クレイジーケンバンド|「イイネ!」の元祖!昭和歌謡からソウルまで網羅する横浜発ソウルバンド

※画像はこちらからお借りしました。

クレイジーケンバンドCRAZY KEN BAND)は、「東洋一のサウンドマシーン」を自称する横浜発の大所帯バンドです。

TBS系ドラマ『タイガー&ドラゴン』の主題歌として同名曲が大ヒットしたことで全国的な知名度を獲得。
横山剣が発する「イイネ!」というフレーズは、バンドの代名詞として定着しています。
神奈川県横浜市本牧を拠点に、地元密着の活動も精力的に行っており、横浜DeNAベイスターズの公式ソングを手がけるなど、地域に根ざした活動も魅力の一つです。

クレイジーケンバンド

メンバー紹介

クレイジーケンバンドは大所帯バンドとして知られ、多彩なメンバーで構成されています。

リーダーの横山剣(Vo/Key)は、バンドの楽曲のほぼすべてを手がける作曲家でもあり、ソウルフルな歌声とユーモアあふれるステージングで観客を魅了します。
菅原愛子(Vo/コーラス)はソウルフルで透明感のある歌声が特徴で、ヒップホップクルーI.S.O.P.でも活動するなどソロアーティストとしての一面も持っています。

小野瀬雅生(Gt)はバンド名の命名者でもあり、横山と共にバンドの音楽を支える存在です。
洞口信也(Ba)はグルーヴィーなベースラインでサウンドの土台を担います。

中西圭一(Sax/フルート)はホーンセクションの要として活躍。
新宮虎児(Gt/Key)は初期からのメンバーとしてバンドサウンドに厚みを加えています。
高橋利光(Key)は多彩なキーボードワークでバンドのサウンドを彩ります。

ホーンセクションには河合わかば(トロンボーン)と澤野博敬(トランペット)が在籍。
コーラス・パーカッションを担当するスモーキー・テツニ(Vo/パーカッション)とAyesha(Vo)が華やかなステージを演出し、白川玄大(Dr)が力強いビートを刻みます。

簡潔な来歴

クレイジーケンバンドは、伝統的な通称である”本牧(ほんもく)”の名でも知られる、神奈川県横浜市中区で産声を上げました。
当初は「ゲロッパ1600GT」というバンド名でしたが、小野瀬雅生の「個人名のついたバンド名がいいのでは」という提案を受けて現在の名称に変更。
アルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でデビューを果たします。

デビュー後は「音楽ジャンルからの解放」を掲げ、R&B、ソウル、ファンク、ボサノヴァ、歌謡曲などを融合した独自の音楽性で、クラブシーンや音楽マニアの間で支持を拡大していきました。
「GT」や「まっぴらロック」といった個性的な楽曲をリリースしながら、着実にファン層を広げていきます。

転機となったのは「タイガー&ドラゴン」の大ヒットです。
宮藤官九郎脚本のTBS系ドラマの主題歌に起用されたことで、「俺の話を聞け!」という強烈なフレーズと共にお茶の間にも浸透。
日本武道館公演を成功させるなど、一躍人気バンドの仲間入りを果たしました。

その後もユニバーサルミュージックとの契約、専用レーベル「Double Joy International」の設立など、精力的な活動を継続。
横浜市のゴミ分別プロジェクトのテーマソングや高校の校歌を手がけるなど、地元横浜に密着した活動も続けています。

HP、SNS等

クレイジーケンバンド おすすめ曲

タイガー&ドラゴン

クレイジーケンバンドの代名詞ともいえる楽曲です。
「俺の話を聞け!」という強烈なフレーズが印象的で、ソウル、演歌、R&Bのテイストが濃厚に凝縮されています。
TBS系ドラマ『タイガー&ドラゴン』の主題歌として起用され、iTunes Storeランキングで上位を獲得するなど、バンドの知名度を全国区に押し上げた一曲です。

GT

「LET’S GO! GO! 遊びに行こう ハンサムなGT」という歌い出しで始まる、クレイジーケンバンドを語る上で欠かせない代表曲です。
車好きとしても知られる横山剣らしく、ドライブにぴったりの爽快なナンバーとなっています。
アルバム『グランツーリズモ』と共にヒットを記録し、CKBの人気を決定づけました。

ハマのビート

横浜愛が詰まったご当地ソングで、馬車道、赤レンガ、中華街、本牧など横浜の名所が歌詞に織り込まれています。
横浜を拠点に活動し続けるクレイジーケンバンドだからこそ説得力のある一曲で、地元イベントでも定番として演奏されます。

クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって

タイトルのインパクトが強烈なクリスマスソングです。
「大嫌い」と言いながらも「なんちゃって」と付け加えるユーモアがクレイジーケンバンドらしさ全開。
ひねりの効いた歌詞とキャッチーなメロディで、クリスマスシーズンに聴きたくなる隠れた名曲として人気を博しています。

あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。

タイトルがそのまま人生訓になっているような、背中を押してくれる応援ソングです。
「やるときゃやらなきゃダメなのよ」という横山剣の語りかけるような歌声が心に響き、聴く人に元気を与えてくれます。
CKBの楽曲には、こうした前向きなメッセージを込めた作品も多く、幅広い層から支持される理由の一つとなっています。

クレイジーケンバンド まとめ

クレイジーケンバンドは、「音楽ジャンルからの解放」を掲げ、ロック、ソウル、ファンク、歌謡曲、ボサノヴァなど、あらゆる音楽要素を融合させた唯一無二のサウンドで多くのファンを魅了し続けているバンドです。
リーダー横山剣の類まれな作曲センスとソウルフルなボーカル、そして大所帯ならではの厚みのあるサウンドが、聴く者を独特の世界観へと引き込みます。

「タイガー&ドラゴン」の大ヒットで全国的な知名度を獲得しましたが、彼らの音楽性はそれだけにとどまりません。
「GT」や「ハマのビート」など、ドライブや横浜の街並みをテーマにした楽曲から、「クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって」のようなユーモアあふれる作品まで、その音楽の振り幅は実に広大です。

横浜本牧を拠点に地元密着の活動を続ける姿勢も、クレイジーケンバンドの大きな魅力です。
横浜DeNAベイスターズの公式ソングや横浜市立高校の校歌を手がけるなど、地域に根ざした活動を通じて、音楽の力で街を盛り上げています。

「イイネ!」の精神で、今なお精力的に活動を続けるクレイジーケンバンド。
気になった方は、ぜひサブスク配信やライブで彼らの音楽を体験してみてください。
一度聴けば、きっとその中毒性のあるサウンドの虜になるはずです。

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