※画像はこちらからお借りしました。
LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)は、ボーカル&ギターのKUMIとギター&ベースのNAOKIによる日本のロックデュオです。
略称は「デリコ」として親しまれています。
ローリング・ストーンズやボブ・ディラン、ビートルズといった60〜70年代の英米ロックに強く影響を受けたサウンドと、日本語と英語が自在に行き交う独特の歌詞が最大の特徴。
国内のみならず、香港や台湾では「愛的魔幻」の愛称で絶大な人気を誇り、アメリカでも正式にデビューを果たすなど、ワールドワイドな活動を展開。
洋楽のようで邦楽という不思議な心地よさが、世代を超えて多くのリスナーを魅了し続けています。
LOVE PSYCHEDELICO
LOVE PSYCHEDELICO メンバー紹介
LOVE PSYCHEDELICOは、KUMIとNAOKIの男女2人で構成されるロックデュオです。
KUMI(Vo/Gt)は幼少期をアメリカ・サンフランシスコで過ごした帰国子女でネイティブレベルの英語力を持ち、その滑らかな発音と日本語が混ざり合う独特のボーカルスタイルがLOVE PSYCHEDELICOの大きな魅力となっています。
影響を受けたアーティストにはジャニス・ジョプリンやシェリル・クロウを挙げており、ギターを始めたきっかけはボブ・ディランの「ミスター・タンブリンマン」だったといいます。
NAOKI(Gt/Ba)はTHE BAWDIESのプロデュースも手がけるなど、アーティストとしてだけでなくプロデューサーとしても活躍しています。
ローリング・ストーンズやヴァン・ヘイレン、ビートルズ、ジョン・レノンなどを敬愛しており、楽曲制作ではまずギターリフを持ち寄り、そこにKUMIがメロディを乗せていくスタイルでLOVE PSYCHEDELICOの曲作りを行っています。
LOVE PSYCHEDELICO 簡潔な来歴
LOVE PSYCHEDELICOは、青山学院大学の音楽サークルACM(Aoyama Creative Music)でNAOKIがKUMIに声をかけたことをきっかけに結成されました。
当初のバンド名は「LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA」でしたが、長すぎるという理由から「ORCHESTRA」の頭文字「O」のみを残して現在の名称になっています。
もともとはバンド形態での活動でしたが、メンバーの入れ替わりが続き、最終的にKUMIとNAOKIの2人体制に。
デモテープのつもりで制作した音源がレコード会社の目に留まり、ほぼそのままの形でCDとしてリリースされることになりました。
デビューアルバム『THE GREATEST HITS』は200万枚を売り上げる大ヒットを記録。
続くアルバム『LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA』も100万枚を超え、2作連続のミリオンセールスという偉業を達成しました。
日本武道館でのライブも成功させ、名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たします。
その後もアジアツアーやアメリカでの正式デビューなど、海外での活動も積極的に展開。
香港のロックフェスティバルにヘッドライナーとして出演するなど、アジア圏でも絶大な人気を誇り、現在も精力的に音楽活動を続けています。
LOVE PSYCHEDELICO HP、SNS等
- LOVE PSYCHEDELICO 公式サイト
- LOVE PSYCHEDELICO 公式YouTubeチャンネル
- LOVE PSYCHEDELICO 公式X
- LOVE PSYCHEDELICO 公式TikTok
- NAOKI 公式X
- NAOKI 公式Instagram
- LOVE PSYCHEDELICO Wikipedia
LOVE PSYCHEDELICO おすすめ曲
LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー〜
LOVE PSYCHEDELICOの記念すべきデビュー曲です。
KUMIとNAOKIが最初に一緒に作った楽曲でもあり、彼らの音楽性を象徴する一曲となっています。
NAOKIの印象的なギターリフに乗せて、KUMIの日本語と英語が自在に行き交う独特のボーカルが展開されています。
Last Smile
LOVE PSYCHEDELICO最大のヒット曲であり、「デリコといえばこの曲」と認識されるほどの代表曲です。
切なくも美しいメロディと、日英混在の歌詞が織りなす独特の世界観が多くのリスナーの心を掴みました。
「ホラ 抱き合える喜びは過ぎ去りし I never look back again」という歌い出しから、別れと再生をテーマにした歌詞が展開されます。
アルバム版では「extension mix」として少し長めのアレンジで収録されており、シングル版とは異なる味わいを楽しむことができます。
Your Song
軽快なリズムとキャッチーなメロディが印象的なナンバーで、「oh sing it to me」というフレーズが耳に残ります。
KUMIの透明感のあるボーカルが際立つ楽曲で、ライブでも定番として演奏される人気曲です。
ブルージーなギターコードとソウルフルなボーカル、そしてポップロックなコーラスが見事に融合した、デリコの音楽性を凝縮した一曲といえます。
This Way
力強いギターリフとグルーヴィーなビートが特徴的なロックナンバーです。
LOVE PSYCHEDELICOの洋楽的なサウンドを存分に味わえる楽曲で、ライブでは特に盛り上がる一曲として知られています。
60年代のロックンロールが持っていた「身体を動かしたくなる」エネルギーを現代に蘇らせたような、ダンサブルでありながらもロックの芯がしっかりと通った楽曲です。
20周年記念ツアーでも披露され、ファンから熱い支持を受けました。
Freedom
タイトル通り、自由で開放感のあるサウンドが魅力の楽曲です。
アコースティックギターの温かみとエレクトリックギターのエッジが絶妙にブレンドされ、どこか懐かしさを感じさせる心地よいサウンドに仕上がっています。
KUMIの伸びやかなボーカルが楽曲の世界観を広げ、聴く人の心を解放してくれるような一曲です。
LOVE PSYCHEDELICOが影響を受けた60〜70年代のウエストコースト・ロックのエッセンスを感じられる作品でもあります。
LOVE PSYCHEDELICO まとめ
LOVE PSYCHEDELICOは、KUMIとNAOKIという2人のミュージシャンが生み出す、日本語と英語が自在に行き交う独自の音楽世界で、デビュー以来多くのファンを魅了し続けているロックデュオです。
ローリング・ストーンズやビートルズ、ボブ・ディランといった60〜70年代の英米ロックに影響を受けたサウンドは、洋楽のようでありながらしっかりと日本の感性が息づいており、その不思議な心地よさが世代を超えて支持される理由となっています。
デビューアルバムで200万枚、セカンドアルバムで100万枚という2作連続ミリオンセールスを達成し、日本の音楽シーンに衝撃を与えたLOVE PSYCHEDELICO。
その後もアメリカでの正式デビューや、香港・台湾でのライブ活動など、ワールドワイドな展開を続けています。
「愛的魔幻」の愛称でアジア圏でも絶大な人気を誇り、日本を代表するアーティストとして国際的な評価を確立しました。
NAOKIの卓越したギターテクニックとKUMIの唯一無二のボーカルスタイル、そして2人が紡ぎ出す印象的なメロディと歌詞は、一度聴いたら忘れられない中毒性を持っています。
今もなお精力的に活動を続けるLOVE PSYCHEDELICO。
気になった方は、ぜひサブスクやYouTubeで彼らの音楽をチェックしてみてください。
きっと、新しいお気に入りの一曲が見つかるはずです。


