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ヒグチアイは、香川県生まれ・長野県育ちの女性シンガーソングライターで、鍵盤を相棒に弾き語りスタイルで唯一無二の表現を届けるアーティストです。
「悪魔の子」はTVアニメ「進撃の巨人 The Final Season Part 2」のエンディングテーマとして起用され、Apple Music J-Popランキングでは118か国でトップ10入り。
アジアを中心に海外でも熱狂的なファンを生みました。 しかしその名が国際的に広まるはるか前から、年間150本以上のライブをこなし続けてきた地道な活動の積み重ねがあります。
ドラマや映画の主題歌、他アーティストへの楽曲提供、作詞家としての「樋口愛」名義での活動など、才能の発揮される場は枚挙にいとまがありません。
この記事では、そんなヒグチアイのプロフィール・来歴・おすすめ曲を一気にまとめます。
ヒグチアイ
ヒグチアイ紹介
ヒグチアイは、ビクターミュージックアーツ所属・ポニーキャニオンレーベルの女性シンガーソングライターです。
2歳からクラシックピアノを習い始め、その後ヴァイオリン・合唱・声楽・ドラム・ギターと多彩な音楽体験を積み、18歳から鍵盤弾き語りスタイルでの活動をスタートさせました。
まっすぐに伸びるアルトヴォイスと、ピアノに語りかけるような演奏が生み出す世界観は、聴く人の感情を深いところから揺さぶります。
「樋口愛」名義では、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の主題歌を含む多数の楽曲の作詞も手がけており、シンガーと作詞家の二面を持つアーティストです。
簡潔な来歴
幼少期から音楽一家に育ち、母がピアノの教師だったことで2歳よりクラシックピアノを習い始めます。
高校時代には東京事変のコピーバンドを組むなどポップスへの関心を深め、高校3年生からオリジナル曲の制作もスタートしました。
大学進学のために上京し、音楽大学のジャズ・ヴォーカル専攻で学びながら、18歳より鍵盤弾き語りシンガーソングライターとして活動を本格化させます。
その後、年間150本以上のライブをこなしながら自主制作CDを精力的に手売りするという地道な下積みを経て、初の全国流通アルバムをリリース。
FUJI ROCK FESTIVALやRISING SUN ROCK FESTIVALといった大型フェスへの出演も果たし、アルバム「百六十度」でのメジャーデビューを実現します。
ポニーキャニオンへの移籍後にリリースした「縁」はテレビ東京系ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」のエンディングテーマに起用され、より広い層へ届くきっかけとなりました。
そして「悪魔の子」がTVアニメ「進撃の巨人 The Final Season Part 2」のエンディングに抜擢されると、世界118か国でApple Music J-Popランキングトップ10入り。
また「樋口愛」名義での作詞活動でも「ぼっち・ざ・ろっく!」の楽曲群を手がけ、「下北沢の文豪」の異名を得るほどの作詞家としての評価も確立しました。
HP、SNS等
ヒグチアイ 公式サイト
ヒグチアイ 公式X
ヒグチアイ 公式Instagram
ヒグチアイ 公式YouTube
ヒグチアイ Wikipedia
ヒグチアイ おすすめ曲
悪魔の子
TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season Part 2」のエンディングテーマとして書き下ろされた、ヒグチアイの代名詞とも言える楽曲です。
「正しさとは自分のこと強く信じることだ」という言葉が1曲の中で揺らぎ、最後には「心には悪魔の子」へと着地する歌詞の構造が、作品の世界観と完璧に呼応しています。
THE FIRST TAKEでのピアノ弾き語り一発撮りバージョンも、ヒグチアイの実力を堪能できる必見の映像です。
東京にて
東京という街を生き抜く人間の孤独と誇りを正面から描いた、ヒグチアイの代表的な一曲です。
都会に生きる人が感じる「自分の場所に居続けること」への葛藤と、それでも前に進む姿が、飾らない言葉で綴られています。
東京という場所に深い縁を持つ人にはもちろん、地方から上京した経験がある人にも刺さる、普遍的な感情を宿した楽曲です。
縁
テレビ東京系ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」のエンディングテーマとして書き下ろした楽曲で、ポニーキャニオン移籍後の第一弾配信シングルです。
長年の関係性が育む「愛憎と信頼」を、ヒグチアイらしい毒気とユーモアを交えて表現した一曲で、従来の弾き語りスタイルとは一味異なるカントリー風味のアレンジが新鮮な印象を与えます。
ヒグチアイの守備範囲の広さと、書き下ろしへの誠実な向き合い方が伝わってくる楽曲です。
悲しい歌がある理由
「働く女性」をテーマにした3ヶ月連続リリース三部作の第一弾として配信された楽曲です。
「お姫様みたい、と褒められてから着続けてる真っ白いワンピースはもう制服です」という歌い出しから始まる歌詞が、社会の中で感情を押さえ込んできた女性の本音を、鋭くかつ温かく代弁しています。
つらい経験を重ねてきた人が、この曲を聴いて「やっと言葉にしてもらえた」と感じる、ヒグチアイの作詞力の真骨頂とも言える一曲です。
やめるなら今
職場の不条理や板挟みの中で消耗する女性の心情を、痛烈なユーモアとともに描いた楽曲です。
ミュージックビデオにはヒグチアイのファンでもあった女性ピン芸人の吉住が出演しており、楽曲の世界観をリアルに体現しています。
「もっと早くこの曲を知りたかった」と感じるリスナーが多い、強烈な共感力を持つ一曲です。
ヒグチアイ まとめ
ヒグチアイは、鍵盤弾き語りという一見シンプルなスタイルの中に、膨大な音楽的教養と鋭い言語感覚を詰め込んだシンガーソングライターです。
2歳からピアノを習い、音楽大学でジャズ・ヴォーカルを専攻した技術的な土台の上に、年間150本以上のライブで磨かれた表現力が乗っています。
「悪魔の子」の世界的ヒットは突然の出来事ではなく、長い下積みの年月がようやく世界に届いた瞬間でした。
「縁」「悲しい歌がある理由」「やめるなら今」に見られるような、社会の不条理や人間関係の機微をユーモアと毒気で包む歌詞は、特に感情をうまく言葉にできない人の代弁者として機能します。
「樋口愛」名義での作詞家活動も含めると、その才能はシンガーという枠をはるかに超えています。
「悪魔の子」で初めてヒグチアイを知った方も、ぜひ他の楽曲にも触れてみてください。 一曲聴けば、そのアルトボイスと言葉の力に、きっと引き込まれるはずです。


