キーボーディストの 服部ヒロ です。
Shigeru Kawai というピアノをご存知でしょうか。
日本の楽器メーカー、KAWAI が誇る
最高級ラインナップのグランドピアノです。
Shigeru Kawai のフラッグシップモデル『SK-EX』は、
「世界一のピアノづくり」を目指すKAWAIが
2001年に発表したフルコンサートピアノ。
コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、
響板には十分に厳選した材料だけを使用し、
原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産されます。
またShigeru Kawaiグランドピアノシリーズで採用した新素材を随所に取り入れた
革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションⅡが、
高い連打性と安定したタッチ感を提供します。
繊細で伸びやかなピアニシモに加えて、
力強く輪郭のはっきりした響きが特長です。
ショパン国際ピアノコンクールをはじめとした
数多くの国際コンクールで採用されており、
楽器としての信頼の高さが伺えるのではないでしょうか。
服部も何度か弾いたことがあるのですが
その透明感と明るさ、そして繊細さ、低域のパワー感に感動した記憶があります。
また、音色の変化も素直でとてもコントロールしやすいピアノでした。
そして、なんとその
Shigeru Kawai の最高峰フルコンサートピアノ SK-EX が
フランスのソフトウェア開発会社 MODARTT S.A.Sの
ソフトウェア音源「Pianoteq」の追加音色に登場しました!
「Pianoteq」とは?
「Pianoteq」は、MODARTT S.A.Sが2006年から販売している
ピアノ音色をメインとしたソフトウェア音源。
ピアノの演奏時に起こる複雑な発音構造や共鳴構造、
音色の変化を緻密に再現する
物理モデリング方式で作られていることが特長であり、
プロの音楽制作の現場で広く活躍しています。
追加音色には、著名なピアノメーカーのピアノや
歴史的に貴重な楽器などもあり、
多種多様な音色が用意されていることも特長です。
追加音色 「SK-EX」
「Pianoteq」の追加音色として登場するSK-EXは、
ショパン国際ピアノコンクールをはじめとした
数多くの国際コンクールで採用されたピアノであり、
その音色をMODARTT S.A.Sの
高度なモデリング技術を使用して忠実に再現しています。
モデリングの完成度を高めるために、
MODARTT S.A.SのエンジニアがKAWAIのピアノ生産工場を訪れ、
完璧な状態に仕上げられたSK-EXを分析して作られた高品質な音色です。
販売サイト
11月7日よりMODARTT S.A.S公式サイト(https://www.modartt.com/home)で販売が開始されます。
・MODARTT S.A.S『Shigeru Kawai SK-EX Concert Grand for PIANOTEQ』プレスリリース(英語) https://www.modartt.com/data/download/press/press_release_2024_11_06.pdf
・価格
SK-EX追加音色:49ユーロ(https://www.modartt.com/kawai)
Pianoteq:139ユーロ~(https://www.modartt.com/pianoteq_overview?ref=cGFnZT1waWFub3RlcSZleHQ9)
※SK-EX追加音色はPianoteqバージョン8.4以上で動作いたします。