ゴールデンボンバー|楽器を弾かないのにヒット連発!笑撃と感動のV系エアーバンド

※画像はこちらからお借りしました。

「女々しくて」のフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
キャッチーなメロディと独特な歌詞で一世を風靡し、カラオケの定番曲として今なお愛され続けているこの楽曲を生み出したのが、ヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーです。

略称「金爆(きんばく)」の愛称で親しまれる彼らは、ボーカル以外のメンバーが楽器を演奏せず、代わりにパフォーマンスで魅せるという斬新なスタイルで音楽シーンに衝撃を与えました。
NHK紅白歌合戦には4年連続で出場を果たし、インディーズバンドとしては異例の人気を誇ります。
本記事では、ゴールデンボンバーのプロフィールや来歴、そしておすすめ曲をご紹介します。彼らの音楽とパフォーマンスの魅力に迫っていきましょう。

ゴールデンボンバー

ゴールデンボンバー 紹介

ゴールデンボンバーは、鬼龍院翔喜矢武豊を中心に結成された4人組ヴィジュアル系エアーバンドです。
所属事務所はユークリッド・エージェンシーで、レーベルはZany Zap
バンドコンセプトは「ハイパー・ギガ・ハイブリッド・スーパー・サブカル・ビジュアル・ロック」という壮大なものです。

メンバー

  • 鬼龍院翔(きりゅういんしょう):Vo-karu/全楽曲の作詞・作曲を担当
  • 喜矢武豊(きゃんゆたか):Gita-/ライブ中の小道具(ダンボール工作と金属溶接)担当
  • 歌広場淳(うたひろばじゅん):Be-su/幅広い交友関係とヴィジュアル系の知識に定評
  • 樽美酒研二(だるびっしゅけんじ):Doramu/SASUKEにも何度も出演する肉体派

エアーバンドのため、ライブではボーカルの鬼龍院以外は基本的に演奏せず、ダンスや寸劇など多彩なパフォーマンスで観客を楽しませています。

ゴールデンボンバー 簡潔な来歴

ゴールデンボンバーは、鬼龍院翔と喜矢武豊を中心に結成されました。
結成当初は実際に楽器を演奏していましたが、「耳だけでなく目でも楽しめる音楽」を追求した結果、現在のエアーバンドというスタイルに辿り着きました。
当時はエアーバンドという形態に対する理解が乏しく、仕事もほとんどない状態でしたが、YouTubeやニコニコ動画を活用した地道なプロモーションで徐々に認知度を高めていきます。

転機となったのは「女々しくて」のヒット。
ハウス食品「メガシャキ」のCMソングに替え歌「眠たくて」が起用されたことをきっかけに注目を集め、オリコンカラオケランキングでは51週連続1位という当時の歴代記録を樹立しました。

NHK紅白歌合戦には4年連続で出場を果たし、同一曲連続出場の最多タイ記録を達成。
メジャーレーベルからのオファーを全て断り、インディーズのまま活動を続けているのも特徴です。
新元号「令和」発表時には、わずか約2時間で同名の新曲とMVを完成させて公開し、大きな話題を呼びました。

ゴールデンボンバー HP、SNS等

ゴールデンボンバー おすすめ曲

女々しくて

ゴールデンボンバーの代名詞ともいえる楽曲です。
キャッチーなサビのメロディと「女々しくて女々しくて女々しくて辛いよ」という印象的なフレーズが特徴で、一度聴いたら忘れられない中毒性があります。
カラオケランキングでは51週連続1位を記録し、紅白歌合戦でも4年連続で披露されました。
華やかな衣装と派手なパフォーマンスも見どころで、ライブでは会場全体が一体となって盛り上がる定番曲です。

令和

新元号発表から約2時間という驚異的なスピードで完成させた話題作です。
DA PUMPの「U.S.A.」を彷彿とさせるダンサブルなサウンドに、時代の変わり目への想いを込めた歌詞が乗せられています。
MVでは喜矢武が菅義偉官房長官(当時)に扮して新元号を発表するシーンも。
彼らの企画力と実行力が存分に発揮された、金爆らしさ全開のナンバーです。

僕クエスト

テレビ東京系アニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』の第1期エンディングテーマとして起用された楽曲です。
タイトルや歌詞はRPG風ですが、MVは『ストリートファイターII』のパロディになっているというギャップが笑いを誘います。
「今の自分はこのままでいいのか」と自問する内容で、ポップなサウンドの中にもメッセージ性が込められた一曲です。

Dance My Generation

編曲に浅倉大介を迎え、バブル時代を彷彿とさせるユーロビート調のゴージャスなナンバーに仕上がっています。
女性の前で見栄を張りながらも、実生活はどこか寂しいという「女々しさ」を描いた歌詞がユーモラス。
MVには山田邦子が出演するなど、随所に遊び心が散りばめられています。

101回目の呪い

ゴールデンボンバーのメッセージ性が強く表れた楽曲です。
激しいロックサウンドに乗せて、自分自身への問いかけを歌い上げています。
この曲および次作「ローラの傷だらけ」により、作曲(および作詞・編曲)した鬼龍院は第56回日本レコード大賞の作曲賞を受賞しています。
ライブでも人気の高いナンバーです。

ローラの傷だらけ

JOYSOUNDのCMソングとしてタイアップされた楽曲です。
この曲および前作「101回目の呪い」により、作曲(および作詞・編曲)した鬼龍院は第56回日本レコード大賞の作曲賞を受賞しています。
「ローラ」という女性への片思いを歌った内容ですが、徐々に執着心を露わにしていく男性の姿がユーモラスかつ切なく描かれています。
終盤には過去に付き合った女性たちの名前が怒涛のように列挙される展開があり、金爆らしい遊び心と「女々しさ」が凝縮されています。

ゴールデンボンバー まとめ

ゴールデンボンバーは、エアーバンドという唯一無二のスタイルで音楽シーンに革命を起こしたヴィジュアル系バンドです。

「女々しくて」に代表されるキャッチーな楽曲、体を張ったライブパフォーマンス、そして「令和」発表に見られる卓越した企画力で、多くのファンを魅了し続けています。
紅白歌合戦への4年連続出場やカラオケランキング歴代1位など、インディーズバンドとしては異例の実績を残しながらも、常に新しいことに挑戦する姿勢は今も変わりません。

笑いあり、感動あり、時にメッセージ性のある楽曲で心に響く金爆の世界観。
ぜひ公式YouTubeで彼らのMVをチェックし、SNSをフォローして最新情報をゲットしてください。
そして機会があれば、ぜひライブ会場で彼らの「笑撃のパフォーマンス」を体感してみてはいかがでしょうか。

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