打首獄門同好会|激しいのに、ほっこり!?日常を叫ぶ、生活密着型ヘヴィメタルロックの先駆者

※画像はこちらからお借りしました。

打首獄門同好会(うちくびごくもんどうこうかい)は、2004年に結成された3ピースバンドです。
7弦ギターと5弦ベースが生み出す重厚かつ骨太なヘヴィサウンドに、布団・米・肉・睡眠・スマホといった「やたらと生活感溢れるユルい歌詞」を乗せた独自スタイルは、自ら「生活密着型ラウドロック」という新ジャンルを名乗るほどの個性を確立しています。

農林水産省が公式Xで「日本の米は世界一」を引用するほどのコラボを実現させ、Netflixオリジナルアニメ「極主夫道」オープニング主題歌担当、日本武道館ワンマンライブ達成と、「誰もひとっつも予想していなかったくらいの躍進」を遂げています。
この記事では、そんな打首獄門同好会のプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

打首獄門同好会

メンバー紹介

大澤敦史(Vo / Gt) 打首獄門同好会の「会長」として知られるギターボーカル。
もともとギタリストとしてバンドを始めましたが、ボーカルを担当するメンバーが見つからなかったため自身がボーカルを担当することになったというエピソードを持ちます。
メタルからジャズまで幅広い音楽ジャンルに対応するため7弦ギターを使用しており、バンドのレコーディング・ミックスからライブ出演交渉まで担う「バンドの中心人物」です。
出身地の浜松市の「浜松やらまいか大使」にも任命されています。

junko(Ba / Vo) 5弦ベースを担当する女性ベーシスト兼コーラス。
2006年11月にサポートメンバーとして活動を始めた後、いつの間にか正式メンバーとなったという飄々としたエピソードを持ちます。
さらに、2018年12月開催の自身のバースデーライブで、実は還暦であることが初めて公表され、界隈に激震が走ったことでも有名です。
その実力は年齢を感じさせず、ライブで披露するダイナミックかつグルーヴ感あふれるベースプレイがサウンドの重心を支えています。

河本あす香(Dr / Vo) 女性ドラマー兼コーラスで、結成当初からのメンバーです。
病気休養から復活した際に「河本あす香復活祭」と題したライブが開催されるほど、バンドとファンにとって不可欠な存在です。

簡潔な来歴

打首獄門同好会は、大澤敦史河本あす香を中心に2004年に東京で結成されました。
結成当初からメンバーチェンジを経ながら、2006年11月に現ベーシストのjunkoが加入し現在の3人体制が固まります。

デビュー前の2009年、フジロック・フェスティバルの「ROOKIE A GO-GO」ステージへの出演を果たして注目を集めます。
翌2010年にインディーズレーベル「LD&K」と契約しデビューEPをリリースし、本格的な活動を開始しました。
バンドの知名度を広げた転換点のひとつが、テレビ番組「水曜どうでしょう」でした。
同番組をテーマにした楽曲で口コミが広がり、2013年の「水曜どうでしょう祭 UNITE 2013」への出演が実現したのです。
「日本の米は世界一」「布団の中から出たくない」「島国DNA」といった楽曲が次々と支持を集め、バンドとしての規模を着実に拡大していきます。

ワンマンライブをDVD化するためにクラウドファンディングを実施したところ、目標金額300万円の約5倍にあたる約1,546万円が集まり、無事実現。
さらにNetflixオリジナルアニメ「極主夫道」のオープニング主題歌「シュフノミチ」を担当し、全世界に楽曲が届くこととなりました。

結成20周年のツアーファイナルでは1万人を動員するなど、「誰もひとっつも予想していなかった」と自ら語るほどの躍進を遂げ、海外では「GOKUMON」名義で活動も展開しています。

HP、SNS等

打首獄門同好会 公式サイト
打首獄門同好会 公式YouTube
打首獄門同好会 公式X
打首獄門同好会 公式Instagram
打首獄門同好会 Wikipedia

打首獄門同好会 おすすめ曲

日本の米は世界一

「日本の食を支えてる 誇れよ我らの米を」という歌詞が力強いヘヴィサウンドに乗って炸裂する、打首獄門同好会の代名詞的楽曲です。
丼・定食・お茶漬け・おにぎりといった米料理の数々が延々と列挙される歌詞は、日本人なら誰もが「わかる!」と叫びたくなる共感度の塊であり、激しいサウンドとの落差が生む独特の爽快感は一度聴いたら忘れられません。
農林水産省が公式Xで「米の日」にこの楽曲を引用するという、バンドと省庁の異色コラボも実現させた「国民的飯テロソング」といえる存在感を持っています。
生活密着型ラウドロックとは何かを一曲で理解できる、打首獄門同好会の最重要入門曲です。

布団の中から出たくない

冬の朝、布団の温もりを離れたくない——誰もが経験したことのあるあの感覚を、激烈なヘヴィサウンドで全力で叫んだ楽曲です。
「日本の米は世界一」と並んで打首獄門同好会の代表曲に挙げられることが多く、「バンドのライブが伝説化する」理由がこの楽曲のライブパフォーマンスを見れば一瞬で理解できます。
冬になると無性に聴きたくなる、生活密着型ラウドロックの真髄を感じる一曲です。

島国DNA

四季・食文化・風景・言語といった日本ならではの文化的な誇りが凝縮された楽曲です。
英語字幕付きのMVが制作されており、「GOKUMON」名義で活動する海外でのファン獲得にも貢献してきた楽曲として知られています。
「日本人でよかった」という感情を、1ミリも照れ臭くなく全力で叫べる稀有な一曲です。

シュフノミチ

Netflixオリジナルアニメ「極主夫道」のオープニングテーマとして制作された楽曲で、打首獄門同好会が世界規模のプラットフォームに初めて楽曲を届けた記念碑的な一曲です。
「買い物・料理・洗濯・掃除」という主夫の日常業務を、極道映画さながらの重厚サウンドで讃える歌詞は、アニメの世界観と打首獄門同好会のスタイルが奇跡的にシンクロしています。
「日常のあらゆることを生活密着型ラウドロックにする」というバンドのコンセプトが、アニメというフォーマットを通じて全世界に証明された楽曲です。

ニクタベイコウ!

「肉食べ行こう!」という直球すぎるタイトルのとおり、焼肉・ステーキ・ハンバーグ・唐揚げと肉料理が次々と登場し、「今すぐ肉を食べに行きたい」という衝動を喚起させる楽曲です。
ヘヴィメタルと飯テロが融合した「生活密着型ラウドロック」という言葉が最も体感できる楽曲のひとつで、聴いた後に焼肉屋に直行したくなるという”副作用”が報告されています。
「ライブで演奏されるたびに会場の肉への渇望度が上がる」名物ライブアンセムです。

打首獄門同好会 まとめ

打首獄門同好会は、「米・布団・肉・島国」という日本人の日常の当たり前を7弦ギターと5弦ベースの轟音で真剣に歌うことで、「誰もひとっつも予想していなかった躍進」を遂げたバンドです。

男性ギターボーカル×女性リズム隊という珍しい編成、生活感あふれるゆるい歌詞、ヘヴィメタル並みの重厚サウンドという3つの「ちぐはぐ」が生み出す唯一無二の音楽体験は、「暴れん坊からお子様おじいちゃんまで」とバンド自身が語るほど謎に幅広いファン層を形成しています。

農林水産省との米コラボ、Netflixアニメ「極主夫道」主題歌、武道館ワンマン達成、結成20周年ツアー1万人動員——これらの実績はすべて、「生活を全力で歌う」というシンプルな方針を20年以上続けた結果です。
「布団を出たくない日に聴く」も「焼肉を食べに行く前に聴く」も「日本の米を炊く日に聴く」も正解の、あなたの日常に密着するバンドです。

まずは「日本の米は世界一」か「布団の中から出たくない」から、生活密着型ラウドロックの世界に飛び込んでみてください。

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