Koki(carabina)インタビュー!「バンドじゅずつながり」by 高橋ちえ 第2回!【バディットマガジン電子ばん!】告知記事

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バディットマガジン電子ばん!

2025年1月10日(金)12:00 に公開の記事は

高橋ちえ による インタビュー連載
バンドじゅずつながりの第2回!

今回ご登場のアーティストは
carabinaカラビナ のベース&ボーカル、Koki

今回の「ウェブばん」では、
本記事の冒頭部分をチラ見せしちゃいます!
写真満載の本誌は、ぜひ「電子ばん!」でお楽しみください。

バンドじゅずつながり #02 Koki(carabina)

登場したバンドマンが次に
登場するバンドマンを紹介してつながっていこう!
というインタビュー企画が「バンドじゅずつながり」。
今は大々的に名前が知られていなくともこの先、
“ここで繋がってきたゲストが今や皆、すんごいことになってるじゃん!”
となっているのを期待して。
第1回目に登場した岩手のバンド・FUNNY THINK(ファニーシンク)の
ギター&ボーカル・金野一晟からの紹介で登場するのは、
carabina(カラビナ)のベース&ボーカル・Koki。
前身となるバンドは宮城県石巻市で結成、
KokiとYuta(Gt)が進学で上京してから
現メンバー及びこのバンド名となり、
関東を拠点に活動を続けている。
彼らの音源を聴いてもらえば分かるが、
非常に演奏がテクニカルかつ骨太なメロディックサウンドながら、
日本語の歌詞がすんなり心に響いてくるのがとても素晴らしい。
時に詩集を読んでいるかのような美しい日本語詞なのも
個人的にはポイントが高い。
このコーナー展開2回目ながら
今回も“間違いない”をわたし自身、自負するバンドが登場です!

取材・文:高橋ちえ
写真:しゅんた. /ちばほのか(@石巻BLUE RESISTANCE)

中学生の時、MONGOL800と一緒にステージに出ました!

ーまずは、carabinaというバンドの紹介からお願いします。

青春の青い炎を絶やさずに、
その時の熱さを社会人とか大人になっても忘れないように、
大事なものを繋げていく。
それをメッセージとして届けたい、
そんなバンドです。

ー(拍手)、バンドの結成は
オフィシャルHPのプロフィールには
“宮城県で開催された「AIR JAM 2012」での
Hi-STANDARDに魅了され”とありますね。

そうです。僕が中1・13歳の時、エアジャムがあったんです。
ギターのYutaとは幼稚園からの幼馴染 なんですけど、
Yutaの親御さんが地元で有名な加工食品の会社で働いていて
エアジャムに出店すると。
お手伝いでYutaがエアジャムに行くって言うんで、
自分はその時MONGOL800(以下モンパチ)が好きだったから
“モンパチもいるし、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とかも
見られて最高じゃん!”とか言ってて。
終わってから “エアジャム、どうだった?”って聞いたら
Yutaが“Hi-STANDARD(以下ハイスタ)っていうバンドが…”って。
え? ハイスタンダード? 全然知らない んだけど? から始まって、
アルバム『MAKING THE ROAD』(1999)を聴いたら
“うわぁ、やば!!”ってなって…
ハイスタというメロコアに出会ったところから、
バンドって面白いかもね、と思ったのが最初です。

ーいぎなり最高です! そこからバンドの結成というのは?

ハイスタをメッチャ聴いてたら、ちょうどモンパチが
素人参加型でMVの出演バンドを募集してて。
Yutaが “これに応募してみようと思うんだけど”って言うから、
“いいじゃん、いいじゃん!”って。
自分はピンボーカルの予定で、Yutaはギターが弾きたい、
同級生のドラムも見つかった、
で、ベースがいない…探したんですけど、
誰もやってくれなくて。
“モンパチもハイスタもベース&ボーカルだし、やれんじゃね?”
って僕がベースも始めて。それが最初です。
中学生の3人がMVの企画に応募するためにっていうきっかけで、
本格的に楽器を持って練習を始めたっていう感じですね。
それで応募したら結果、受かっちゃって…

ーほう!!

今もYouTubeで見られるんですけど
「Love song」 (『GOOD MORNING OKINAWA』収録/2013) のMVに、
中3の初々しい俺たちが出てきます(笑)。

ー確かに、これだろうという面影が認識できますね。
モンパチのメンバーに会ったことは?

石巻BLUE RESISTANCE(以下ブルレジ/宮城県)に
ツアーに来てくれた時(2013.11)、
“今日のライブ、来るの?”って
モンパチのスタッフの方から連絡があったんです。
“チケットが取れなかったんですよね”って伝えたら、
“メンバーが招待するって言ってるけど、来られる?”って。
“行きます!!” って、熱が出たと(嘘をついて)塾を休んで。

ー塾を休んだのはもう時効にさせてもらいましょう、それで?

なぜか、楽器を持ってリハーサルの時から来いって言うんですよね。
サインを書いてくれるのかなぁと思って一応、
楽器を持って行ってモンパチの皆さんと会って。
緊張しすぎて会話なんかもう全然覚えてないです。
それで、“アンコールで、ステージに出よっか?”って言われまして。
“無理無理、無理!!!” って感じだったんですけど、
キヨサクさんが“小ちゃくなっちゃいました〜って言って
(ステージ に)出ていけばいいんじゃない?
それでそのまま、僕ら(=モンパチメンバー)の楽器を使えばいいじゃん”
って言って。
実際、ライブ(本編)が終わったら俺らもハイになってたんで(笑)、
アンコールのステージに出たら
フロアが“え?”みたいな雰囲気になったんですけど、
マイク通して“小ちゃくなっ ちゃいました〜”って出て行ったら、
お客さんもめっちゃウケて(一同笑)。やった〜!!ってなって、
俺ら3人で「Love song」をやって。
すごいで すよね、記憶がないんですけど多分、やりきった… と思います。

ーすごいすごい! それから?

キヨサクさんが“でっかくなっちゃいました〜”って
言いながら(一同笑)メンバーも出て。
“バンドを続けてね”みたいなメッセージをもらって、
俺らは ステージを降りましたね。
去年かな、横浜のライブハウス・F.A.Dで
(バンドを始めた)初期衝動のコピー曲をやる企画に出た時に
「Love song」をやって、それをX(旧Twitter)にアップしたんですね。
そしたらキヨサクさんからリアクションが来たんですよ…
マジかぁ、やったー!!! っていう感じになりましたね。
あれっきりでしたけど、メチャクチャ嬉しかったですね。

ー続けていればこの先、
また一緒のステージに立てる時が来るかもしれない。
夢がある話です。そもそも石巻での学生時代、
バンド練習はどうしてました?

ブルレジの上にスタジオ(ARCO STUDIO)があったんですよ。
石巻で(スタジオは)そこしかないような場所があって、
1週間に1回ぐらい、遊びの延長のような練習に入ってましたね。

ー震災がなければブルレジもなかった
(補足:ブルレジは「東北ライブハウス大作戦」として
震災後の2012年にオープンしたライブハウス)と考えると
…バンドも導きなのかなと思ったり。

本当ですね、津波がなかったら…何をしてたんだろう。
間違いなくバンドはやってないと思いますね。
俺は小学校からずっと野球をやってたんですけど、
バンドを始めてからは家でベースを弾いてる方が楽しいや、
ってなっちゃって。

ーそうでしたか。それで高校生の時はブルレジを拠点に音を鳴らして。

そうですね、地元の高校でバンドをやってる奴らを集めて
イベントをやってました。
エアジャムの真似事がしたくて(笑)、いっぱいバンドを集めて。
当時、ライブハウスの人もメチャメチャ怖いなと思ったりしながら。
1つだけ話して良いですか、
ハイスタの難波(章浩)さんってマイクスタンドを
真っ直ぐなストレートスタンドを使ってて、
“俺なんかがストレートスタンド使ってもな…”とは思いながら、
でもブルレジのスタッフの人に
“ストレートスタンドでやっても良いですか?”って言ったら、
“ふーん、偉くなったじゃねーか”って言われて。
でも俺はもうそこから、ストレートスタンドを使ってます(一同笑)。

…インタビューはまだまだ続きます!

本編は【バディットマガジン電子ばん!】で!

本編は
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2025年1月10日(月)、
12時に こちら にて公開します!
※時間になるまで非公開となります

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