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奈良県出身の男性3人組ロックバンド・Age Factoryは、パンク・ポストハードコア・オルタナティブロック・ヒップホップなど様々なジャンルの要素を3ピースというシンプルな編成で体現しながら、「現代若手ロックのバケモノ」とまで称される圧倒的な存在感を放っています。
メンバーが全楽曲のミックス・マスタリングを自ら担当するという完全セルフプロデュースのスタイルと、アルバムごとに音楽的な深化を続ける姿勢が、コアなロックリスナーから絶大な支持を集めています。
この記事では、そんなAge Factoryのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。
Age Factory
メンバー紹介
清水英介(Vo / Gt) Age Factoryの結成者であり、作詞とほぼすべての楽曲の顔となるボーカル・ギタリスト。
荒々しく野太い声質と、感情を剥き出しにした歌い方が最大の武器で、LOSTAGEやFall Out Boyなどに強く影響を受けた音楽観を持ちます。
西口直人(Ba / Cho) バンドのベースラインを支えるベーシスト兼コーラス担当。
ハードコア・パンクからR&Bまで幅広い音楽的素養を持ち、ビッグビート的なニュアンスを意識したベースアプローチが楽曲に独自のグルーヴをもたらしています。
増子央人(Dr / Cho) バンドに途中から加入したドラムス兼コーラス担当。
多様なジャンルを横断するAge Factoryのサウンドを、ドラム1つで引き受けるタフなリズムを備えており、ライブでの爆発力の根幹を担っています。
楽曲によってはミックス・マスタリングも担当するという、技術面でもバンドに貢献する存在です。
バンド名は、清水が漫画「ONE PIECE」を読みながらギターを弾いていた際に見つけた「アイスエイジ」という言葉と、当時使用していたジャムズファクトリーのピックを組み合わせて命名しました。
簡潔な来歴
Age Factoryは、清水英介が高校1年生のころに同級生とともに奈良で結成したバンドです。
メンバーチェンジを経て現在の清水・西口・増子の3人体制が確立し、「戦う人間のために音楽を」というメッセージを掲げ、地元の奈良を拠点にしながら年間100本近くのライブを全国各地で展開する、徹底したライブバンドとしての活動スタイルが基盤にあります。
ミニアルバムから始まったリリース活動は、フルアルバム「LOVE」でその方向性を世に示し、続く「GOLD」ではさらに多様な音楽的挑戦が詰め込まれました。
DAIZAWA RECORDSへとレーベル移籍後は、ハードコアナンバー「CLOSE EYE」・繊細なエモ「HIGH WAY BEACH」・不安定なアンセム「nothing anymore」と、異なる3つの表情を持つ楽曲を連続リリースし、その振り幅を一気に証明します。
フルアルバム「EVERYNIGHT」リリース後には、Zepp Tokyoでのリリース記念ワンマンライブを成功させました。
最新フルアルバム「Songs」では全楽曲のミックス・マスタリングをメンバー自ら手がけ、完全セルフプロデュースのロックバンドとしての在り方を体現しました。
2022年にはラッパーのJUBEEとオルタナティブユニット「AFJB」を結成するなど、音楽の枠を自ら広げ続けています。
HP、SNS等
Age Factory 公式サイト
Age Factory 公式YouTube
Age Factory 公式X
Age Factory Wikipedia
Age Factory おすすめ曲
HIGH WAY BEACH
「繊細さ」と「激しさ」がAge Factoryの中に共存していることを証明した楽曲です。
ゲストコーラスを迎えた柔らかなサウンドと、それが徐々に高揚していく展開は、これ1曲だけでAge Factoryという3ピースの振り幅の広さを体感させてくれます。
ロックが苦手な方でも入りやすい、Age Factoryの入門曲として最もおすすめの一曲です。
CLOSE EYE
社会問題を羅列することから始まる、衝撃的な問題提起の楽曲です。
ハードコアパンクの衝動と、現代社会への怒りが圧縮された歌詞・サウンドは、ライブで演奏されるたびに観客を飲み込む圧倒的なエネルギーを放ちます。
「闘う人間のために音楽を」というバンドのメッセージが最も鮮烈に刻まれた楽曲で、Age Factoryというバンドの核心を知るうえで欠かせない一曲です。
Everynight
アルバム「EVERYNIGHT」のタイトルトラックであり、Age Factoryの音楽的な深化がひとつの完成形を迎えた楽曲です。
夜という時間帯に宿る孤独・期待・倦怠が、青みがかったサウンドとともに広がっていく構成は、「HIGH WAY BEACH」とも「CLOSE EYE」とも異なる第三の表情を魅せています。
新たにAge Factoryのファンになる人を続出させた、重要な作品です。
Blood in blue
「Songs」収録の楽曲で、青という色が持つ複数のイメージ——憂鬱、鮮烈、純粋——をサウンドと歌詞で表現した意欲的な一曲です。
ラッパーのphritzによるリミックス版もリリースされており、ジャンルを越えた広がりを見せるAge Factoryの現在地を象徴しています。
3ピースバンドの枠に収まりきらないサウンドの多様性と、清水英介の情念的な歌声が融合した、現在のAge Factoryを最もよく体現する楽曲のひとつです。
Lonely star
「Songs」収録の先行配信シングルとしてリリースされた楽曲で、Age Factoryの最新の音楽的到達点を示す一曲です。
「溢れる光 落っこちてきた天使達のように」という歌い出しが示すとおり、これまでの楽曲の中でも特に詩的で情景豊かな世界観が展開されています。
ハードコアとエモとオルタナを行き来してきたバンドが辿り着いた「星」のような静けさと輝きを孕んだ作品です。
Age Factory まとめ
Age Factoryは、「闘う人間のために音楽を」という言葉を一切ブレることなく体現し続けてきた奈良発の3ピースロックバンドです。
ボーカルの清水英介が高校生のときに結成したバンドが、年間100本のライブを積み重ね、Zepp Tokyoワンマン成功・5枚のフルアルバムリリースへと至った軌跡は、ただひたすら音楽と向き合い続けた誠実さの産物といえます。
ポップパンク・ハードコア・オルタナティブロック・ヒップホップと、アルバムを重ねるごとに音楽的なフィールドを広げながら、どの楽曲にも「Age Factoryとしての芯」が一切揺るがずに宿っているというのは、多くのバンドが達成できていないことです。
「HIGH WAY BEACH」で繊細さに触れ、「CLOSE EYE」で怒りに打ちのめされ、「Everynight」で夜の孤独を分かち合い、「Blood in blue」と「Lonely star」で現在形のAge Factoryに追いつく——その旅がAge Factoryを聴くということです。
JUBEEとのユニット「AFJB」など、ジャンルの外へと手を伸ばしながらも、ロックバンドとしての本質からは一歩も動かない。
まだ聴いたことがない方は、「HIGH WAY BEACH」か「Everynight」からぜひ聴き始めてみてください。


