GRAPEVINE|「スロウ」「光について」30年以上愛される文学的歌詞と骨太ロックサウンド

※画像はこちらからお借りしました。

GRAPEVINEは、大阪で結成されたロックバンドで、メジャーデビューから30年近くが経った今もコンスタントにアルバムをリリースし、精力的にライブ活動を続けています。
ボーカル・田中和将が紡ぐ文学的でありながらどこか日常に根ざした歌詞と、3人のメロディーメーカーが生み出す骨太でありながら繊細なサウンドは、聴き込むほどに新たな発見があります。

オルタナティブロックやルーツロック、ソウルミュージックなど幅広い音楽的素養を咀嚼したサウンドは、ひとつのジャンルに収まりきらない個性を放ち続けています。
ヒット曲「スロウ」や「光について」で多くのリスナーを惹きつけ、近年では「天使ちゃん」「どあほう」といった楽曲でも新たなリスナー層を獲得しています。
この記事ではGRAPEVINEの世界観と魅力をご紹介します。

GRAPEVINE

メンバー紹介

田中和将(たなかかずまさ)Vo・Gt 兵庫県神戸市出身、大阪府枚方市育ち。
バンドの作詞を一手に担い、「文学的」と称される独自の歌詞世界でGRAPEVINEの個性を体現する。

西川弘剛(にしかわひろよし)Gt 奈良県出身。
バンドに憂いと色気をもたらす渋みのあるプレイスタイルが持ち味で、「兄貴」の愛称でファンから慕われている。

亀井亨(かめいとおる)Dr 大阪府出身。
バンドのメインコンポーザーであり、多くの楽曲の作曲を担当。 リズムの要でありながら、メロディーメーカーとしても重要な役割を果たしている。

バンド名は、マーヴィン・ゲイの楽曲「I Heard It Through the Grapevine」から借用したもので、「葡萄のつる」を直訳し、転じて「よくない噂」というニュアンスも内包しています。

簡潔な来歴

GRAPEVINEは1993年の始動から大阪を拠点に精力的な活動を続け、その後東京へと拠点を移して1997年にミニアルバム『覚醒』でメジャーデビューを果たしました。

デビュー後まもなくシングル「スロウ」が大ヒットを記録し、同年リリースのアルバム『Lifetime』はオリコン初登場3位を獲得するなど、バンドの名を広く世に知らしめることになりました。
その後、メンバーチェンジを経て現在の3人編成に移行し、この体制でアルバムを重ねながら独自のサウンドを進化させ続けています。

ビクターエンタテインメント内のSPEEDSTAR RECORDSへの移籍を経て、近年は「天使ちゃん」「どあほう」などで新世代のリスナーからも注目を集めています。

HP、SNS等

GRAPEVINE 公式サイト
GRAPEVINE 公式X
GRAPEVINE 公式YouTube
GRAPEVINE Wikipedia

GRAPEVINE おすすめ曲

スロウ

GRAPEVINEのブレイクのきっかけとなった楽曲で、今なお多くのファンに愛されている代表曲のひとつです。
ゆったりとしたグルーヴの中にバンドの初期衝動が凝縮されており、GRAPEVINEを初めて聴くならまずこの1曲からという声も多い楽曲です。
オリコン初登場3位を記録したアルバム『Lifetime』にも収録されており、バンドの歴史を語るうえで欠かせない存在感を持っています。
長年ライブでも定番曲として演奏され続けており、幅広い世代のファンに響き続けています。

光について

ファン投票でも1位を獲得した、GRAPEVINEの代表曲です。
デビュー直後にリリースされたシングルでありながら、その後のベストアルバム選定でも圧倒的な支持を受け続けており、GRAPEVINEという名前と切り離せない楽曲です。
田中の歌声と、シンプルながらダイナミックなバンドアレンジが高い次元で融合した1曲で、J-ROCKのクラシックとして後世に語り継がれる名曲といえます。
GRAPEVINEをまだ聴いたことがないという方は、ぜひここから入ってみてください。

すべてのありふれた光

アルバム『ALL THE LIGHT』のリードトラックとして制作された楽曲です。
1500枚以上の連写写真をつなぎ合わせたロードムービー仕立てのMVは視覚的にも印象的で、田中本人も出演しています。
「ありふれた光はいつも 溢れるけれど溢れるだけの」という歌詞が日常の中に存在する光の二面性を捉えており、GRAPEVINEらしい言語感覚が光ります。
従来のファンはもちろん、GRAPEVINEを知らない若い世代にも届くポテンシャルを持った1曲です。

Alright

ミドルテンポのナンバーで、バンドのコアな魅力を凝縮したような楽曲です。
GRAPEVINEに興味を持ち始めた人への入口として推薦されています。
田中の落ち着いた歌声と、3人のアンサンブルが醸し出す渋みのあるサウンドは、一度聴けば脳裏に焼きつく中毒性を持っています。
ベテランファンも初めて聴く人も、どちらにも自然にフィットする懐の深い楽曲です。

天使ちゃん

全メンバーのセッションから生まれた楽曲で、和製トーキング・ブルースのスタイルを纏った異色の仕上がりが大きな話題を呼びました。
「こんな音楽聴いたことがない」「ロックバンドにここまでできるのか」と各方面から驚きの声が上がり、既存のファン層を超えた注目を集めています。
リリックビデオも公開されており、歌詞の世界を目で追いながら楽しめます。
GRAPEVINEを初めて知った方にとっては衝撃的な1曲になるはずで、そこから過去の楽曲に遡るのが王道の楽しみ方のひとつです。

GRAPEVINE まとめ

GRAPEVINEは、大阪出身のロックバンドとして長いキャリアを持ちながら、常に変化し続けているバンドです。
ボーカル・田中和将の文学的な歌詞は、一聴してわかりやすいメッセージを持たないぶん、聴き返すたびに新しい意味を発見させてくれます。

ルーツロックやソウル、オルタナティブロックといった幅広い音楽的素養をベースにしながらも、「GRAPEVINE以外のなにものでもない」というサウンドを確立しているのが最大の強みです。
「スロウ」「光について」といったデビュー期の代表曲から、「すべてのありふれた光」「Alright」「天使ちゃん」「どあほう」といった近年の楽曲まで、どの時代を切り取っても一貫した哲学と高いクオリティが貫かれています。

ライブバンドとしての評価も非常に高く、力強いパフォーマンスで固定ファンを惹きつけ続けており、全国各地でのツアーも精力的に続けています。
「バイン沼」という言葉があるほど一度はまれば抜け出せないとファンの間で語られており、深く聴けば聴くほど味わいが増すアーティストです。

ファンにとっても発見に満ちた音楽体験を提供してくれる存在です。
まだ聴いたことがない方は、ぜひこの機会に聴いてみてください。

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