテープを送ったんです。
それで加茂さんが定期的に私の曲を聴いてくださるようになった中で、
加茂さんがプロデュースしている
フィロソフィーのダンスさんの曲を宮野さんがプロデュースしていたので、
加茂さんが宮野さんを紹介してくださって。
私が高3の時、弾き語りではなく
サポートしてくださる方と一緒にライブをしてみたいなと思った時に、
宮野さんにお声がけをさせていただいてライブをやった、
というのが最初のきっかけです。

ー宮野さんといえば注目すべきバンド・7セグメントのメンバーという
認識のわたしとしては、どこに接点があるのだろう？と思ってました。

そうなんです。
ちょうど宮野さんもソロプロジェクトのミニアルバムをリリースしたいという時で、
宮野さんが作曲して私が歌詞を書いて歌った曲
（「新しい唄（feat.にゃんぞぬデシ）」／2016）も
リリースさせていただいたことがありました。

ー加茂さんにしても宮野さんにしても、
ニューアルバム制作に向けたクラウドファンディングに
メッセージを寄せてくださって。
音楽的なお付き合いがちゃんと繋がっていて、
とても良いですね。

本当にそうですね。
今もこうしてご一緒できている方は
本当に私の音楽を良いと思ってくださっている方だと思いますし、
クラウドファンディングはどなたでもご参加いただけますので、
にゃんぞぬデシを初期の頃から良いってずっと応援してくださっている方もいたんですね。
ご支援者のお名前を一覧で見たんですけど、
今まで一緒にお仕事をした方のお名前があったりして。
クラファンを通して、本当にありがたいっていう思い…
ずっと応援してくださってるんだな、っていう気づきもありました。

ーそれは本当に嬉しいことですよね。
そして、たくさんの音楽リスナーもクラファンに参加してくださって。

ライブでやる曲のほとんどがリリースしていない曲という
セットリストの時が結構あって、
その度に“音源で聴きたい”と言う方がいっぱいいてくださって。
そういうお声もクラファンのきっかけの1つでしたけど、
ライブで出会ってずっとライブを観てくださっている方も本当に、
たくさんクラファンに参加してくださいました。

ー実績が証明していますよね、クラファン開始初日に目標額を突破するという。

もう本当に本当に、びっくりしました。
そのおかげで、希望していた以上のアルバムが…何て言うんだろう、
クラファンを始める前の自分が見たら幻想なのかと思うかもしれないです。
最初は新曲を3曲入れる予定でクラファンのゴールを決めていたんですけど、
2倍以上のご支援をいただいたので7曲入れることが出来たし、
自分も新しいことをしてみたいなと思って。
それが自分で編曲もした「直ちに逃げろ！」なんですけど、
本当に皆で作ったアルバムと言うか。
皆の勢いが心に来て、本当にパワーになりました。

ーリリースは1月15日ですが、
クラファンに参加してくださった方への「お渡し会」は
すでに開催したそうですね。

ちょっとしたイベントみたいな感じで開催して、
メッチャ面白かったです！
「私物にサインをします」っていう特典もあったんですけど、
何を持ってくるんだろう…
下着とかを持ってきたらどうしようとか思って（一同笑）。
でしたけど、コロナ禍の1年間にBAYFMの番組でコーナーを担当していて
（「にゃんぞぬデシの鳴き語り」／2020～21）、
そこで毎回カヴァーとか自分の曲を弾き語りしていたのをMDに全部録音して、
4枚組ぐらいにしたのを持ってきてくださった方がいて。
最初に音楽に目覚めた時、
私はカセットテープにかかった曲とか好きなラジオを録音して何回も聴く、
みたいなことをやっていたからそれが普通だと思っていたんですよ。
私が中学生の時の聴き方みたいな感じで聴いてくれたファンの方がいる、
それがもう本当に、嬉しすぎて。

ーそのMD集にサインをしたと。感無量！

あとは今までのフライヤーとか、
たまにもらえる（笑）ポストカードとかを、
ファイルにまとめてくださったものを持ってきてくれた方とか。
本当に本当に、良いお客さんしかいないなというのをしみじみと感じました。

インタビューはまだまだ続きます！

初のフルアルバム『猫十色』

『猫十色』
＜収録曲＞
01.愛のある言葉
02.人生は一度きりらしい
03.ネコの原理
04.涙バスルーム
05.気分予報士
06.海の底に家を建てて
07.まぼろし
08.神様に秘密
09.雨はきらい。
10.風とイルカと恋
11.サヨナラは緑色
12.All Night Fall in Love
13.君のことを歌おう(Album ver.)
14.直ちに逃げろ!(Home Recording ver.

2025年1月15日 Release
品番:CBTN -0007
価格:￥3,520 円（税込）

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