“世界三大ピアノ” の一つに数えられる ベーゼンドルファー。
“ウィンナートーン”と呼ばれる、艶やかで深みのある音色でファンも多い。
そのベーゼンドルファーに、限定モデルの登場だ。
10月4日(水)に
株式会社ヤマハミュージックジャパン*1は、
ヤマハ株式会社の100%子会社である
L.Bösendorfer Klavierfabrik GmbH*2(以下、ベーゼンドルファー)の
グランドピアノの限定モデルとして、
“Tree of Life(生命の樹)”を発売する。
“Tree of Life”は、
ウィーンを代表する世界的芸術家グスタフ・クリムト(以下、クリムト) へのオマージュとして
ベーゼンドルファーのピアノと近代美術を融合した、全世界25台限定のモデル。
ウィーンの音と近代美術を融合させた、楽器であり美術品でもある。
それでは早速、サロンコンサートやレセプション…特別な空間にこそ相応しいこのピアノの特徴を見てみよう。
ベーゼンドルファー 限定モデル“Tree of Life” 概要
1.クリムトの壮大な芸術作品から着想を得た特別なデザイン
クリムトの壮大な芸術作品である「生命の樹」と「期待」の原画が
精巧な複製技術によってピアノの屋根の内側にあしらわれ…
「期待」に描かれた女性が身に着ける装飾具の部分は、
なんと23金の金箔が一枚一枚丁寧に手作業で施されており、
細部まで繊細に施された金箔の装飾が、複雑な模様をより一層鮮やかに際立たせている。
2.印象的なデザインが施された譜面台とシリアルナンバー入りの真鍮プレート
譜面台には、ハヤブサの頭をもった古代エジプトの天空神である
“ホルス”が印象的に描かれ、「生命の樹」のイメージを更に広げている。
黒とゴールドのコントラストによる高級感もさることながら、
どことなく愛らしさも感じられる。
また鍵盤左側の拍子木部分には、クリムトの名前とシリアルナンバーが刻印された真鍮のプレートがはめ込まれ、
限定モデルに相応しい特別感の演出も十分!!
3.オーストリアの職人により丁寧に作り込まれたピアノ
“Tree of Life” のベースとなっている「モデル214VC」は、
ベーゼンドルファーのピアノの中で世界的に最も人気のあるVCシリーズのモデル。
オーストリアの熟練した職人の手作業により、時間をかけて丁寧に作り込まれているとのこと。
すべてのチューニングピンに1本ずつ独立して弦を張る “総1本張り” の手法によって音程の安定性を高めているほか、低音部の弦に手巻きの巻き線を採用。
また響板を含め楽器全体の80%以上に高品質なスプルース材を使用することで楽器全体が振動して共鳴し、“ウィンナートーン” と呼ばれるベーゼンドルファー独自の豊かな響きとともに煌びやかさを併せ持った音色が生み出される。
世界最高峰ピアノの一つにして、現代美術作品。
“美しい”ピアノの誕生である。
品名 | 品番 | 希望小売価格 | 発売日 |
ベーゼンドルファー グランドピアノ |
Tree of Life (生命の樹) |
35,200,000円 (税抜 32,000,000円) |
10月4日(水) |
<製品仕様>
https://www.boesendorfer.com/ja/pianos/collectors-item/treeoflife
*1 株式会社ヤマハミュージックジャパン
日本国内における楽器・音響機器の卸販売および教室事業を行うヤマハ株式会社の 100%子会社。
本社:東京都港区。
*2 L.Bösendorfer Klavierfabrik GmbH(ベーゼンドルファー社)
プレミアムピアノの製造・販売を行うヤマハ株式会社の 100%子会社。1828 年にウィーンで設立。
本社:オーストリア ウィーナー・ノイシュタット。
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/