岩崎宏美|火曜サスペンスからミュージカルまで!デビュー50周年を迎えた昭和歌謡の女王

※画像はこちらからお借りしました。

聖母たちのララバイ」「ロマンス」「思秋期」——昭和から令和へと歌い継がれるこれらの名曲を生み出したのが、岩崎宏美です。
2025年にデビュー50周年を迎え、37年ぶりとなる紅白歌合戦出場も決定。

今なお圧倒的な歌唱力で聴く者を魅了し続ける彼女の魅力に迫ります。

岩崎宏美

歌手・女優の岩崎宏美(いわさきひろみ)は、所属事務所のスリージーカンパニーと、レコード会社のテイチクエンタテインメントを拠点に活動しています。
実妹は「タッチ」で知られる歌手の岩崎良美
姉妹そろって昭和を代表する歌手として活躍しています。

中音から高音域にかけての艶やかで伸びのある歌声に定評があり、70年代アイドルの中でも随一の歌唱力を誇ると評されてきました。
現在も全国でコンサートを精力的に開催し、その歌声は衰えを知りません。

岩崎宏美 簡潔な来歴

1975年、オーディション番組「スター誕生!」で最優秀賞を獲得し、「天まで響け!!岩崎宏美」のキャッチフレーズで「二重唱(デュエット)」にてデビュー。
2作目「ロマンス」が大ヒットし、第17回日本レコード大賞新人賞をはじめ数々の新人賞を受賞。
1977年には「思秋期」で第19回日本レコード大賞歌唱賞を受賞し、デビュー3年目にして歌唱力が高く評価されました。

1982年、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」主題歌「聖母たちのララバイ」が130万枚を超える大ヒットを記録。
第13回日本歌謡大賞を受賞しました。

1987年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」で初代ファンティーヌ役を務め、舞台でも才能を発揮。
2017年にはディズニー映画「美女と野獣」実写版ポット夫人の吹き替えを担当し、声優としても活躍しています。

2025年にデビュー50周年を迎え、同年の紅白歌合戦には37年ぶり15回目の出場が決定しました。

岩崎宏美 HP、SNS等

岩崎宏美 おすすめ曲

ロマンス

デビュー2作目にして最初の大ヒット曲です。
筒美京平作曲による、フィリーソウルやディスコの要素を感じさせるポップナンバーです。
この曲で第17回日本レコード大賞新人賞を受賞し、一躍トップアイドルの仲間入りを果たしました。
10代とは思えない堂々とした歌いっぷりが印象的です。

思秋期

阿久悠作詞・三木たかし作曲による、秋の切なさを歌ったバラード楽曲です。
この曲で第19回日本レコード大賞歌唱賞を受賞し、デビュー3年目にして歌唱力が認められました。
艶やかな中低音から伸びやかな高音まで、岩崎宏美の声の魅力が存分に発揮された一曲です。

シンデレラ・ハネムーン

筒美京平作曲・阿久悠作詞によるゴージャスなダンスナンバー。
ドラマティックなメロディ展開と華やかなアレンジが特徴で、第20回日本レコード大賞金賞を受賞しました。
コロッケのものまねでも広く知られ、幅広い世代に親しまれています。

聖母たちのララバイ

日本テレビ「火曜サスペンス劇場」初代エンディングテーマ。
当初はエンドロール用に1コーラスのみ制作されましたが、視聴者からの要望が殺到しシングル化。
130万枚を超える大ヒットとなり、第13回日本歌謡大賞を受賞しました。
包み込むような優しい歌声が心に染みる名曲です。

すみれ色の涙

しっとりとしたバラードで、岩崎宏美の情感豊かな表現力が光る一曲。
切ない恋心を歌い上げるこの曲は、カラオケでも根強い人気を誇ります。
彼女の持ち味である繊細な感情表現と透明感のある歌声が堪能できます。

岩崎宏美 まとめ

岩崎宏美は、1975年のデビューから50年にわたり日本の音楽シーンを彩り続ける、まさに「歌謡界のレジェンド」です。
「ロマンス」「思秋期」「聖母たちのララバイ」など数々のヒット曲を持ち、その圧倒的な歌唱力は今なお健在です。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」での舞台活動やディズニー映画「美女と野獣」での声優出演など、活動の幅も広く、アーティストとしての懐の深さを感じさせます。

2025年には37年ぶりの紅白歌合戦出場も決定し、デビュー50周年という節目に再び大きな注目を集めています。
妹・岩崎良美との姉妹コンサートも好評で、世代を超えて愛される存在であり続けています。

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