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音楽シーンにおいて、その透明感あふれる歌声で多くの人々を魅了し続けているアーティストがいます。
ジブリ映画「ゲド戦記」で鮮烈なデビューを飾り、その後も数々の映画やドラマの主題歌を手がけている手嶌葵。
彼女の唯一無二の歌声は、日本国内にとどまらず、アメリカをはじめとする世界各国でも注目を集めています。
今回は、そんな手嶌葵の魅力的な活動や代表楽曲について詳しくご紹介していきます。
手嶌葵
簡潔な来歴
手嶌葵(てしま あおい)は、1987年6月21日に福岡県で生まれた女性歌手です。
幼少期から両親の影響でミュージカル映画に親しみ、特に「オズの魔法使い」や「メリー・ポピンズ」などの作品を愛好していました。
2003年と2004年に福岡県で開催された「TEENS’ MUSIC FESTIVAL」協賛イベント「DIVA」に出場し、その個性的な歌声で観客を魅了。
彼女が歌ったベット・ミドラーの「The Rose」のデモCDが、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと宮崎吾朗監督の耳に届いたことが人生の転機となりました。
2006年、スタジオジブリ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」でメジャーデビュー。
さらに劇中ではヒロイン・テルーの声優も担当し、華々しいスタートを切りました。
その後の活動も目覚ましく、2011年には再びジブリ作品「コクリコ坂から」の主題歌「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」を担当。
2016年にはフジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌「明日への手紙」で話題となり、2021年にはTBS日曜劇場「天国と地獄〜サイコな2人〜」の主題歌「ただいま」も手がけています。
近年では2023年に発表した「森の小さなレストラン」が日本のみならず世界各国のSNSを中心にバズを起こし、「今、世界中が求める歌声」と評される存在となっています。
現在は福岡市在住で、ランデブー所属のアーティストとして精力的に活動を続けています。
HP、SNS等
手嶌葵おすすめ曲
テルーの唄
手嶌葵の代表曲として真っ先に挙げられるのが、デビュー作となった「テルーの唄」です。
スタジオジブリ映画「ゲド戦記」の挿入歌として使用されたこの楽曲は、彼女の透明感あふれる歌声が存分に活かされた名作。
物語の世界観を見事に表現した歌詞と、心に染み入るメロディーが多くの人々の心を捉えました。
この楽曲によって手嶌葵は一躍注目の存在となり、その後の音楽活動の基盤を築きました。
さよならの夏〜コクリコ坂から〜
2011年にリリースされた「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」は、スタジオジブリ映画「コクリコ坂から」の主題歌として親しまれている楽曲です。
映画にふさわしい、ノスタルジックで美しいメロディーが印象的。
手嶌葵の成長した歌声が、青春の甘酸っぱさと切なさを見事に表現しており、多くのファンに愛され続けています。
映画の世界観とマッチした楽曲として高く評価されています。
明日への手紙
2016年にリリースされた「明日への手紙」は、フジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌として大きな話題となった楽曲です。
恋愛ドラマにぴったりの優しく包み込むような歌声と、希望に満ちた歌詞が印象的。
手嶌葵の表現力がより深みを増したことを感じさせる一曲で、多くのリスナーの心に響いています。
この楽曲により、ジブリ以外の作品でも彼女の魅力が幅広く認知されました。
時の歌
「ゲド戦記」の主題歌として「テルーの唄」と共に手嶌葵のデビューを飾った「時の歌」。
映画のクライマックスで流れるこの楽曲は、物語の核心に迫る重要な役割を担っています。
手嶌葵の歌声が持つ神秘的な雰囲気が、ファンタジー作品の世界観を完璧に表現。
デビュー作でありながら、その完成度の高さは多くの音楽関係者からも絶賛され、彼女の才能を証明する代表作の一つとなっています。
ただいま
2021年にリリースされた「ただいま」は、TBS日曜劇場「天国と地獄〜サイコな2人〜」の主題歌として制作された楽曲です。
サスペンス要素の強いドラマにも関わらず、どこか温かみのある歌詞とメロディーが特徴的。
手嶌葵の歌声が持つ癒しの力が存分に発揮された一曲で、ドラマの余韻を美しく彩っています。
デビューから15年以上が経過しても変わらない彼女の魅力と、さらに深みを増した表現力を感じることができる楽曲です。
まとめ
手嶌葵は、2006年のデビューから現在まで一貫して多くの人々に愛され続けているアーティストです。
「テルーの唄」や「さよならの夏」、「明日への手紙」といった代表曲を通じて、その透明感あふれる歌声は日本国内はもちろん、アメリカをはじめとする海外でも高い評価を獲得しています。
映画やドラマの主題歌を中心とした活動により、様々な世代の音楽ファンに愛される存在となった手嶌葵。
彼女の楽曲は、聴く人の心に寄り添い、日常に彩りを与えてくれる特別な力を持っています。今後も「世界中が求める歌声」として、多くの人々に感動を届け続けることでしょう。