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日本のロックシーンを長きにわたって牽引してきたエレファントカシマシ。
略称は「エレカシ」で、宮本浩次の感情を込めた圧倒的なボーカルと骨太のロックサウンドで多くのファンを魅了し続けています。
デビュー以来メンバーチェンジなしの4人組として、「今宵の月のように」や「悲しみの果て」などのヒット曲を生み出してきました。
1990年以来35年にわたり第一線で活躍し続け、日比谷野外音楽堂で41公演、紅白歌合戦にも出場など、国民的ロックバンドとしての地位を確立しています。
この記事では、日本ロックの伝説的存在の全貌に迫ります。
エレファントカシマシ
エレファントカシマシは、宮本浩次(ボーカル&ギター)、石森敏行(ギター)、高緑成治(ベース)、冨永義之(ドラム)の4人で構成される日本のロックバンドです。
中学の同級生で結成され、デビュー以来メンバーチェンジがない稀有なバンドとして知られています。
レーベルはUNIVERSAL SIGMAです。
宮本浩次のカリスマ性あふれる音づくりと圧倒的なライブパフォーマンスが特徴で、熱烈な支持を得ています。
骨太のロックンロールサウンドと、感情を振り絞るようなボーカルが多くのファンの心を捉えて離しません。
簡潔な来歴
エレファントカシマシは中学の同級生だった宮本浩次・石森敏行・冨永義之の3人に、冨永の高校時代の同級生だった高緑成治が加わり、現在のメンバーとなりました。
レーベルオーディションで入賞し、アルバム「THE ELEPHANT KASHIMASHI」、シングル「デーデ」でメジャーデビューを果たします。
初期は一部の熱狂的な支持を得るものの、セールス的には苦戦が続きました。
アルバム「東京の空」の制作中にレコード会社との契約を終了し、音楽シーンの前線から一度はリタイアしました。
しかしその後、別のレーベルからシングル「悲しみの果て」を発表しカムバックを果たすと、続くアルバム「ココロに花を」がヒットしました。
さらにドラマの主題歌にも起用された「今宵の月のように」が大ヒットを記録し、エレカシの名は全国区となります。
宮本の病気療養のために一時活動休止も経験しましたが、日比谷野外音楽堂公演で復活を果たし、デビュー30周年を記念したベストアルバムもリリース。
2017年にはバンド結成以来初となる47都道府県ツアー「30th ANNIVERSARY TOUR 2017」を敢行、さらに同年の年末にはNHK紅白歌合戦へ初出場・2023年には2度目の出場も果たし、現在も精力的に活動を続けています。
HP、SNS等
エレファントカシマシおすすめ曲
今宵の月のように
エレファントカシマシの最大のヒット曲として全国区の知名度を獲得した、ドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌です。
人気ドラマに起用され、多くの人々の心に深く刻まれました。
美しいメロディと宮本浩次の感情豊かな歌声が印象的です。
月をテーマにした叙情的な歌詞が、聴く人の心に優しく響きます。
悲しみの果て
最初のレコード会社との契約終了後、PONY CANYONからの再デビュー曲として発表され、ロングヒットを記録した楽曲です。
エレカシの鮮やかな復活を印象付けました。
切ないメロディと心に響く歌詞が特徴的で、多くのファンに愛されています。
宮本浩次の魂を込めたボーカルが、悲しみを力強く歌い上げます。
俺たちの明日
ユニバーサルミュージックへのレーベル移籍に合わせてリリースされ、CMソングにも起用された応援ソングです。
「さあ、がんばろうぜ!」というフレーズで始まる前向きな歌詞が、聴く人を奮い立たせます。
力強いメッセージが多くの人々に勇気を与え続けています。
風に吹かれて
エレファントカシマシの代表曲の一つとして、多くのアーティストにカバーされている楽曲です。
骨太のロックサウンドが印象的な作品となっています。
宮本浩次の力強いボーカルと、バンド全体のエネルギーが炸裂する一曲です。
エレカシのライブでも定番の盛り上がる楽曲として知られています。
ガストロンジャー
東芝EMI移籍第1弾シングルとして発表され、日本のミュージックシーンに波紋を呼んだ楽曲です。
新たなステージに立ったエレカシの姿を示しました。
疾走感溢れるロックチューンで、バンドの戦闘的な一面が全開となっています。
宮本浩次のシャウトが炸裂する、エネルギッシュな作品です。
まとめ
エレファントカシマシは、日本のロックシーンにおいて唯一無二の存在として輝き続けています。
中学の同級生で結成され、デビュー以来メンバーチェンジなしの4人組として40年以上活動を続けてきました。
宮本浩次のカリスマ性あふれるボーカルと骨太のロックサウンドは、多くのファンを熱狂させ続けています。
一度は音楽シーンの前線からリタイアしながらも、「悲しみの果て」で鮮やかに復活を遂げました。
「今宵の月のように」の大ヒットで全国区となり、紅白歌合戦出場も果たしています。
1990年以来35年にわたり日比谷野外音楽堂で41公演を行うなど、ライブへの情熱も変わりません。
音楽配信サービスで多くの楽曲が聴けるので、まだ聴いたことがない方はぜひチェックしてみてください。
一度聴けば、彼らの圧倒的なエネルギーと魂のこもった音楽に引き込まれるはずです。


