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ファンクに対する日本語の乗せ方を確立し、その独特な語感は「岡村語」と呼ばれる岡村靖幸。
渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らへの楽曲提供で注目を集め、自身もアーティストとしてデビューしました。
和製プリンスと称される大胆なステージング、ファンクサウンドで人気を集め、ファン(ベイベ)から熱烈な支持を受けています。
この記事では、日本語ロック・ファンクの第一人者の全貌に迫ります。
岡村靖幸
岡村靖幸(おかむら やすゆき)は、兵庫県神戸市出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサーです。
自称「シンガーソングライターダンサー」で、ニックネームは「岡村ちゃん」。
ファンは「ベイベ」と呼ばれています。
ブラックミュージック、ロック、ポップス、歌謡曲など様々な音楽のエッセンスを吸収・発展させたメロディとアレンジが特徴で、グルーヴィーであったりじっくり聴かせるものであったりと自由自在です。
渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之、CHARA、一青窈らへの楽曲提供でも知られ、川本真琴のデビュー曲「愛の才能」のプロデュースで高く評価されました。
簡潔な来歴
岡村靖幸は高校生の頃から作詞作曲の才能を発揮し、小室哲哉などと共に渡辺美里に提供した楽曲で有名になります。
19歳で作曲家としてデビューし、渡辺美里、吉川晃司らに楽曲を提供しつつ、シングル「OUT OF BLUE」でアーティストとしてもデビューを果たしました。
翌年には1stオリジナルアルバム「yellow」をリリースします。
映画「Peach どんなことをしてほしいのぼくに」に主演するなど、俳優活動も展開しました。
一時期活動ペースは緩みましたが、石野卓球とのコラボレーション「岡村靖幸と石野卓球」で復活を果たします。
セルフカバーアルバム『エチケット』をリリースし、山中湖での野外ライブイベントでライブに復帰しました。
以降は全国ツアーを定期的に開催し、現在も精力的に活動を続けています。
HP、SNS等
岡村靖幸おすすめ曲
だいすき
岡村靖幸の代表曲として、多くの人々に愛されているヒット曲です。
ストレートなタイトルと歌詞が印象的な楽曲となっています。
岡村靖幸らしいファンキーなサウンドとキャッチーなメロディが特徴的です。
独特の「岡村語」も感じられ、一度聴いたら忘れられない中毒性があります。
カルアミルク
岡村靖幸の人気曲として、ファンから絶大な支持を得ている楽曲です。
お酒の名前をタイトルにした、独特の世界観が広がります。
甘く切ないメロディとファンキーなグルーヴが印象的で、岡村靖幸の音楽性がよく表れています。岡村靖幸の代表曲の一つとして、多くの人々に親しまれている一曲です。
どぉなっちゃってんだよ
タイトルからして岡村靖幸らしい独特の語感が光る楽曲です。
「岡村語」の魅力が存分に発揮された作品となっています。
ファンキーなリズムと岡村靖幸ならではの歌い回しが印象的です。
聴く人を独特の世界観に引き込む力を持った楽曲となっています。
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
長いタイトルが話題となった楽曲で、岡村靖幸の遊び心が感じられます。
ブラッシュアップ版もリリースされるなど、長く愛されている作品です。
青春の甘酸っぱさと切なさが描かれた歌詞が印象的です。
岡村靖幸の繊細な表現力が光る楽曲となっています。
ビバナミダ
テレビアニメ「スペース☆ダンディ」の主題歌として起用され、アニメスタッフによるPVも制作された楽曲です。
アニメファンにも広く知られる作品となっています。
岡村靖幸らしいファンキーなサウンドとアニメの世界観が見事に融合しています。
新たなファン層の獲得にも貢献した重要な楽曲です。
まとめ
岡村靖幸は、兵庫県神戸市出身のシンガーソングライター・音楽プロデューサーとして、日本の音楽シーンに大きな足跡を残しています。
19歳で作曲家としてデビューし、渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らに楽曲を提供しながら、自身もアーティストとして活動を開始しました。
ファンクに対する日本語の乗せ方を確立し、その独特な語感は「岡村語」と呼ばれ、唯一無二のスタイルを築き上げています。
和製プリンスと称されるハレンチかつ大胆なステージングと、ブラックミュージック、ロック、ポップス、歌謡曲など様々な音楽のエッセンスを自在に操る才能が魅力です。
「だいすき」「カルアミルク」「どぉなっちゃってんだよ」など、多くのヒット曲を生み出し、ファン「ベイベ」から熱烈な支持を受けています。
川本真琴のプロデュースなど、音楽プロデューサーとしても高い評価を得ています。
一度聴けば、彼の独特の「岡村語」とファンキーなサウンドに引き込まれるはずです。
岡村靖幸の音楽は、日本語ロック・ファンクの可能性を示し続けてくれるでしょう。


