バディットマガジンWEBばん!で
イチオシのアーティストを紹介し輪を繋いでいく
✨✨アーティストのわ ✨✨
前回の中村知志君に続き、
同じ軽音楽部
「Soka Music Society (SMS) 」
から登場してくれるのは
青春パンクバンド、
エンドルフィンさん!
軽音の部活動を通して音楽を聞いている人に、
みんなからアドレナリンのような
覚醒状態を引き出したいという意味から、
エンドルフィンが誕生した。
主に八王子にて活動している。
エンドルフィンインタビュー
4ピースでバンドがやりたかった
ではまず自己紹介をお願いします!
はるき:
ボーカルのはるきです。
ドリアがすごい好きです!!
つばさ:
ギターのつばさです。
兵庫が地元で、
好きなアーティストは
カネコアヤノさんです。
YOSHIKI:
YOSHIKIです。
エンドルフィンで
ドラムを務めてます。
僕だけ1つ年下です。
好きなアーティストは
Makiさんや
KOTORIさんが好きです。
つばさ:
あとベースが
ラテといいます。
※ベースのラテさんは残念ながら病欠
はるき:
抹茶ラテがめちゃくちゃ好きで
ラテって呼ぶようになって。
つばさ:
ひねりのない(笑)。
性格はのほほんとしてて、
周りに合わせちゃう優しいキャラです。
元々ギターだったんですが
4ピースでバンドがやりたかったのもあり、
パートが被ってるのでベースを
弾いてくれることになりました。
なのでベースを始めてまだ1年くらいです。
紹介してくれた中村知志君との繋がりは?
つばさ:
繋がりは軽音部のSMSで
出会ったのがきっかけで
かずしは軽音部の外で
唯一活動経験があって、
僕らは音楽をかずしに
教えてもらってました。
1、2年生の頃は
外のバンドの活動が忙しくて
あまり部活に来れてなかったんですが、
行事には顔を出してくれてて。
特に3年生になって
2個下の後輩ができてからは
後輩を助けるというか、
SMSを育てるまとめ役に
なっていってて。
僕らがバンドを始める時にも
かずしにアドバイスもらったり、
YOSHIKIにドラムを
教えてもらったり。
繋がりとしては部活の仲間って感じです。
最初は誰も音楽できるやつがいなかった
バンドを組んでまだ1年ぐらいなんですか?
つばさ:
まだ1年経ってないくらいですね。
はるき:
去年の10月の学祭が
初めてのステージだったので。
つばさ:
このメンバーで
バンドを組むって決まったのが、
去年部活でやった合宿終わりです。
1年前くらいですね。
メンバーは全員同期の男子が
理想だったんですけど、
ドラマーがいなかったので
最初オリジナルバンドの
話は出さずに
1つ後輩のYOSHIKIを
ブルーハーツさんの
コピーバンドに誘って。
上手さとかは関係なく
楽しいメンバーで
バンドをやろうっていうのが
3人の共通意識でありました。
でもその合宿で結局演奏が
できないまま終わっちゃって。
で、同じメンバーのままで
学祭のオーディションに
出ようってなって、
YOSHIKIをバンドに誘って
1週間後くらいに返事をもらって、
そこでエンドルフィンを組みました。
はるき:
最初は何もわからない状態で
正直誰も音楽できる
やつがいなかったので、
オリジナルのバンドで活動してる
先輩に助けを求めながらやってました。
ドラム加入の話があって
1週間くらい考える時間があったと思いますが、
バンドに入るのは迷いましたか?
YOSHIKI:
迷いました。
オリジナルバンドって
特別なものだと感じてて、
エンドルフィンに誘われた時は
まだドラムを始めて半年くらいで、
ほんとに自分でいいのか
というのもあって、
気安くやりますとは
言えなかったですね。
最終的に入ると決めたきっかけはありましたか?
YOSHIKI:
最終的に決めたのは人ですね。
この人たちと練習してたら
楽しいなと思ってました。
当時はまだ同期と仲良くなる前で
先輩と仲良くさせてもらうことが多くて、
居心地が良くてこの3人なら
ついていこうと思って決めました。
…今は同期と仲いいですか(笑)?
YOSHIKI:
今は仲良いです(笑)。
あと当時は学校の外で
ライブするなんて思ってなかったので。
とりあえず学祭を目標にやってみない?
って感じだったんで、
それならいいかなと思って(笑)。
つばさ:
騙したみたいになってる(笑)。
はるき:
実は学校の外にも行くみたいな(笑)。
YOSHIKI:
え?みたいな(笑)。
全然メンバーで
言ってることが違うんですよ。
つばささんはとりあえず学祭まで、
ラテさんは外でもやりたい、
入ってから言ってることが
バラバラだったな(笑)。
つばさ:
性格が出ましたね(笑)。
ラテは夢は大きくみたいなタイプで、
僕は結構現実を見ちゃうタイプで…。
だから結構惑わせちゃいましたね。
裏で支える役をしようと
リーダーはいますか?
はるき:
外の方と連携するときは
基本つばさですね。
つばさ:
バンドの顔は、はるきです。
はるき:
これには理由があって、
僕は結構粗相をしちゃうんですよ。
自分では正しいと思ってても
一般の人からしたら
失礼みたいなこともあって、
そういうのは
つばさが指摘してくれて。
僕、多分裏の仕事は
やらない方がいいなって(笑)。
外に行くと大人の方が
関わってくるんで
そういう場所ではつばさが
積極的にコミュニケーションを
取ってくれることは多いですね。
つばさ:
その形態が成り立ってるのも
去年ははるきが
軽音部の部長だったんです。
僕はやらないよって言ってたんですが
結局はるきが部長になって。
その時は裏で支える役をしようと
思ってたんですけど。
はるき:
というよりかは
僕が頼ってたって感じです。
つばさは高校の時に
生徒会長やってたし頼ろうって。
だからよくいろんな指導を
していただきました(笑)。
でもほんと良い経験になりました。
つばさ:
僕は部長とか前に出ることは
もうしないけど
やるなら支えるというのは言ってて、
高校の経験を活かして
裏方でいいかな
というのが大きかったです。
最終的にしっくりきたのが『エンドルフィン』
バンド名は誰がつけましたか?
つばさ:
元々『刃牙』が好きで、
『刃牙展』の脳内麻薬Tシャツを買ったんですよ。
それを好きでよく着てて
その時にバンドが始まって、
バンド名どうする?
ってなった時に
候補で何個かいいのもあって…
ラテの考えたのは
くそダサかったんですけど(笑)。
最終的にしっくりきたのが
『エンドルフィン』でした。
エンドルフィンっていうのは
アドレナリンよりもう1個上の
脳内麻薬の名前で、
そんなのを出せるライブをして
お客さんも楽しんでくれたら
いいよねっていう思いから決めました。
ちなみに好きなキャラは?
つばさ:
花山薰です。
わかる。
つばさ:
烈海王も好きです。
オリジナルの曲はどなたが作っていますか?
つばさ:
最初の方は
歌詞を1人1曲書いて
こんなメロディーにしたい
というのを提案して、
ドラムと合わせて
コードを当てはめて
どんどん足し算方式で作りました。
歌詞が最初なんですね。
つばさ:
まずコード進行の勉強から
始めるくらいのレベルだったんで
最初は先輩に頼り切りながら。
歌詞は自分たちで書かないと
自分らの音楽とは
胸張って言えないと思って
自分たちで書こうと。
ちょっと似てる曲とか
その人の特徴が出てる曲もあれば
全然違う曲だったり。
結果的にこのスタイルで
良かったのかなという感じはしています。
では今もそのスタイルで作っていますか?
つばさ:
そうですね。
持ち曲は7曲あって
エンドルフィンのテーマソングは
みんなで作りました。
「他の居場所」
「ユートピア」
「make me music」
をはるきが書いて、
「終わらない夢」
「友達」
がラテ、
「ワスレナイ」
は僕が書いた曲ですね。
次はドラムが書いてほしいな(笑)。
はるき:
お待ちしております(笑)。
元々青春パンクみたいな曲が好きなのですか?
はるき:
いや、元々ボーカロイドとか、
歌い手がめちゃくちゃ
好きだったんですけど、
大学入ってから
先輩がボーカルをやってるバンドが
僕らの企画ライブの
ゲストバンドに来てくれて、
めちゃくちゃかっこよくて。
僕はメロディーから入るんですけど、
歌詞は一切聴き取れなかったんです。
なんですけど
メロディーがめちゃくちゃ
熱い曲ばっかりで
そこから青春パンクって
めちゃくちゃかっこいいんだなって
好きになりました。
そこから青春パンクとか
ハルカミライさんとかを
聴くようになりました。
つばさ:
元々メンバー全員
それまでは青春パンク
好きな人がいなくて、
コピーバンドで
ブルーハーツさんをやったので
その名残りもあって、
このバンドには
青春パンクが合うんじゃない?
ってなりました。
ブルーハーツバンドをやったのは思いつきで?
はるき:
つばさがブルーハーツさん
やりたいって言って、
僕は「リンダリンダ」しか
知らなかったんです。
ライブをやる時はみんなで
盛り上がれる曲がやりたくて
つばさが「リンダリンダ」
やってるバンドだよって教えてくれて
“あのバンドか、やる!”って、
つばさの提案で始めました。
つばさ:
多分はるきなら
甲本ヒロトさんに
寄せられるなと思って、
それで誘って。
じゃあつばさ君は割とそういうのが元々好きだった…?
つばさ:
いや(笑)。
僕が好きなのは
カネコアヤノさんとか
星野源さんとか、
ちょっと落ち着いた系の音楽で。
でもはるきと一緒で
先輩のバンドを観て
今まで青春パンクとかの音楽には
触れてこなかったけど、
実際に観たからこそ
直に影響をうけました。
ちなみにYOSHIKI君はどんな音楽が好きですか?
YOSHIKI:
幅広いです。
ボカロ、洋楽、邦ロック、
K-POPとかも聴いてたんで、
青春パンクが特別好きな
わけではなかったんですけど、
自分がドラム叩く側だとしたら
複雑な音楽より、
シンプルで盛り上がる曲が
好きなんです。
ブルーハーツさんとかは
結構シンプルじゃないですか。
でもあれだけ盛り上げられる曲って
すごいなって思って。
そういうのもあって
エンドルフィンの曲も
難しいことはしてないです。
もうスタンプカードみたいな
楽曲はレコーディングして音源になったりしてますか?
はるき:
まだですね。
つばさ:
ライブできるくらいには
曲が増えてきたので
やってもいいかなって
感じではあります。
ロック研究会っていう
別の軽音部の
仲いい先輩の友達が
専門学校に行ってて、
レコーディングを
手伝ってくれるそうで。
僕はお互いができることを
助け合うみたいな、
そういう関係性が
めちゃくちゃ好きなんで、
お願いしようかなと思っています。
自分達でDAW等を使って録音したりもしますか?
つばさ:
僕は全然わからないです。
はるき:
やってないよね(笑)。
つばさ:
いつもスマホで録音して聴くだけ…
もう本当にそのレベルです。
はるき:
そこにまだ手を出してない感じです。
つばさ:
練習に入るごとに
フレーズとかキメとか変わっていくし、
まだまだ成長中なので。
全員、同時に何個も
目標達成しようと思ったら
無理になっちゃうタイプなので
まず自分らが楽しんで
その次のライブはこう、
それできたら次、
もうスタンプカードみたいな。
一気に何個もスタンプを
押すんじゃなくて、
とりあえず1個1個押していこう
みたいな共通意識がありますね。
3つ同時にやったら
2つはできても
今まで出来てた他のことも
またできなくなるので、
後戻りだけはしないようにしてます。
ギターはES-335的なやつですよね?
つばさ:
そうです。
エンドルフィンをやると
思ってなかったので、
このバンドのためというより
持ってるギターを使ってるって感じです。
いつから使ってますか?
つばさ:
大学1年からです。
エフェクターは
ブルースドライバーの技のほうと、
ディレイ、ボリュームペダルと
チューナーです。
でも最近は
ボリュームペダルだけでやってます。
アンプ直が正義みたいな(笑)。
つばさ:
そっちの方が(笑)。
エフェクター踏むにも
意識行っちゃうんで。
アンプ直が1番
かっこいいのかなと
思いますが模索中です。
ベースもチューナーだけなんで。
ベースはすごく渋いジャズベですよね?
つばさ:
ちょっと昔の
フェンダーのを使ってて。
ベースを始めたてで
持ってなかったので、
急にローンを組んで
買ってきました(笑)。
ちょっとひと癖あって
使いこなすのが
難しいベースですね。
ギターも同じ色の
テレキャスを持ってて
あの色が好きなんだろうな…(笑)。
あれはいいベースだと思うので
手放さないほうかいいと思います!
つばさ:
3万くらいで買い取るか(笑)。
はるき:
最悪(笑)。
YOSHIKI:
メンバーがひどいよ(笑)。
多分言うと楽しくなくなっちゃうから
この先の活動でどうしていきたいかは
決まっていますか?
つばさ:
学生のうちに
出れるライブは
出ようと考えてます。
YOSHIKIだけ1つ年下で、
僕らが先に
卒業しちゃうんですけど、
期限つけてやりたくはないし、
多分決めちゃうと
中途半端っていうか、
完全燃焼できずに終わっちゃうな
っていうのもあるので。
メンバーそれぞれ
大体このくらいまでが
エンドルフィンで活動できる
時期なんじゃないかって
考えは持ってるんですけど、
それは言わないようにしてます。
そういうルールっていうか
多分言うと楽しくなくなっちゃうから
言わないようにはしてます。
出れるライブは出て
いろんなバンドと対バンして、
悔いのないように
していけたらなと思ってます。
個人の目標だと
地元が兵庫で、
地元の仲間とそれぞれ
別の大学に進むけど
地元に帰ったときにギター持って
集まろうぜみたいな話をして、
それが軽音部に入る
きっかけになったんです。
なので来年くらいに
兵庫でライブができたらなって思ってます。
では軽音部が終わってからのことは
考えないようにしてる?
はるき:
そうですね。
つばさ:
ベースのラテは
教師になりたいって
言ってるんで、
そういうこともあって
先のことは言わないことにしようと。
やり続けてたら
もしかしたらやりたい気持ちが
生まれてくるかもしれないし。
そうなった時に
実は俺もうちょっと
やりたいんだけどって
社会人になっても言えると思うし。
今は先のことを言わない方が
気持ち的にメリットの方が大きくて
メンタル的な部分を優先してます。
YOSHIKI:
自分が1つ下ってのもあって
就職とか続けていくかとか
まだ現実的に考えられてはいないので、
今は純粋に楽しんで
やれるとこまでこの人たちに
ついていこうかなって感じです。
シンプルに音楽が好きだから
やってるのもあるんですが
エンドルフィンでやる音楽が
楽しいのが1番にあって、
自分の中で唯一の生きがいというか。
今まで何かに没頭したことが
あまりなかったけど
エンドルフィンでライブやったり
得られるものもあって。
そのおかげでドラムも
少しずつ上達できたので
できるとこまで
ついていこうかなと思ってます。
はるき:
僕は音楽をずっとやってたいんで。
エンドルフィンが
どうなるかわからないですし、
たとえ就職したとしても
死ぬまで音楽はやり続けたい。
音楽漬けの人生でいたい。
それが僕のパンクです!