SCAFULL KING|14年ぶりの新作で復活!再始動した、日本スカシーンの伝説級バンド

※画像はこちらからお借りしました。

SCAFULL KING(スキャフルキング)は、1990年に東京で結成された日本屈指のスカバンドです。
AIR JAM98・AIR JAM2000への出演、フジロックフェスティバルへの複数回出演など、90年代末から2000年代初頭の日本のインディーズシーンを象徴する存在として、Hi-STANDARDBRAHMANBACK DROP BOMBらと並んで名を刻んできました。

解散と復活を経て活動を続けてきたバンドが、2025年に14年ぶりとなる新作EP「WE PLAY NOW」をリリースし、現在もシーンの最前線で躍動しています。
この記事では、そんなSCAFULL KINGのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

SCAFULL KING

メンバー紹介

SYUTA-LOW “TGMX” TAGAMI(Vo / Tp) バンドの創設メンバーであり、フロントを担うボーカル兼トランペット奏者です。
FRONTIER BACKYARDのメンバーとしても活動しており、スカ・パンク・ロック・ポップスと幅広いジャンルを横断する経験がSCAFULL KINGのサウンドに反映されています。

AKIRATT KURIMOTO(Tb / Cho) トロンボーン兼コーラス担当のブラスセクションの核。
SCAFULL KINGのサウンドにおける低音ブラスの存在感と温かみを生み出しています。

KENZI MASUBUCHI(Gt / Cho) ギター兼コーラス担当。
SYUTA-LOWが後輩として誘いバンドに加わりました。
スカのリズムギターを中心としながら、パンクの疾走感もプレイに乗せるバンドのサウンドの骨格を担っています。

TADAAKI “TDC” FUKUDA(Dr) 田上とともにバンドを創設したオリジナルメンバーであり、バンドの解体と復活を通じて一貫してドラムを担い続けてきたリズムの要です。
スカ特有の裏打ちリズムから、パンクの爆発的なビートまでを自在に操ります。

※各種ライブやイベント、メディア出演時には、サポートメンバーが出演する場合があります。

簡潔な来歴

SCAFULL KINGは、TAGAMI(Vo/Tp)を中心とした高校の友人たちと結成したことを起点に、デモテープ制作を中心とした活動を開始しました。
翌年、TAGAMIらは後輩のKENZIを誘い、AKIRATTも加入して現体制に近い形での活動がスタート。
3000枚限定リリースした「SENSATIONAL」は即完売、直後に発表したアルバム「SCANDAL!」でシーンへの本格的な参加を果たします。

BACK DROP BOMBBRAHMANSUPER STUPIDとの東名阪ツアーを行い、Hi-STANDARDが主催したAIR JAM98に出演するなど、日本のインディーズシーンの中核へと食い込んでいきました。
アルバム「SCAnation」リリース後はチケット全11回完売の企画ライブ「Double Tuck Out」を開催し、全17公演の全国ツアーも成功。
アルバム「SCAtegory」リリース直後にはフジロックフェスティバル出演・AIR JAM2000参加、渋谷AXワンマン3daysで5,000人を動員するという全盛期を迎えます。

2001年1月、活動休止を発表。 その後も散発的なライブ活動とリリースを続けながら、デビュー10周年のベスト盤リリース、東名阪・沖縄ツアー、デビュー20周年イベント、SATANIC CARNIVAL出演などでその存在感を示し続けてきました。

2025年は結成35年という節目に、14年ぶりの新曲「Don’t forget the origin feat. LOW IQ 01」を皮切りにEP「WE PLAY NOW」をリリース。
同年9月にはSpotify O-EASTでのリリース記念ワンマンを開催、11月にはBRAHMAN 30周年「尽未来祭 2025」への出演も果たし、SCAFULL KINGは今まさにその「現在」を鳴り響かせています。

HP、SNS等

SCAFULL KING 公式サイト
SCAFULL KING 公式YouTube
SCAFULL KING 公式X(スタッフアカウント)
SCAFULL KING 公式Instagram
SCAFULL KING Wikipedia

SCAFULL KING おすすめ曲

Don’t forget the origin feat. LOW IQ 01

14年ぶりの新曲として2025年に配信リリースされた楽曲で、長年の盟友LOW IQ 01をゲストに迎えた「今のSCAFULL KING」が凝縮されたミクスチャーロックチューンです。
「起源を忘れるな」というタイトルのメッセージは、スカ・パンク・ヒップホップが出会った90年代の日本のインディーズシーンへの敬意と、その精神を今も貫くというバンドの宣言そのものが表されています。
変わらぬグルーヴと、時代を重ねて研ぎ澄まされたサウンドが交錯しており、90年代からのファンも、SCAFULL KINGを初めて聴く若いリスナーも、同じ温度で楽しめる一曲です。

Starlight

EP「WE PLAY NOW」に収録された楽曲で、バンドがゲストに芸人・ゆってぃを迎えYouTube生配信という新しい挑戦とともに届けた一曲です。
タイトルのとおり、夜の暗さの中で輝く小さな光を見つけるような感情が、スカとロックが溶け合った軽快なサウンドに乗って描かれています。
現在のSCAFULL KINGが持つ「懐かしくも新しい」音楽的な個性を体感できる楽曲です。

ABOUT IT feat. H.BROWN

EP「WE PLAY NOW」収録の2TONEスカナンバーで、RUDE BONESのメンバーでもあるトロンボーン奏者のH.BROWNをフィーチャリングに迎えた楽曲です。
SCAFULL KINGが日本に届けてきた「スカ」の原点のひとつに立ち返るような楽曲であり、管楽器が生み出す本場のスカグルーヴが全編に漲っています。
「Don’t forget the origin」が現在進行形の宣言なら、「ABOUT IT」はその宣言を音楽的に体現した一曲です。

You And I , Walk And Smile

アルバム「SCAtegory」を代表する楽曲のひとつで、SCAFULL KINGの全盛期を象徴するスカパンクナンバーです。
スカのアップストロークなギターカッティングとブラスセクションの絡み合いが持つ「体が自然と動き出す幸福感」が凝縮されており、日本のスカシーンの中でもSCAFULL KINGの楽曲がずば抜けた中毒性を持つことを体感できます。
「SCAtegory」時代のSCAFULL KINGを知るなら、まず聴いてほしい一曲です。

Save Your Love

スカのアップストロークギターとブラスセクションが生み出す軽快なグルーヴの中に、「愛を大切に」というメッセージが英語の歌詞でストレートに綴られた一曲です。
相手への純粋な想いや関係性を守りたいという感情を表しており、スカの持つポジティブなエネルギーと感情の核心が自然に融合しています。
SCAFULL KINGのメロディックな側面が光る楽曲として、根強いファンを持ちます。
EP「WE PLAY NOW」の現在の楽曲とあわせて、ぜひ聴き比べてみてください。

SCAFULL KING まとめ

SCAFULL KINGは、1990年の結成から35年以上にわたって、日本のスカシーンの最前線に立ち続けてきたバンドです。
AIR JAM98・AIR JAM2000・フジロックフェスティバルへの出演は、Hi-STANDARD・BRAHMANと同じステージに立ったことの証明であり、「SCAtegory」時代の渋谷AX3daysで5,000人を動員した事実は、単純にバンドのライブの力を示しています。

いったんの活動休止から20年以上を経てリリースされた「WE PLAY NOW」は、14年ぶりの新作でありながら「変わらぬグルーヴと研ぎ澄まされたサウンド」という言葉どおりの完成度を持ち、BRAHMAN 30周年「尽未来祭 2025」という大舞台にSCAFULL KINGがいた事実も、彼らの音楽が今もなお同世代・若い世代の双方に必要とされていることを証明しています。

「Don’t forget the origin——起源を忘れるな」。
この言葉は、スカという音楽をこの国に届け続けてきたバンドが、自分たち自身にも後続の音楽シーンにも送った言葉です。
まずは「Don’t forget the origin feat. LOW IQ 01」や「Starlight」から、SCAFULL KINGの現在と過去を体感してみてください。

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