12月22日(金)『その名はバディット vol.1』 出演者紹介 1000say 編

※配信は都合により取りやめになりました。

12月22日(金)バディットマガジン主催でJR京浜東北線/高崎線/宇都宮線にてさいたま新都心駅、JR埼京線にて北与野駅から徒歩数分のHEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3にて開催される初のイベントが『その名はバディット vol.1』。その一週間後の12月29日(金)にもバディット関連のイベントIMU-J Presents THE PARTY Vol.12も開催されますがこの頁では12月22日の『その名はバディット vol.1』を取り上げます。

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ほぼ毎日何らかの情報がアップされていきますので、ぜひこの機会にバディットマガジンなりバディットに関わるミュージシャンの関連情報をチェックしていただけると嬉しいです。

『その名はバディット Vol.1』はワールドワイドな活動が期待できる男女混合バンドであり、なおかつ歌ものとインストバンドを織り交ぜた内容で、とにかくオリジナル楽曲が素晴らしいバンドというところで⼩次郎 feat 惺光玖拾玖1000sayEYRIE朴に慄くが駆けつけてくれます。

1000sayとは?

本日は1000sayについて紹介します。
2011年10月、当時のプロモーションスタッフから「絶対に北村さんの好みだと思います!」『APOLLON』というアルバムを聴かせていただいたのが僕と1000sayとの出会いです。最初はセンセイ?とか読んでバンド名の読み方が分かりませんでしたが-A THOUSAND SAY-と読みます。ア サウザンド セイ。
『APOLLON』は12星座西洋占星術をイメージした楽曲が1年通して並ぶ大滝詠一『ナイアガラカレンダー』のようなアルバムでした。このリリース前に代表曲である「HANE」がiPhone&iPad用のデジタルアプリシングルとしてリリースされていたのも画期的!
…今もDLできるのかな?

ファンタジックながらも強いメッセージも織り交ぜたソングライティング、説明しだすとなかなか大変なのですがチューニングやサウンド面も独自のスタイルで構築されたMANのギタープレイとヴォーカル、そして愛らしい歌声と共に躍動感たっぷりのベースもプレイするAPIの男女ツインヴォーカルスタイルも面白かったのです。さらに僕にとってツボだったのはシンセサイザーもフィーチャーされた未来ポップ的なサウンドスケイプであるとともに、生々しくアグレッシヴなドラムという生バンドサウンド!

こういう言い方が正しいかいまだによくわからないのですが、いわゆるインディでもこんなスケールの大きいレコーディング作品が作れるのか!という驚きがあったのです。そして後にその謎解きのキーワードの一つとしてレコーディングエンジニアで参加している安宅秀紀の存在があります。
彼らのデビューアルバム『STARGAZER ORCHESTRA』も安宅秀紀のエンジニアリングだったのですが、『APOLLON』以後、再び1000sayを手掛けることになります。
そして安宅秀紀は僕が今も追いかけているICEに携わっていました。ブラックミュージックとクラブミュージックを独自に融合、洗練されたロックスタイルで構築した宮内和之擁するICEチームの血をある部分で引き継いだとも言えるサウンドメイキングですね。

JAPAN EXPOでも大きくフィーチャー!

続く『BABYLON』はデストピアからの脱出を描いたストーリーの1000say流のコンセプトアルバムでした。東日本大震災を経てのメッセージが込められた「流星DESTINY」など現在のライブでも定番曲も多く収めた名作です。当時の1000sayはJAPAN EXPOで大きくフィーチャリングされて
フランスやベルギー、アメリカでもプレイ。当時”JAPAN EXPO 2014″公式テーマ曲として起用された
「EXPOSITION」も収録されています。『BABYLON』収録バージョンはフランスのオーディエンス1500人の声をサンプリングしているのも聴きどころです。

メンバー脱退劇やコロナ禍などここ数年の動きはややスローだった1000sayですが、現在はノーマルサポートにミヤゾエアキシンゴマエダによる2人組ロックエレクトロバンド
birds melt skyが参加しているのも魅力となっています。

音楽的にもバッチリな双方がこんなかたちで融合してライブパフォーマンスを行うのか!と驚きもありましたが、男女混合4人スタイルというのはデビュー当時のバランスにも戻ったと言えるわけで、理想的な形で新たなチャプターに入った1000sayが堪能できるのがまさに今なのであります。

近年のライブではスイートなR&Bテイストも印象的な
APIのヴォーカルをフィーチャーした新曲もプレイされていて今後に期待が高まるわけです。birds melt skyとのタッグによる最新形1000sayはアグレッシヴながらもフレキシブルなステージアクションも魅力でますますフィジカル的な観どころが光っています。

チケットのご予約はコチラ!

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僕が強烈に推します1000sayを筆頭に⼩次郎 feat 惺光玖拾玖、EYRIE、朴に慄く…現在最も音楽的に刺激を受けているミュージシャンが結集する『その名はバディット vol.1』、
今の時代ならではのポップミュージック、ロックが観たい人、ご一緒しませんか?
是非前売りチケット、ゲットしていただけると嬉しいです。(北村和孝)

Newsコンサート・ライヴ情報
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投稿者
北村和孝

埼玉県西川口出身、現在も在住 (あるいは西新宿の職場に籠城)。
元はSSW志望だが90年代後半にrhythmagicを立ち上げて鍵盤やギターもプレイ。
新宿ヘッドパワーを拠点にバンド活動やイベント企画も2010年代まで行なっていた。
大東文化大学卒業後、音楽雑誌Playerに入社。2018年より編集長に。
『高見沢俊彦Guitar Collection 500』『高崎晃Guitar Collection』などの大型写真集、
まるまる1冊女性ミュージシャンで構成した『魅惑のMuses』などの別冊も手がけた。
惜しくも2023年7月で音楽雑誌Playerが休刊となり、フリーの編集者として再スタート。
自ら撮影、取材、インタビュー、執筆するDIYスタイルで洋邦問わず80〜90年代ロックを主体に、
ジャズ/フュージョン、ラジオ、サブカル関連を日々追い続ける。銭湯も趣味。
2024年早々、敗血症ショックで救急搬送されてご迷惑をおかけしましたが回復しつつあります!もう大丈夫!

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