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茨城県で結成されたヴィジュアル系ロックバンドMUCC(ムック)。
昭和歌謡のようなメロディとメタルの重厚さを融合させた独自のサウンドで、国内外から高い評価を得ています。
社会風刺や負の感情をテーマにした文学性の高い歌詞と、激しくもキャッチーなサウンドが特徴的な彼らは現在3人編成で活動しており、その変わらぬ熱量とライブパフォーマンスは多くのファンを魅了し続けています。
MUCC
メンバー紹介
逹瑯(たつろう)
- 担当:Vo
- MUCCの顔として力強いボーカルを担当。
BUCK-TICKに影響を受けた野太い歌声が特徴で、他のヴィジュアル系バンドとは一線を画す存在感を放っています。
社会派の歌詞を多く手がけ、バンドのメッセージ性を支えています。
ミヤ
- 担当:Gt
- MUCCの楽曲の多くを作詞・作曲し、ほぼ全ての楽曲のプロデュースも担当しています。
プロデューサーやエンジニアとしても活動し、DJ「1979」名義でのクラブイベントプロデュースも行う多才なメンバーです。
YUKKE(ユッケ)
- 担当:Ba
- 1999年に加入したベーシスト。
個性的なベースラインでバンドサウンドの土台を支えています。
作詞・作曲も手がけ、MUCCの多彩な音楽性を形作る重要な存在です。
ライブ時にはサポートメンバーとして吉田トオル(Key)が加わることもあります。
簡潔な来歴
MUCCは、逹瑯とミヤが中心となって茨城県で結成されたロックバンドです。
水戸ライトハウスを中心に活動を開始し、THE BLUE HEARTSやGLAYのコピーからスタートしています。
上京後、自主レーベル「朱」を設立し、着実にファンベースを拡大。
ユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たし、日本武道館での単独公演を成功させました。
その後も精力的な活動を続け、幕張メッセ、国立代々木競技場第一体育館といった大規模会場でのワンマンライブを次々と開催しています。
海外での評価も高く、ヨーロッパやアメリカの大型フェスに出演。
北米34か所、ヨーロッパ18か所を回る「Rockstar Taste Of Chaos」ツアーでは、Avenged SevenfoldやBullet for My Valentineといった世界的バンドと共演し、日本公演ではヘッドライナーを務めました。
3人編成の現在は、徳間ジャパンコミュニケーションズから3度目のメジャーデビューを果たすなど、常に新たな挑戦を続けています。
また6月9日を「ムックの日」と定め、毎年さまざまなイベントを展開していることでも知られています。
HP、SNS等
MUCCおすすめ曲
流星
テレビ東京「JAPAN COUNTDOWN」のエンディングテーマにも起用された代表曲です。
星空をテーマにした詩的な歌詞と、疾走感あふれるメロディが印象的な楽曲。
サビの切なさと力強さが共存するサウンドは、MUCCらしさが凝縮されています。
ライブでも定番の人気曲で、多くのファンに愛され続けている一曲です。
アゲハ
挑発的な歌詞と激しいサウンドが特徴的な楽曲です。
「美しく舞い堕ちるアゲハ」というフレーズが印象的で、愛と喪失をテーマにした世界観が展開されます。
失ってから気づく大切なものの存在を歌い上げており、聴く人の心に深く響きます。
最後には希望の光が差す歌詞構成になっており、絶望の中にも前向きなメッセージを感じられる名曲です。
ファズ
MUCCの音楽性の幅広さを示す楽曲で、エレクトロニカ要素とヘヴィなロックサウンドが見事に融合しています。
実験的なアプローチでありながらキャッチーさも兼ね備えた、バンドの進化を感じさせる一曲です。
ニルヴァーナ
一度聴いたら思わず口ずさんでしまうメロディック・ロック・サウンドが魅力の楽曲です。
哀愁を感じさせながらも希望の光が射す未来へと向かっていく歌詞が心に響きます。
MUCCらしい文学性とポップさのバランスが絶妙で、ファンの間でも人気の高い一曲。
シングルとしてリリースされ、バンドの代表曲のひとつとなっています。
我、在ルベキ場所
MUCCのメジャーデビューシングルとして、バンドにとって記念碑的な楽曲です。
メタルの重厚さと激しさに昭和歌謡のようなメロディを乗せるという、MUCCの音楽性の原点が詰まっています。
社会派の歌詞と圧倒的な演奏力が融合した名曲で、ヴィジュアル系シーンに新たな風を吹き込みました。
バンドの核となるサウンドを確立した重要な一曲です。
MUCC まとめ
MUCCは、逹瑯(Vo)、ミヤ(Gt)、YUKKE(Ba)からなる3人組ロックバンドです。
茨城県で結成され、ヴィジュアル系ロックシーンを代表する存在として四半世紀以上にわたり活動を続けています。
昭和歌謡のメロディとメタルの重厚さを融合させた独自のサウンド、社会風刺や負の感情を赤裸々に描く文学性の高い歌詞が特徴です。
活動を続けるにつれてポップ、エレクトロニカ、ダンス、民族音楽といった多様なジャンルを取り入れ、常に進化を続けています。
国内では日本武道館、幕張メッセ、国立代々木競技場第一体育館などでの単独公演を成功させ、海外でも13か国約150本という圧倒的な公演数を誇ります。
SUMMER SONIC、LOUD PARK、OZZFEST、KNOTFEST JAPANといった大規模フェスにも出演し、国内外で高い評価を獲得しています。
3人体制となってからも音楽性とライブの熱量は変わることなく、むしろより研ぎ澄まされています。
公式YouTubeチャンネルや各種音楽配信サービスで楽曲を視聴できますので、まずは代表曲から聴いてみてください。
MUCCの世界観にきっと引き込まれるはずです。
ライブでしか味わえない圧倒的なパフォーマンスもぜひ体験してみてください。


