ヨルシカ | 隠した素顔で神秘的なアーティスト「火星人」「ただ君に晴れ」文学的な歌詞と、魅惑のメロディが持つ魔力

※画像はこちらからお借りしました。

コンポーザーのn-bunaがボーカルsuisを迎えて2017年に結成したバンド・ヨルシカ
アニメ「小市民シリーズ」第2期オープニングテーマ「火星人」や代表曲「ただ君に晴れ」など、文学的で深い歌詞とsuisの透明感ある歌声で多くのファンを魅了しています。

n-bunaの「作者が作品より前に出ないようにしたい」というポリシーから、素顔やプロフィールは一切明かしていない神秘的なバンドでありながら、ライブパフォーマンスでは圧倒的な表現力で観客の心を掴んで離しません。
萩原朔太郎の詩を引用した「火星人」や、小説「アルジャーノン」からインスピレーションを受けた楽曲など、文学と音楽を融合させた独特な世界観が特徴です。

ヨルシカ

簡潔な来歴

n-bunaは2012年からVOCALOIDを使用して楽曲を制作する「ボカロP」としての活動を始め、「透明エレジー」がニコニコ動画のVOCALOIDカテゴリのデイリー総合ランキングで1位を獲得するなど、人気ボカロPとして地位を確立しました。

suisが2016年にn-bunaのライブにゲストとして参加し、n-bunaがその声の良さに惚れたことで意気投合し、2017年に2人でヨルシカを結成。
ヨルシカというバンド名は、1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲「雲と幽霊」の歌詞の一節「夜しかもう眠れずに」から取られたという背景があります。

2019年にユニバーサルJよりメジャーデビューを果たし、2019年4月に発売した1stフルアルバム『だから僕は音楽を辞めた』はオリコン初登場5位を記録するなど、各方面から高い評価を受けています。

HP、SNS等

ヨルシカおすすめ楽曲

火星人

「今いる場所を抜け出して火星に行きたいという曲」として制作された最新楽曲。
歌詞に出てくる「ぴんとたてた尻尾のさきから糸のやうなみかづきがかすんでゐる」は、萩原朔太郎の猫という詩からの引用で、文学と音楽の融合というヨルシカらしさが存分に表現された作品です。
アニメ「小市民シリーズ」のオープニングテーマとしても話題となっています。

ただ君に晴れ

ヨルシカの代表曲の一つとして多くのファンに愛され続けている楽曲。
切ない恋心を歌った歌詞とメロディが印象的で、ライブでは観客との一体感を生み出す名曲として知られています。
suisの透明感ある歌声が楽曲の世界観を美しく表現した傑作です。

言って。

感情の機微を繊細に描いた楽曲で、ヨルシカの文学的な歌詞の魅力が凝縮された作品。
日常の中の小さな想いを丁寧に紡いだ歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
ライブでは静寂の中に響く美しいメロディが観客の心を深く揺さぶります。

花に亡霊

生と死、記憶と忘却をテーマにした哲学的な楽曲。
ヨルシカが得意とする文学的な表現力が存分に発揮された代表作の一つです。
重厚なサウンドとsuisの感情豊かな歌声が織りなす世界観は、聴く者の心に深い印象を残します。

爆弾魔

社会への複雑な想いを歌った楽曲で、ヨルシカの持つ多面性を感じることができる作品。
文学作品からインスピレーションを受けた深い歌詞と、力強いサウンドが印象的です。
ライブでは観客との熱い一体感を生み出す人気曲の一つです。

まとめ

ヨルシカは「火星人」や「ただ君に晴れ」をはじめとする文学的で深い歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了し続けているバンドです。
萩原朔太郎の詩を引用した「火星人」や「アルジャーノン」からインスピレーションを受けた楽曲など、文学と音楽を融合させた独特な世界観は他に類を見ません。

文学的な歌詞とギターを主としたサウンド、suisの透明感ある歌声が若い世代を中心に支持されている理由は、彼らの音楽に触れることで必ず理解できるはずです。
ライブでは、神秘的なバンドでありながら親しみやすく人の心に近い世界観と、楽曲の持つ真の魅力をより深く体感することができるはずです。

最新曲「火星人」も含めて、彼らの深い音楽世界に浸ってみましょう!

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