G&Lが消える?G&Lミュージカル・インスツルメンツ閉鎖とフェンダーによる買収の噂

レオ・フェンダー最後のブランド
G&L(ジーアンドエル)が閉鎖!?
さらにフェンダーによる買収の噂が浮上し、
ギター業界に激震が走っている。
希少モデルの価格高騰も?

※本記事について
本記事の内容は、2025年10月14日時点で
メーカーからの公式発表はありません。
Xや各種フォーラムで
報じられた情報をもとにした
噂レベルの内容となりますので、
あくまで参考情報としてお読みください。

G&Lとは?

fenderの創設者レオ・フェンダー
共に開発をしていたジョージ・フラートン
設立した楽器メーカー。
主な製品は、
S-500ASATシリーズ、L-2000
などがある。

G&L国内オフィシャルサイト
アメリカン・エレクトリック・ギターの主流「G&L」の日本版オフィシャルウェブサイトです。G&Lについて、カタログ、カラーチャート、FAQなどをご紹介しています。このサイトは株式会社山野楽器が運営しています。

G&Lギターの閉鎖とフェンダー買収の噂

2025年9月末より、
1980年にレオ・フェンダーが設立した
アメリカのギター・ベースメーカー、
G&Lミュージカル・インスツルメンツが
事業を停止したという噂が立っている。

カリフォルニア州フラートンにある工場は
歴史的な「ボルトオンネックの誕生地」
として知られるフェンダーアベニュー
に位置していましたが、
閉鎖され、約30名の従業員全員が
2025年9月29日頃に解雇されたようだ。
従業員にはこれまでの貢献への感謝とともに
未払い賃金や休暇残高が支払われましたが、
生産は完全に終了しているとみられている。

閉鎖の詳細について

G&Lの背景

G&Lは
Guitars by Leo」の略称です
(共同創業者ジョージ・
フラートンの名前から
「George & Leo」と
誤解されることもあります)。
同社は
マグネティック・フィールド・
デザイン(MFD)ピックアップ

デュアル・フルクラム・
ビブラート・システム
など、革新的な機能を備えた
高品質なエレキギターと
ベースを製造してきました。

レオ・フェンダー自身が
「私が作った最高の楽器」
と評したG&Lの製品は、
ASAT、Legacy
ComancheS-500
などのモデルがあり、
フェンダーの同等製品と比較しても
優れた製造品質と
コストパフォーマンスで
プレイヤーから愛されてきました。

経営難の兆し

2025年9月初旬から
未払い賃金や一時帰休の噂など、
財務状況の悪化を示す
兆候が表れていました。
同社は市場競争、
限定的なマーケティング活動、
ニッチ市場での苦戦という
課題に直面していました。

インドネシアや韓国で製造される
トリビュートシリーズ
何らかの形で存続する
可能性がありますが、ア
メリカ製の楽器は現時点で
製造終了となっているという
噂があります。

資産の行方

今回の閉鎖には
商標の売却が含まれており、
特にレオ・フェンダーの
名前と肖像の使用権
(1965年のフェンダー売却時の
競業禁止条項で
以前は制限されていた権利)
が重要な資産となっています。

レオのオフィス、メモ、設計図が
保管されていたオリジナルの
CLFリサーチ工場
G&Lが賃借していたため、
近日中に明け渡される予定です。

フェンダーによる買収の噂

TalkBassReddit
r/fenderr/GLGuitars
YouTubeなどの
オンラインコミュニティで、
フェンダー・ミュージカル・
インスツルメンツが
G&Lの資産
(レオ・フェンダーのブランド権を含む)
を取得するという噂が広まっています。
これは皮肉で感慨深い展開です。
レオが1965年に売却したフェンダーが
彼の遺産を完全に
取り戻すことになるからです。

買収の合理性

フェンダーがG&Lの技術
(例えば、ノイズの少ない
高出力のMFDピックアップ)
を自社製品ラインに統合したり、
プレミアムな「Leo’s Lab
限定モデルを発売したりする
可能性があります。

一部では、フェンダーが
ギブソンの過去の
買収事例(トバイアスなど)
のようにブランドを
休眠させるのではないかという
懸念もありますが、
一方でG&Lのデザインを活用して
フェンダーの保守的な製品ラインに
革新をもたらすことを
期待する声もあります。

現状

2025年10月13日時点で、
フェンダーやG&Lからの
公式発表はありません。
ベースやギターの
フォーラムにいる業界関係者は
「決定済み」と主張していますが、
詳細はほとんど明らかになっていません。

G&Lのウェブサイト
まだアクセス可能ですが、
閉鎖に関する更新情報は
掲載されていません。

プレイヤーとコレクターへの影響

入手可能性

既存の在庫、
特にアメリカ製のモデルは
急速に減少しています。
ギターセンターなどの販売店には
まだフラートン工場製の
モデルが若干残っています。
1980年代のヴィンテージモデルや
アーティストシグネチャーモデル
(ジェリー・カントレルのRampageなど)
といった希少なアイテムの価格が
高騰する可能性があります。

今後の展望

フェンダーが買収した場合、
G&Lの技術を
リブランディングした製品や
限定生産モデルが
登場する可能性があります。
買収が実現しなければ、
G&Lは規模拡大に失敗した
ブティックブランドのリストに
名を連ねることになるでしょう。

愛好家向けサイトでは
オーナーたちが情報やヒントを
共有し続けています。

コミュニティの反応

ファンは落胆しながらも、
G&Lの
「進化したテレキャスター」のような
演奏性とレオの精神を称賛し、
「フェンダーが本来目指すべき姿」
の喪失を惜しんでいます。

・・・・・・

筆者のバンドメンバーや仲間にも
G&Lの楽器愛用者は多く、
この噂には驚きを隠せない。
fenderのトラディショナルな
部分は残しつつ
現代的なスペックやサウンドを
追求していたG&Lには、
好感の念をずっと抱いていた。
この先どうなっていくのか。
続報を待ちたい。

※このニュースのソースはこちら。

 

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投稿者
安部悠星

双子の音楽ユニット「futatsuboshi note(フタツボシノート)」の兄、悠星。
一番好きなギターはテレキャスター。アイドルのステージからにじみ出る生き様を見るのが好き。
ファッションにも造詣があり、Twitterでの推しアイドルファッション解説が好評を博す。
右利きメインときどき左利き。少年時代好きだったレンジャーは緑。

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