【猫でもわかる機材のお話】しにゃんこと学ぶ音楽雑学 〜エフェクター編 Vol.07「空間系エフェクター② リバーブ」〜

しにゃんこ
しにゃんこ

リバーブはどんなエフェクターなのかにゃ?

わんこ
わんこ先生

リバーブというのは音に残響音や反射音を加えて空間的な深みや広がり感を出すためのものです

しにゃんこ
しにゃんこ

なんかよくわからないにゃ

わんこ
わんこ先生

例えばそうですね…

お風呂やトンネルのような場所で音を鳴らした時のような残響を加えて音を広げるエフェクターという感じですね!

しにゃんこ
しにゃんこ

なるほどだにゃ

わんこ
わんこ先生

リバーブを使えば小さなホールで演奏しても大きなホールで演奏しているような残響感を演出することもできたり

わんこ
わんこ先生

ただディレイもリバーブもですが、空間系ってギターではよく使われるんですがベースではあんまり出番が少ないんですよね

しにゃんこ
しにゃんこ

まさかそんにゃ…

わんこ先生
わんこ先生

ですが!!

曲やフレーズによってはベースでも空間系を使うことで楽曲が超魅力的になるのでぜひ使ってみてほしいですね!

しにゃんこ
しにゃんこ

ディレイとリバーブの違いがよくわからなくなってきたにゃ

わんこ先生
わんこ先生

今回説明しているリバーブは単純に残響ですが、前回説明したディレイは原音が鳴った後に遅れてその音のコピー音が一定間隔で繰り返される(やまびこ効果)という違いですね

わんこ先生
わんこ先生

リバーブ:残響音

ディレイ:やまびこ効果

と覚えましょう

しにゃんこ
しにゃんこ

リバーブとディレイを一緒に使うのもありかにゃ?

わんこ先生
わんこ先生

もちろんありです!

その場合はつなぐ順番を

ディレイ→リバーブ

にするのがおすすめです!

わんこ先生
わんこ先生

リバーブ→ディレイすると、リバーブ(残響音)にディレイ(やまびこ効果)がかかってけっこう不自然な余韻になります

 

しにゃんこ
しにゃんこ

にゃんと

わんこ先生
わんこ先生

もちろんその不自然な余韻を曲の中に入れいたいという狙いでリバーブディレイというのもありです!

わんこ先生
わんこ先生

「これが絶対ダメ!!」なんてものはないのでいろいろ試してみましょうね!!

しにゃんこ
しにゃんこ

了解にゃ!

わんこ先生
わんこ先生

あと実はリバーブには種類がありまして・・・

しにゃんこ
しにゃんこ

まじかにゃ

覚えられないにゃ

わんこ先生
わんこ先生

覚えられなくてもOKですが一応ざっと代表的な5種類をとりあえずみておきましょう♪

プレートリバーブ

・大きな金属版を振動させて残響を得る(昔から試されていた方法を再現したもの)
・ボーカルに使われることが多い
・音の立ち上がりが早く自然な残響音が特徴

スプリングリバーブ

・バネを響かせることで得られるリバーブ
・ギターで使用されることが多い(ギターアンプに内蔵されているモデルもあり)
・アナログ感があり温かく落ち着いたサウンドが特徴

ホールリバーブ

・ホールのような広い空間で得られる残響を再現したリバーブ
・残響感が長く原音から遅れて響いてくる点が特徴

ルームリバーブ

・狭い空間で得られる残響を再現したリバーブ(ホームリバーブの逆にあたる)
・音の立ち上がりが早く残響音がすっきりとしている点が特徴

シマーリバーブ

・独特で個性的な響きが得られるリバーブ
・別世界のようなきらびやかで幻想的なサウンドが特徴

 

しにゃんこ
しにゃんこ

いっぱいあってびっくりにゃ

わんこ先生
わんこ先生

どれも気になっちゃいますよね!

いろんな雰囲気が出せるので全部試したいですね!!

しにゃんこ
しにゃんこ

やるにゃー

わんこ先生
わんこ先生

ではリバーブはここまでにして、次はルーパーをみていきましょう!!

 

ー続くー

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