楽譜作成ソフト『Finale』 がフィナーレ! 楽譜出版業界に激震!?

画像引用元:https://www.finalemusic.com/blog/end-of-finale-new-journey-dorico-letter-from-president/

2024年8月26日、
MakeMusic社の『the finale blog』において

楽譜作成ソフトの『Finale』が開発終了し、
1年後にはサポートおよびアクティベーションも終了することが発表された。

The End of Finale - Finale
Updates 04/30/2025 @ 8:00 AM ET: Dorico 6, the latest major update to the Dorico notation software, is available now.

Finale 開発終了! 『Dorico』クロスグレード版が期間限定で提供中!

MakeMusic社は、Finale について
現在ソフトがインストールされているデバイスでは
OSを変更しなければ引き続き使用できるとしながら、
今後アップデート新規購入不可となり、
2025年8月以降は
新規端末でのアクティベーションおよびサポート終了するとしている。

なお、同社は
Steinberg社の Dorico を次世代の楽譜作成ソフトとして推奨。
Finale ユーザー向けに期間限定で特別割引版を提供している。

Finale から Dorico Pro にスイッチ
Steinberg と MakeMusic はパートナーシップを結び、Finale ユーザーの皆様に Dorico Pro へ移行できるよう、特別価格でのクロスグレード版をご用意いたしました。

Finale の販売も終了した模様

403 | Music EcoSystems STORE

楽譜作成ソフト『Finale』とは?

楽譜作成ソフトウェア『Finale』は1989年にリリースされて以来、
数々のバージョンアップを経て
世界標準の楽譜作成ソフトとして使用され続けてきた。
オーケストラ用の数十段に渡るスコアから
教育用楽譜、ギターのタブ譜など様々な楽譜を作成可能。
現在、国内外で出版されている楽譜のほとんどが
Finaleで作られている。

Finale から Dorico への移行が促されているものの、
Dorico で Finale のファイルを直接開ける訳ではないことや、
ソフトの操作体系の違いなどがあり、
ユーザーが移行するまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

別の移行先の候補として Sibelius も考えられる。

今回のサービス終了について
「エクセルが終わるようなもの」と例える嘆きの声が散見されるが、
いわゆる世界標準のソフトウェアが
現場から突然引退することは考えづらい。
町工場でフロッピーディスクのコンピュータが使われ続けるように
楽譜制作の現場では引き続き Finale が使われ続けるのではないだろうか。

(追記:2024年8月28日)

Finale の国内代理店 ジェネリックジャパン社の発表によると

今回のMakeMusic社による発表は突然のことであり、
国内代理店契約の即日終了が余儀なくされたそうだ。

また同時に、国内ユーザーに向けて
できる限り年内はサポート対応を行うことが表明された。

FinaleおよびPrintMusic日本語版サポート終了に関するご案内
2025年8月25日をもってMakeMusic社製品に関する業務を完全に終了させて頂きました。長きにわたりFinaleファミリー日本語版をご愛顧いただきましたお客様に改めて深く感謝申し上げます。
DTMNews音楽
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投稿者
服部 ヒロ

「風景が見えるピアノ」と評される、まるで映画の様に情景を描く作曲家・キーボーディスト。これまで4枚のオリジナルアルバムをリリース。iTunes storeインストゥルメンタル部門で「水槽から観る風景」日本6位、「若葉色の風」日本31位を獲得。サポートミュージシャンとして多数のアーティストと共演し、NHKホール等に出演。ポップス、ロック、演歌、歌謡曲、ゴスペルなど様々なジャンルを演奏し、「歌に寄り添うピアノ」との評価を得る。

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