新進エフェクターブランド『beyond』からVerUP版がリリース!
beyond からギター用真空管プリアンプ、
『beyond tube preamp』が『2s』に
バージョン・アップされた。
beyondは元ソニーのエンジニアらによる
株式会社シングス が2019年に設立した
新進エフェクター・ブランドで、
第一号製品を世に出すために
クラウドファンディングで資金調達したり、
エレクトロハーモニックス製の真空管をはじめ、
音響用コンデンサ、金属皮膜抵抗など、
こだわりのパーツ類でハンドメイドするなど、
とにかくアナログ100%で
国内製造されていることで脚光を浴びている。
アルミニウムのコンパクトな筐体に真空管、
それを保護するために両脇のアーチが立つルックスは、
バッファーやブースターなど現時点でのラインナップに
すべて共通するスペックである。
コンセプトは『原音忠実出力』
無骨なイメージながらも
エフェクトボードに組み込むのに最適な
W64.0mm × D115.0mm × H77.5mm
というコンパクトさ、
重量約 230gというのがまず魅力だ。
コントロールはゲインに加えて、
トレブル、ミドル、ベースの3バンドイコライザー。
原音忠実に出力することをコンセプトとしており、
トゥルー・バイパス・スイッチング方式なのも当然と言える。
beyond tube preamp 2s では『12AY7 EHプリ管』を採用!
ノブをフラットにしている時点では
原音ままの状態となるのだが、
そこに12AY7 EHプリ管のチューブトーンを
加味していくイメージで音作りしていく
(先代機種は12AU7真空管を採用していた)。
電源は電池駆動ではなく上部背面にDC9V
(2.1 mm DC ジャック、センター・マイナス) の端子を装備する。
先代機種との最大の違いは、
より真空管が実力を充分に発揮する回路の再設計。
アクティブEQからパッシブEQに変更されており、
フェンダー製品同様のTMB tone stackを採用している。
スペック以上のコストパフォーマンス
とても自然なトーンであり、
やや明朗となるチューブトーンのテイストが加味されるのだが、
ソリッドステート系のアンプなり
小型アンプと組み合わせてもいいかもしれない。
実勢価格として40,000円を切る価格設定であり、
真空管内蔵だけに運搬時は衝撃厳禁だが、
何かのセッションで容易にアナログライクな質感を
一味加味したい時に即戦力になってくれる一台ではないか。
beyond tube preamp 2s 詳細
メーカー | 株式会社シングス ↗️ |
ブランド名 | beyond |
種別 | ギター用 真空管プリアンプ |
品名 | beyond tube preamp 2s ↗️ |
希望小売価格 | 36,960円(税込) |
お問い合わせ | 日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社 ↗️ |
スペック
サイズ | 約 W64.0mm x D115.0mm x H77.5mm |
---|---|
重量 | 約230g |
電源 | 入力電圧 DC9V (2.1mmDCジャック センターマイナス) |
消費電流 | 約180mA |
入出力端子 | 6.3mmモノラルジャック |
入力インピーダンス | 約1MΩ |
出力インピーダンス | 約1kΩ |
12AY7により、さらなる「粘りと倍音」が織りなす立体感。
TMB Tone Stackを採用、パッシブならではのよりアンプライクなサウンド
- Electro-Harmonix社(12AY7 EH)搭載
- トゥルーバイパススイッチング方式
- トレブル・ミドル・ベース、3バンドイコライザー