Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、
2025年1月のグランドオープンに向けて
工事中の建物を特別に開放し、
Ginza Sony Parkと
縁の深い3名のアーティスト、
SHUN SUDO、山口幸士、玉山拓郎
を迎えたプログラム
『ART IN THE PARK(工事中)』を
2024年11月19日(火)〜 12月1日(日)
にて開催。
『ART IN THE PARK(工事中)』
『ART IN THE PARK(工事中)』では、
SHUN SUDOのアイコンとなっている
BUTTON FLOWERの新作24点、
山口幸士が描く
花畑をモチーフにした新作12点、
そして玉山拓郎による
Ginza Sony Parkの空間を貫く
LED蛍光灯を使った
オリジナルの光の作品を展示。
グランドオープン前の今
ここでしか見ることのできない
アート作品とGinza Sony Parkの
空間の融合を体感できる。
SHUN SUDO
ウォールアートを手がけたSHUN SUDO。
数日かけて描かれ、
途中経過も楽しむことができた
この作品は、訪れた方の記憶にも
残っているのではないだろうか?
世界を旅してインスピレーションを受け
描かれた新作24作品が展示されている。
SHUN SUDO氏 コメント(インタビュー形式)
SHUN SUDO:
世界中のいろいろな地域に行って
そこで感じた光や風のイメージを、
ボタンフラワーが風に吹かれてるイメージで
24作品を全部新作で描きました。
特定の国や地域から
インスピレーションを受けて
描いた作品はありますか?
SHUN SUDO:
この作品(上記写真作品)は
バルセロナのグエル公園の
モザイクタイルのイメージです。
いつもより寄って
ボタンフラワーを描いているんですが、
タイルの破片が並んでるような
イメージで作っています。
この作品(上記写真作品)は
パリに2ヶ月間滞在している間に、
ノルマンディーやニースなど
いろんな地方に行ったものを
凝縮して描いたものです。
下の赤い柄は
借りていたアパートメントの
廊下の絨毯なんですが、
そういう思い出を
しきつめた作品になっています。
色の質感が異なる作品がありますが、
画材を変えていらっしゃいますか?
SHUN SUDO:
画材はこの丸い作品(上記写真作品)と
四角い作品(上記写真作品)が
アクリルとオイルパステルなんですが、
あとは基本的に全部
アクリル絵の具で描いてます。
これからは油絵も描いていくので、
実験的にアクリル絵の具で
油絵みたいな見え方になるように
描きました。
同じ画材を使っても
表現でこれだけ変わります。
SHUN SUDO
Official HP:https://www.shunsudo.com/ja/
Instagram:https://www.instagram.com/shun_sudo/
山口幸士
工事中という限定的な空間で作品を展示するにあたって、Ginza Sony Parkのコンセプトの一つである「人々にリアルな体験を感じてもらえること」を目標に、仮囲いのウォールアートで表現した花畑を12枚の油絵として再構築(再制作)しました。工事中の空間に咲き誇る花畑は今回限りの組み合わせです。仮囲いから工事中、そしてグランドオープンへ向けて華やかに繋ぐことができたら幸いです。
2021年にGinza Sony Parkで
開催された「余白の記録」では、
Ginza Sony Parkとその周辺の風景を
切り取りキャンバスに落とし込み、
パーク内の各所に展示された。
その他、 工事中の
「ART IN THE PARK /ウォールアート」
には彩り豊かな「ガーベラ」で参加、
またSony Park Mini でも展示を実施。
このプログラムでは、
工事期間中の仮囲いに描かれていた花畑を
12枚の油絵として再構築(再制作)
された作品が展示されている。
山口幸士
Official HP:https://kojiyamaguchi.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kojiyamaguchi_orista/
玉山拓郎
展示される“Static Lights : Two Ellipses”は、Static Lights(静的な光)という名を冠した一連のシリーズ作品の最新作です。その一作目はSony Park Miniにて、三作目はSony Park展 KYOTOで生まれました。Sony Parkという存在はひとつの血脈となってこの作品たちの中を巡っています。そんな作品が今回は終わりも始まりもない巨大な円環となって、鼓動が鳴り始めたこの場所を貫き、Ginza Sony Parkという新たな生命体に息吹をもたらすような存在になるのではと思っています。
2022年11月11日~23日の2週間、
京都にて開催した『Sony Park展 KYOTO』 で
京都新聞印刷工場跡地で光をモチーフにした
インスタレーション作品を展示。
長年使われていなかった印刷工場跡地を
“パーク”としてワークさせるのにあたって
玉山の作品の『光』が大きな役割を果たした。
その他にもSony Park Miniにて
2回にわたって作品を展示している。
このプログラムでは、
新しいGinza Sony Parkの建築を見て、
すぐにコンセプトが決まったという。
玉山拓郎氏 コメント
こういう蛍光灯の光を使った作品は
1つのシリーズとして、
いろんなメディアで作っています。
常にその空間自体を
作品化することを考えていて、
それそれを1つの彫刻作品のように
捉えることもできると思うんですが、
これがあることで生まれる空間に
どういう創造性があるかを考えていて。
今回のGinza Sony Parkの
プログラムに呼んでいただいて、
建築を見学してすぐ
このコンセプトにたどり着きました。
その理由は、この場所が建築にしては
あまりにも開かれているから。
1階、2階が、もうほぼ屋外にある。
B2階も、地下鉄の駅から
そのまま繋がっている空間になっている。
開かれた空間に対して、
フロアごとで閉じたアプローチをするのは
何か違うような気がして、
全てが貫かれている作品にしました。
この緑の作品も実は、
設計上は大きな円の一部が
露出してるというものなんですが、
これで円を描こうとすると、
交差点の方まで伸びていくんです。
ビルを飛び出して外と繋がっていくことと、
建築を1つの空間の単位として
アプローチすること、
その2つがどちらも叶うように設計しています。
玉山拓郎
Official HP:http://anomalytokyo.com/artist/takuro_tamayama/
Instagram:https://www.instagram.com/takurotamayama/
Ginza Sony Park
Ginza Sony Parkプロジェクトは、「街に開かれた施設」をコンセプトに50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルを建て替えるプロジェクトです。
1966年、ソニーのファウンダーのひとりである盛田昭夫によってつくられたソニービル。
そこには、「街に開かれた施設」の象徴であり、盛田が「銀座の庭」と呼んだ10坪のパブリックスペースがありました。
私たちは次の50年に向けても創業者の想いを継承させたいと考え、「銀座の庭」を「銀座の公園」として拡張することで、銀座の街に新しいリズムをつくり、来街者の方が入りやすく、さまざまな楽しみ方ができる場にしようと、プロジェクトを進めてきました。
また、その建て替えプロセスもソニーらしくユニークに行いたいという想いから、これまでにない新しい発想で二段階のプロセスを採用。第一段階は新しい建物をすぐに建てず、ビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園にするという他に類を見ない実験的な試みをおこないました。
結果として、コロナ禍を含む約3年間で854万人もの方々に来園いただきました。
その後、第二段階として解体・新築工事を再開し、2024年8月にプロジェクトの最終形となる
「Ginza Sony Park」を竣工、2025年1月にいよいよグランドオープンの予定です。
GRID FRAME「絶滅危惧種」
新しいGinza Sony Parkのコンクリートの駆体を覆う、
特徴的なグリッド状のフレーム。
そこには広告は掲示されず、愛嬌のある動物の姿が。
この“場”を使い、
今と未来に想いを巡らせるきっかけとして、
絶滅危惧種に指定されている動物を
紹介されているとのこと。
まさかセイウチが絶滅危惧種に
指定されているとは知りもしなかった。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.sonypark.com/ginza/039/
Sony Park 公式Webサイト・SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/
X:https://x.com/ginzasonypark/
Facebook:https://facebook.com/ginzasonypark/
YouTube:https://youtube.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark #GinzaSonyPark
Sony Park Mini
Sony Park Mini は、2025年1月にグランドオープン予定の新しいGinza Sony Parkのための実験の場として、東京・銀座の数寄屋橋交差点のほぼ真下に位置する西銀座駐車場の地下1階に佇む、10坪のPOP-UPスペースです。
「アーティストの鼓動を感じるプログラムを起動し続ける」ことをコンセプトに、2022年3月のオープンからこれまで50回を超えるバラエティに富んだプログラムを開催。
また、Sony Park Mini内に併設する「西銀座駐車場コーヒー」では、厳選したコーヒー豆の中から季節に合わせてセレクトをし、バリスタが丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーを提供しています。
OOMS by The Conran Shop(オーオーエムエス バイ ザ コンランショップ)
取材時、Sony Park Miniでは
東京駅構内にある
東京ステーションギャラリーで
開催中の展覧会
「テレンス・コンラン
モダン・ブリテンをデザインする」
のサテライトミュージアムショップ、
「OOMS by The Conran Shop
(オーオーエムエス バイ ザ コンランショップ)」
が2024年11月7日(木)〜11月20日(水)
にて開催されていた。
次回のプログラムは…
Sony Park Mini、
次回のプログラムは
11月22日(金)~12月1日(日)、
前回も大変なも好評を得た、
平野紗季子が手掛ける菓子ブランド
「(NO) RAISIN SANDWICH」と
セサミストリートとの
コラボレーションによる
POP-UPショップ
第2弾が開催される。
今回のコラボレーションでは
クッキーモンスターに加え
エルモも登場。
新作のクッキーサンドに加え、
ロングTシャツなど
コラボレーションオリジナルグッズの
先行販売が行われる。
自分もお菓子が大好きなのですが、
レーズンは苦手で…とても楽しみ。
Sony Park Mini 概要
施設名称:Sony Park Mini
場所:東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階
営業時間:
プログラム 11:00~19:00
西銀座駐車場コーヒー 平日 8:00〜19:00、土日祝 11:00〜19:00
定休日:不定休
床面積:約30.0㎡(約10坪)
公式WEBページ:https://www.sonypark.com/mini/
西銀座駐車場コーヒーInstagram:https://www.instagram.com/nishiginzaparking_coffee/
@nishiginzaparking_coffee #西銀座駐車場コーヒー #nishiginzaparking_coffee