Fear, and Loathing in Las Vegas|平均19歳でデビューした怪物バンドが魅せる、メタル×EDM×スクリーモの衝突

※画像はこちらからお借りしました。

Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)は、2008年に兵庫県神戸市で結成された日本のポスト・ハードコア/エレクトロニコアバンドです。

TVアニメ「寄生獣 セイの格率」のOPテーマ「Let Me Hear」は世界中のリスナーに届き、神戸ワールド記念ホール日本武道館幕張メッセと次々にワンマン公演をソールドアウトにしてきた実績は、このバンドが本物の怪物であることを証明しています。
この記事では、Fear, and Loathing in Las Vegasのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

Fear, and Loathing in Las Vegas

メンバー紹介

現在のFear, and Loathing in Las Vegasは、以下の5人で活動しています。

So(Vo) クリーンボーカルとスクリームボーカルの両方を担当するメインボーカル。
オートチューンを取り入れたハイトーンボイスが特徴で、加入前は前身バンドでサポートボーカルとして活動していました。
関西学院大学出身でバンドに正式加入後は、FaLiLVの「顔」として日本武道館・幕張メッセのステージに立ち続けています。

Minami(Vo / Key) スクリームボーカルとキーボードを担当する、FaLiLVのサウンドの電子的な核を担うメンバー。
バンドの「エレクトロ」な側面を実際に演奏で担い、ライブでの圧倒的な密度を生み出しています。

Taiki(Gt) バンドのギタリスト。
メタル・ハードコア由来の攻撃的なリフと、電子的なシンセサウンドが交差するFaLiLVの楽曲の中で、ロックバンドとしての骨格を支えています。

Tetsuya(Ba) 元ベーシストのKeiが2019年に急逝したことを受け、後任として加入したベーシスト。
Keiの遺志を継ぎ、現在のFaLiLVのリズムセクションを担っています。

Tomonori(Dr) 結成当初からのメンバーであり、FaLiLVの激しいテンポチェンジと複雑なリズムを支えるドラマー。
ブラストビートから4つ打ちまでを自在に行き来する演奏力が、バンドのカオスなサウンドの土台を作っています。

簡潔な来歴

Fear, and Loathing in Las Vegasは、「Ending for a Start」と「Blank Time」というバンドのメンバーが中心となって2008年の夏に神戸で結成されました。
翌年にSoが加入し、平均年齢19歳という若さでインディーズから精力的なライブ活動をスタートさせます。

タワーレコード限定の1stアルバム「Dance & Scream」でメジャーデビューし、ミニアルバム「NEXTREME」で初のオリコンTOP10入りを達成しました。
NEXTREME」収録の「Jump Around」はサッカーゲーム「ウイニングイレブン2012(アジア版:PES 2012)」のサウンドトラックに収録され、初の国際的な認知を獲得します。

地元・神戸ワールド記念ホールでのキャリア初ワンマンライブをソールドアウトさせ、TVアニメ「寄生獣 セイの格率」OPテーマ「Let Me Hear」が世界的な話題を呼んだことで一気にグローバルなリスナー層を獲得しました。
関東初のワンマンとなった2016年の日本武道館公演もSOLD OUT、ワーナーミュージック・ジャパンへ移籍後の47都道府県ツアーは全公演ソールドアウト、2018年の幕張メッセワンマンも成功させるなど、ライブバンドとしての規模を着実に拡大してきました。

2019年にベーシストのKeiが急逝するという悲劇を経験しながらも、追悼ライブを開催してバンドの歩みを続け、Tetsuyaを後任ベーシストとして迎えた現体制で活動を継続。
2025年にはアニメ「忍者と極道」エンディングテーマ「Until You Die Out」をリリースし、ROCK IN JAPAN FES. 2026出演も決定するなど、現在も精力的にシーンに存在感を示しています。

HP、SNS等

Fear, and Loathing in Las Vegas 公式サイト
Fear, and Loathing in Las Vegas 公式YouTube
Fear, and Loathing in Las Vegas 公式X
Fear, and Loathing in Las Vegas Wikipedia

Fear, and Loathing in Las Vegas おすすめ曲

Let Me Hear

TVアニメ「寄生獣 セイの格率」のオープニングテーマとして制作され、バンドの存在を国内外に広く知らしめた代表曲です。
「人間とは何か」「共生とは何か」という「寄生獣」の根本的なテーマと、FaLiLVのカオスな音楽性が見事に共鳴しています。
クリーンボーカルとスクリームボーカルが交互に現れ、静と動・美しさと激しさが一曲の中で衝突するという楽曲構造は、FaLiLVというバンドのエッセンスをもっとも分かりやすく体感できるエントリーポイントです。
まずこの楽曲から聴き始めてください。

Rave-up Tonight

「Rave-up(レイブアップ)」とは「盛り上がる・熱狂する」という意味を持つ言葉で、まさにそのタイトルのとおりFaLiLVのダンスフロア直撃サウンドが凝縮された楽曲です。
トランス・EDM的な4つ打ちのビートとメタルコアの重厚なサウンドが融合し、バンドの「ライブで最も盛り上がる楽曲」のひとつとして長く定番に位置し続けています。
「Let Me Hear」でバンドを知ったあとに聴くと、さらに深みが増す一曲です。

Keep the Heat and Fire Yourself Up

TVアニメ「覇穹 封神演義」のオープニングテーマとして書き下ろされた楽曲です。
バンド初期からの「限界を超えて自分を焚きつける」というテーマが全面に打ち出されています。
Sxun在籍時最後の主要シングルのひとつとして、この時代のFaLiLVを知るうえでも重要な楽曲です。
疾走感あるイントロから始まり、Soのクリーンボーカルが高らかに舞い上がるサビへの展開は、「封神演義」の壮大な神話世界と完璧にマッチしており、FaLiLVがアニメの世界観を楽曲で体現できる数少ない存在であることを証明しています。

Jump Around

ミニアルバム「NEXTREME」に収録され、サッカーゲーム「ウイニングイレブン2012(アジア版:PES 2012)」のサウンドトラックに収録された楽曲で、FaLiLVが初めて国際的な認知を得るきっかけとなった歴史的な一曲です。
「Jump Around」というシンプルなタイトルのとおり、聴いた瞬間から体が跳ね上がらずにはいられない衝動的なエネルギーが楽曲全体に満ちており、バンドがまだインディーズの若手だった頃のカオスで純粋な熱量が詰まっています。
初期FaLiLVの「ルールなき音楽」の精神を最も生々しく感じられる楽曲です。

Until You Die Out

TVアニメ「忍者と極道」のエンディングテーマとして制作された、2025年発表の最新楽曲です。
Tetsuya加入後の現体制で制作されたこの楽曲は、急逝したKeiへの哀悼と、それでも止まらない音楽への衝動が共存しており、バンドが「新しい章」に確実に入ったことを示しています。
現在のFaLiLVを知りたい方には、まずこの楽曲から入ってみてください。

Fear, and Loathing in Las Vegas まとめ

Fear, and Loathing in Las Vegasは、「ジャンルを壊すことで新しいジャンルになる」という音楽の可能性を体現し続けてきたバンドです。

メタル・スクリーモ・EDM・トランス・ダンスミュージック——これほど多様な要素を一曲の中に詰め込みながら、しかし「FaLiLVにしか出せない音」として成立させる能力は、2008年の結成以来一度も失われていません。
「Let Me Hear」で世界に届き、日本武道館・幕張メッセをソールドアウトにし、元ベーシスト・Keiの急逝という悲しみを抱えながらも現体制で前進し続ける——その歩みは「バンドとして生き続けることへの執念」そのものです。

「Jump Around」の生々しい初期衝動から「Until You Die Out」の現在形まで、どの時代のFaLiLVも「一度聴いたら体が動く」という共通点を持っています。
まずは「Let Me Hear」から、Fear, and Loathing in Las Vegasのカオスな世界に飛び込んでみてください。

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