※画像はこちらからお借りしました。
日本の音楽シーンにおいて、R&Bやソウルミュージックという新たなジャンルを根付かせた偉大なアーティストがいます。
それが、「キング・オブ・Jソウル」の異名を持つ久保田利伸です。
デビューから40年以上にわたって独自のサウンドと抜群の歌唱力で多くのファンを魅了し続けています。
ブラックミュージックのパイオニアとして、また卓越したリズム感とグルーヴで観客を魅了するライブパフォーマーとして、時代を超えて愛され続ける久保田利伸の魅力に迫ります。
久保田利伸
久保田利伸(くぼた としのぶ)は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。
日本にブラックミュージックやR&Bを根付かせた人物としても知られ、「キング・オブ・Jソウル」「R&Bのパイオニア」「ブラックミュージックの先駆者」などの異名を持つ、日本を代表するシンガーです。
簡潔な来歴
作曲家として田原俊彦、鈴木雅之、小泉今日子、高橋真梨子等、アイドルから実力派歌手まで、幅広く楽曲を提供することから音楽業界でのキャリアをスタートさせました。
デビュー前に遊びで制作した「すごいぞテープ(海外曲のカバーなど収録)」がマスコミの間で評判になり、正式デビューを待たれる声が募りました。
シングル「失意のダウンタウン」でメジャー・デビューを果たすと、オリジナリティ溢れる音楽性、質の高い楽曲、抜群の歌唱力、卓越したリズム感で多くの人々を引き付け、日本の音楽シーンに新風を送り込み、独自の音楽スタイルのパイオニアとなりました。
以降、海外(主に米国)でのレコーディングがスタートし、精力的に米国のミュージシャンとの共演やコラボレーションを行いました。
1995年には活動拠点をニューヨークに移し、には”Toshi Kubota“として全米デビューを果たし、日本人ソロアーティストとしては初の快挙となるアメリカのテレビ番組『ソウル・トレイン』出演も果たし話題となりました。
自身の音楽制作のみならず、ドラマ主題歌、映画主題歌、CM音楽、スポーツ・テーマソングなど、多くのメディアへの楽曲提供経験もあり、それらの目的・期待に十分応える仕事ぶりとバランス感覚で、常に人々を喜ばせています。
メジャーデビュー20周年を迎え、現在もなお精力的な活動を続けています。
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「久保田利伸」おすすめ曲
久保田利伸の魅力を知るための代表的な楽曲をご紹介します。R&Bやソウルミュージックを基調としながらも独自の音楽性を持つ彼の楽曲は、どれも時代を超えて愛され続ける名曲ばかりです。
LA・LA・LA LOVE SONG
ナオミ・キャンベルとのデュエット曲として発表されたこの楽曲は、久保田利伸の評価と人気を決定づけた代表作です。
185.6万枚のセールスを記録し、フジテレビドラマ「ロングバケーション」の主題歌として使用されたことで大ブレイクしました。
当時ニューヨーク在住中だった久保田が、偶然ナオミと同じマンションに住んでおり、エレベーター内で対面し意気投合したことから実現したという逸話も有名です。
Missing
久保田利伸の初期の名曲として多くのファンに愛され続けている楽曲です。
悲しいラブソングを歌ったこの楽曲は、聴く人の心に深く響く名曲として、中島美嘉、平原綾香、EXILE/ATSUSHIなど多くのアーティストにカバーされています。
その中には、オーストラリア出身の海外アーティストであるChe’Nelle(シェネル)にも英語の歌詞でカバーされるなど、国境を越えて愛される名曲です。
You were mine
フジテレビドラマ「君の瞳をタイホする!」の主題歌として使用された楽曲で、久保田利伸の代表的なバラードの一つです。
切ない恋心を歌ったこの楽曲は、久保田の表現力豊かな歌声と美しいメロディーが印象的で、多くのファンに愛され続けています。
ドラマタイアップということもあり、幅広い層に親しまれた名曲として知られています。
流星のサドル
映画「19 ナインティーン」のオープニングテーマソングとして制作された楽曲で、久保田利伸の音楽的な幅広さを感じることができる作品です。
スピード感溢れるサウンドと久保田らしいグルーヴが印象的で、最近では新世代アーティストのREIKOがこの楽曲をサンプリングした「LOVE DEEPER」をリリースするなど、現在も注目を集める名曲として愛され続けています。
LOVE RAIN ~恋の雨~
フジテレビドラマ「月の恋人〜Moon Lovers〜」の主題歌として使用され、自身14年ぶりにオリコントップ3入りを果たした楽曲です。
美しいバラードでありながら久保田らしいR&Bテイストが効いたこの楽曲は、木村拓哉主演のドラマとともに多くの人の心に残る名曲として親しまれています。
久保田の円熟した歌唱力を存分に感じることができる代表作の一つです。
まとめ
久保田利伸は、デビューから40年以上にわたって日本の音楽シーンにR&Bやソウルミュージックを根付かせた偉大なアーティストです。
「LA・LA・LA LOVE SONG」「Missing」「You were mine」をはじめとする数々の名曲を生み出し、独自のサウンドと抜群の歌唱力で多くのファンを魅了し続けています。
「キング・オブ・Jソウル」の異名にふさわしく、ブラックミュージックのパイオニアとして日本の音楽界に大きな影響を与え、ニューヨークでの活動や『ソウル・トレイン』への出演など、海外でも高い評価を受けてきました。
現在もなお精力的な活動を続ける久保田利伸は、時代を超えて愛され続ける真のアーティストとして、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。



