アルカラ|「ドラゴンボール超」のEDにも注目!一筋縄でいかない、ロック界の奇行師

※画像はこちらからお借りしました。

アルカラは、稲村太佑下上貴弘疋田武史の3人からなる神戸出身のロックバンドです。
自称「ロック界の奇行師」というキャッチコピーが示すとおり、ギターロックやオルタナティヴロックを基調としながら、ポップな捻りを何重にも加えた「一筋縄でいかない」楽曲で唯一無二の世界観を築き上げてきました。

自主レーベル「くだけねこレコーズ」設立、米シアトルでの初海外ツアー、神戸でのサーキットイベント「ネコフェス」主催、相川七瀬への楽曲提供と、バンドの枠を超えた活動を続けながら、現在も新曲を届け続けています。
この記事では、そんなアルカラのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をご紹介します。

アルカラ

メンバー紹介

稲村太佑(いなむらたいすけ)(Vo / Gt) ボーカルとギターに加えてバイオリンも演奏する、アルカラの頼りになるフロントマンです。
全楽曲の作詞・作曲を担当し、「奇行師」と名乗るに相応しい自由奔放なアイデアをバンドの楽曲に込め続けています。
神戸の老舗ライブハウスART HOUSEでブッキングマネージャーを担当した経験を持ち、音楽の現場を内側から知る視点がその創作活動に反映されています。

下上貴弘(しもがみたかひろ)(Ba) アルカラのサウンドの根幹を低音で支えながら、バンドの多様な音楽性に対応するプレイスタイルが特徴のベーシストです。
ライブでは稲村の自由奔放なパフォーマンスを側で支える存在として、アルカラというバンドの安定感を担っています。

疋田武史(ひきたたけし)(Dr) J-POPからクラシック、ファンクまでを横断するアルカラの楽曲にどれも対応できる、実力派ドラマーです。
バンドの「一筋縄でいかない」サウンドの基盤を、力強く形成しています。

簡潔な来歴

アルカラは2002年7月に兵庫県神戸市で結成されました。
自主レーベル「くだけねこレコーズ」を設立し、アルバム「そうきたか」を携えて活動を本格化させていきます。

米シアトルへの初海外ツアーを経て2010年に上京し、東京を中心とした活動に移行。
翌年にはメジャーデビューを果たします。

その後もコンスタントにアルバムをリリースしながら、ROCK IN JAPAN FESTIVALSWEET LOVE SHOWERなどの大型フェスへの出演を重ねてきました。
2013年には地元神戸でライブハウスサーキットイベント「ネコフェス」を立ち上げ、以降毎年開催する恒例企画として定着しています。
同年、台湾のフォルモザフェスティバルへの出演で海外公演の実績も積み上げます。
2016年には「ドラゴンボール超」エンディングテーマ「炒飯MUSIC」がリリースされ、幅広い層にアルカラの名が届きました。

2017年、結成15周年を迎えた年に3人体制へと移行。
cinema staffとのスプリットEP「undivided E.P.」の共同制作、相川七瀬への楽曲提供など活動の幅を広げながら、2021年にはZepp Tokyoで20周年記念ワンマンを開催。

2022年には結成20周年記念アルバム「キミボク」をリリースし、日比谷野外大音楽堂での公演「YAON no OTOKO!!」を成功させました。
2025年8月にはデジタルシングル「おとなりさんキサイユニバース」を配信リリースするなど、現在も活動を続けています。

HP、SNS等

アルカラ 公式サイト
アルカラ 公式YouTube
アルカラ 公式X
アルカラ Wikipedia

アルカラ おすすめ曲

チクショー

アルカラの結成初期から演奏し続けるライブ定番曲で、稲村らしい感性が炸裂した楽曲です。
バンドのルーツにあるオルタナティヴロックのエネルギーと稲村の歌詞センスが凝縮されており、「ロック界の奇行師」というキャッチコピーが生まれる以前の、アルカラの原型がここにあります。
ベストアルバム的なライブDVDのどのセットリストにも登録され続けており、どの時代からアルカラを知ったリスナーにも「これがアルカラの出発点だ」と感じさせる一曲です。

キャッチーを科学する

「キャッチーとは何かを解析しながら楽曲にする」という発想が、バンドが持つ知的な遊び心の象徴として鋭く表現された作品です。
疾走感のあるギターロックサウンドと一度聴いたら離れないメロディラインが融合した、アルカラらしい音楽性を端的に体感できます。
20周年記念の日比谷野外大音楽堂ワンマンでも演奏された、バンドのアイデンティティを象徴する一曲です。

水曜日のマネキンは笑う

アルバム「ちぎれろ」収録曲で、「マネキン」というファッションアイテムを主役にした稲村の歌詞の独自性が際立つ楽曲です。
「黙って立って笑ってろ」という言葉に込められた、ファッション業界や社会の同調圧力への皮肉は、アルカラが持つ批評眼の鋭さを体現しています。
ライブでの盛り上がりが大きく、アルカラの「中期以降の代表曲」としてもお馴染みです。

炒飯MUSIC

TVアニメ「ドラゴンボール超」のエンディングテーマとして起用され、アルカラにとって最大の認知度を誇るタイアップ楽曲です。
日常的な食べ物をタイトルに据えた同楽曲は、聴いたら身体が動き出すアッパーチューンに仕上げられており、「ロック界の奇行師」の真骨頂を感じられます。
MUSIC VIDEOでのワイヤーアクション撮影も話題を集めました。
アルカラを初めて知る入口として最適な一曲です。

おとなりさんキサイユニバース

2025年8月リリースのデジタルシングルです。
造語をも組み合わせた不思議なタイトルは、稲村の言葉遊びへの飽くなき探求心が20年以上経ってもまったく衰えていないことを示しています。
アルカラが結成から23年以上を経て届ける「今の音楽」として、これからアルカラを知る人に向けての最新の名刺代わりになる楽曲です。

アルカラ まとめ

アルカラは、「ロック界の奇行師」を自称しながら、神戸という土地から出発して20年以上日本のロックシーンを走り続けてきた3人組バンドです。

「チクショー」から「キャッチーを科学する」「水曜日のマネキンは笑う」「炒飯MUSIC」「おとなりさんキサイユニバース」まで、楽曲タイトルを並べるだけで「このバンドは普通ではない」と伝わることが、アルカラの最大のアイデンティティです。
稲村太佑が書く歌詞は、日常の言葉を独特の角度から切り取り、社会へのユーモラスな批評と純粋な感情の吐露が同居しており、「わかるようでわからない、でも聴き続けてしまう」という感覚を生み出し続けています。

神戸ART HOUSEでブッキングマネージャーを担っていた経験、自主レーベル「くだけねこレコーズ」設立、「ネコフェス」というサーキットイベントの立ち上げなど、「バンドをやること」だけに留まらず、シーン全体を動かしたいという意志を持って動いてきました。
相川七瀬、さとりモンスター、cinema staffとのスプリットEPなど多方面への影響力は、アルカラが「奇行師」の名に恥じない振れ幅の大きさを持つバンドであることを証明しています。

まずは「チクショー」か「炒飯MUSIC」から、アルカラの一筋縄でいかない世界に入ってみてください。

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