布施明|若者の間でも話題沸騰の声量おばけ!?60年歌い続ける伝説のエンターテイナー

※画像はこちらからお借りしました。

日本の音楽シーンにおいて「歌唱力の化け物」として語り継がれる歌手がいます。
その人こそが、デビュー60周年を迎えた布施明です。

1975年の「シクラメンのかほり」でレコード大賞を受賞し、現在も第一線で活躍を続ける彼の魅力に迫ります。

布施明

布施明(ふせあきら)は、シンガーソングライター・俳優です。
伸びやかで力強い歌声と圧倒的な声量から「声量おばけ」とも称され、昭和から令和まで世代を超えて愛され続けています。

簡潔な来歴

高校在学中に日本テレビ系オーディション番組『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』に合格し、渡辺プロダクションにスカウトされます。
1965年、「君に涙とほほえみを」でキングレコードからデビュー。
その後「霧の摩周湖」「」「愛は不死鳥」などヒット曲を連発しました。

長らく「無冠の帝王」と呼ばれていましたが、1975年に小椋佳から提供された「シクラメンのかほり」が大ヒット。
第17回日本レコード大賞第6回日本歌謡大賞FNS歌謡祭最優秀グランプリなど、その年の音楽賞を総なめにしました。

1979年には「君は薔薇より美しい」がヒットし、話題を呼びました。
紅白歌合戦には1967年の初出場から、今年も含めると通算26回出場しています。

2025年はデビュー60周年の節目の年。
5月には自身初となる日本武道館公演を成功させ、16年ぶりとなる紅白歌合戦への出場も決定しました。
77歳を迎えた現在も衰えない歌唱力で、ファンを魅了し続けています。

HP、SNS等

布施明 おすすめ曲

シクラメンのかほり(1975年)

布施明の代名詞ともいえる一曲で、シンガーソングライター・小椋佳が作詞・作曲を手がけました。
当時銀行員だった小椋佳がお蔵入りにしていた曲でしたが、リリース後に大ヒット。
レコード大賞をはじめ、その年の音楽賞を総なめにしました。
フォーク調のしっとりとした前半から、サビで一気に歌い上げる構成が印象的です。

君は薔薇より美しい(1979年)

ゴダイゴミッキー吉野が作曲・編曲を担当した、明るく洗練されたポップナンバーです。
カネボウ化粧品のCMソングとして起用され、オリコン最高8位を記録しました。
サビの「変わったー」という歌い上げは、布施明の圧倒的な声量を堪能できる名場面として知られています。

霧の摩周湖(1966年)

作曲家・平尾昌晃が手がけた、布施明初期の代表曲です。
北海道の神秘的な湖を舞台にした切ない恋の歌で、若き日の布施明の伸びやかな歌声を堪能できます。
デビュー2年目にして大ヒットを記録し、布施明の名を全国に知らしめた楽曲です。

マイ・ウェイ(1972年)

フランク・シナトラの世界的名曲の日本語カバー。
布施明の圧倒的な表現力と声量が存分に発揮された一曲で、コンサートでも定番の人気曲です。
人生の歩みを力強く歌い上げる姿は、まさに60年のキャリアを持つ布施明だからこその説得力があります。

少年よ(2005年)

テレビ朝日系特撮ドラマ『仮面ライダー響鬼』のテーマソングとして制作された楽曲。
布施明自身も劇中に「元仮面ライダー」役で出演し話題となりました。
若い世代にも布施明の歌声を届けた一曲で、力強いメッセージ性が魅力です。

布施明 まとめ

布施明は、1965年のデビューから60年にわたり日本の音楽シーンを牽引し続ける、まさに「生きるレジェンド」です。
レコード大賞に輝いた「シクラメンのかほり」、ポップな魅力あふれる「君は薔薇より美しい」など、時代を超えて愛される名曲の数々を生み出してきました。

2025年には初の日本武道館公演を成功させ、16年ぶりの紅白歌合戦出場も決定。
77歳にして衰えない圧倒的な歌唱力は、まさに「声量おばけ」の異名にふさわしいものです。

昭和歌謡の黄金期を知る世代はもちろん、その歌声に初めて触れる若い世代にもぜひ聴いていただきたいアーティストです。

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