鈴木博文 「Wan-Gan King 70th Anniversary」ライブ開催決定だっ!!

5/19でフーちゃんが古希!?豪華ゲストが登場するアニバーサリーライブ!

どうしてもムーンライダーズ最年少のイメージが強いので古希と言われても全然ピンとこないのだが、個性派揃いのライダーズメンバーの中でも、メトロトロンレーベルを通じて数々のミュージシャンをシーンに送り込んだほか、一際ディープな世界観によるソロ作品を輩出してきたMr.Wan-Gan King 鈴木博文。いうまでもなく鈴木慶一の実弟である。
このたび5月19日に70歳の誕生日を迎える鈴木 博文の古希記念ライブ「Wan-Gan King 70th Anniversary」が、6月1日 (土)新代田 FEVERにて開催されることが決定した。

ムーンライダーズの名曲もこの人独特のビブラートでが歌われると“憂いかた”が違うというか…近年のライブでの「くれない埠頭」はすっかり鈴木博文リードボーカルで披露されることが多くなった。
1986年の結成10周年でムーンライダーズはしばし活動休止したが、その際にメンバーはソロ作品やソロプロジェクト、プロデュース業に取り組んだ。
その際、1987年に発表されたのが鈴木博文初のソロアルバム『Wan-Gan King』だった。メトロトロン作品の多くが作られた、羽田の湾岸スタジオでレコーディングされた『Wan-Gan King』は、なんとも独自の肌触りの作品であり、今思えばUSインディ、ローファイサウンドの走りみたいなところもある。
ムーンライダーズ『ANIMAL INDEX』の一部が制作されたスタジオでもあるが、明らかにそれとは違うムードの音世界を鈴木博文は『Wan-Gan King』で確立してみせた。

2017年には30周年記念盤もリリースされた名作『Wan-Gan King』だが、残念ながらサブスク解禁されていないのでそれ以後の名曲をずらっとリンクしてみた。
ちなみに『Wan-Gan King』は当時、白のビニールジャケット仕様のLPレコードでリリースされたのも珍しかった。
また、のちにメトロトロンよりボックス仕様でCDリリースもされるのだが、その前には『First Compact Disc』というタイトルでCDリリースされていたのである。
メトロトロンのリリース形態やアートデザインは非常に面白いものが多くて、ナゴムレーベルと共にインディレーベルだからできるハンドメイドならではの面白さなりを教えてくれた。
今振り返っても初期の紙ボックス仕様のCDデザインは良かったと思う。

時計回りで鈴木博文(ムーンライダーズ)、青山陽一(グランドファーザーズ)、直枝政広(カーネーション)、あがた森魚、emma、加藤千晶

鈴木 博文 の古希記念 ライブ「Wan-Gan King 70th Anniversary」は、14thアルバム「どう?」のプロデュースを手掛けた猪爪東風(g/ayU tokiO)がバンマスを務め、大田譲(b/カーネーション)、鳥羽修(g)、夏秋文尚(ds)、やなぎさわまちこ(key)という豪華バンドメンバーが揃う。
さらにゲストでは青山陽一(GRANDFATHERS)、あがた森魚emma加藤千晶直枝政広(カーネーション)も登場するので、数々の歴史的名曲やメトロトロンレパートリーの数々が披露されるはず!

鈴木博文 古希記念 ライブ
「Wan-Gan King 70th Anniversary」

2024年6月1日 (土)
open 17 : 00 / start 18 : 00
新代田 FEVER

■出演
鈴木博文
バンドメンバー :
gt/etc 猪爪東風
ba 大田譲
gt 鳥羽修
dr 夏秋文尚
key やなぎさわまちこ

ゲスト:
青山陽一
あがた森魚
emma
加藤千晶
直枝政広

■チケット
前売り ¥7000 / 当日 ¥7500 +1d ¥600 (お土産付き)
■チケット取り扱い(4/6 AM10時より発売開始)
https://eplus.jp/sf/detail/4077530001-P0030001

■問い合わせ
新代田 FEVER
https://www.fever-popo.com/
03-6304-7899

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