安城夢那18歳誕生日ライヴで衝撃の発表

安城夢那@下北沢Flowers Loft 18th BIRTHDAY LIVE Report

2021年11月にソロ活動をスタートさせて以後、
精力的な活動を続けてきた
現役高校生シンガー/ギタリスト安城夢那あんじょう ゆなが、
2023年7月22日、下北沢Flowers Loftにて
安城夢那 18歳BIRTHDAYLIVE」を開催した。
その2日後に誕生日を迎える、
安城夢那17歳最後のライブとなり、
サポートミュージシャンには
星野李奈(b)、柴田敏孝(key)、北川遊太(g)、MiMi(ds)
と豪華なメンバーが参加し、華を添えた。

チケットはSold Out

開演前には客席は満員となり、
緊張感とワクワクが入り混じった雰囲気で、
徐々にボルテージが上がって行くのが感じ取れた。

開幕の楽曲は『Wake Up』!

SEとともにサポートメンバーが静かに登場。
続いて安城夢那の登場とともに歓声が湧いた。

白いTシャツに
トレンドのピンク色のシースルーシャツ、
ピンク色のロングスカートという、
10代の魅力が弾ける出で立ちだ。

ハンドマイクで真っ直ぐに歌い上げる、
昨年配信リリースされた「Wake Up」

間奏では、
「誕生日ライブ、一緒に最高に楽しんでいきましょう!」
と盛り上げた。

“手を伸ばして走り出すんだ”

と歌うのが印象的で、
「これから新たに先へ進んでいくんだ!」
というメッセージがより強く伝わって来るように感じられた。

ギターを手に取り見せる、確かな演奏力

ギタリストの北川遊太の凄まじい速弾きから、
「Shout!!」へ。

早くも客席からはコールが聞こえ、
ボルテージも高まっていた。

ここから安城は赤いPRS のギターを手に取る。

細かいところではあるが
ギターを見ずに弾いていたことが個人的には印象的で
これは日々ギターを弾いて歌っていないと出来ないことで、
『フロントマン』としてオーディエンスに
「楽しんでもらおう」とする心意気とプロ意識を感じた。

MCでは

「暑い中お越しいただきありがとうございます」

と感謝を伝えるが、
登場からここまでイヤモニを付け忘れていた、
と、お茶目な一面をみせ、会場を笑わせた。

「最後まで楽しんでいきましょう!」

と会場を盛り上げ、
疾走感のある楽曲「Sparkle」へ。

オーディエンスはフリ、手拍子で応える。
安城はギターソロも披露した。

勢いそのまま、
90年代を感じさせる爽やかな「メッセージ」へ続き、
ジャンプをするオーディエンスも。
初々しさを感じさせるギターソロもグッドだ。

星野李奈のタイトな
スラップベースがファンキーな「Power」では
安城夢那はキレキレのカッティングも披露し、
引き出しの多さを感じた。
ギタリストの北川と交互にギターソロを弾く演出も。
改めて、ギターが本当に好きなんだということが伝わってくる。

続くMCでは、

「いよいよ18歳になります。
成人になってもまだ大人になった感じはしないと思うけど、
高みを目指して色々なことを頑張っていきたい」

と決意を述べた。
水を飲んだ際、律儀に“お待たせしました”と笑いを誘い、
同時に“可愛い・・・”と
ため息混じりの声も客席から漏れ聴こえた。

しっとりと聴かせるカバー曲

ここからはピアノとのデュオでカバー曲、
安田レイの「Not the End」
続いて“武道館に立てることを願ってくれたら嬉しいです”と
坂本九の「見上げてごらん夜の星を」
吐息混じりに歌い上げ、
オーディエンスは静かに聴き入っていた。

続いてメンバー紹介も兼ねバンドを呼び込み、
柴田敏孝、北川遊太がサポートバンドもしている、
大黒摩季の「ら・ら・ら」を披露した。

ラストスパート、会場の盛り上がりも最高潮へ!!

“いよいよラストスパート!手拍子お願いします!”
とふたたびオリジナル曲の「未来予想」
歌いながらでは難易度が高いリズムリフも
サラッと弾きこなしてみせた。

続いて、“初めて作詞作曲した曲です。”と、
シリアスに「Cry」を披露。
“世界中を幸せにできるなら”という歌詞に、
これからの決意を感じた。

感謝、決意を伝える感動のアンコール

アンコールに応え、衣装を変え再び登場。
MCでは、手紙を用意し、
これまでプロデュースしてくれた
星野李奈、柴田敏孝に改めて感謝を伝え、
“自分で2曲目に作曲した曲です。”と、
最後にミディアムテンポの
「君と僕」をしっとりと聴かせた。
客席ではピンク色のサイリウムが出され、
一体感のある感動的なエンディングとなった。

詰めかけたファンには、
これからの安城夢那を応援する、
という気持ちを新たにさせるライブとなった。

新プロジェクト

また、この日は“Special secret BAND”として、
ALMOND. (アーモンドット)が出演し、
2曲を披露した。
ALMOND.としては、
ここでのライブが初お披露目となった。

ステージには紗幕が張られメンバーの顔が確認できない、
映像も映し出されるなかでの予告編的なセッションとなり、
今後の期待が高まるライブとなった。

終演後、ALMOND. のオフィシャルアカウント
@ALMOND_OFCL を発表。

今後の予定

8月13日(日) 上野音横丁で行なわれる、
SUMMER GIRLiSH PARADE
(※苑茜はロサンゼルス稼働の為、欠席)、
8月29日(火) 六本木unravel tokyoで行なわれる、
ブザコレ!夏祭りの出演が発表されている。

9月には大阪、名古屋公演も予定されているようで、
ALMOND.は少しずつその全貌が
明らかになっていくのだろう。

蒼来として新たなフェイズに立ち向かう安城夢那を
今後もバディットマガジンは追い続けていく!

写真提供:小林弘輔(style-k)

セットリスト

1 Wake Up
2 Shout!!
3 Sparkle
4 メッセージ
5 Power
6 Not the End (カバー:安田レイ)
7 見上げてごらん夜の星を (カバー:坂本九)
8 ら・ら・ら (カバー:大黒摩季)
9 未来予想
10 Cry
11 君と僕 (アンコール)

安城夢那 (あんじょうゆな)

安城夢那 (あんじょうゆな)
誕生日:2005年7月24日
血液型:A

・2018年11月
中学時代、ボーカル&ギター担当で
ガールズバンドブロックを結成。
中学生とは思えない演奏が話題となり、
ラジオや雑誌などメディアに取り上げられる。

・2021年11月
ソロ活動開始。

・2022年12月
Shibuya Spotify O-Crestにてソロ初のワンマンライブ。
サウンドプロデュースに柴田敏孝と星野李奈が参加。

WEB SITE
https://anjouyuna.com/about/

(悠星/futatsuboshi note)

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