ヤマハより2025年4月に発売された
エレクトリックアコースティックギターの
フラッグシップモデル、
『FG9 X』『FS9 X』。
今回は、『FG9 RX』『FS9 MX』
の試奏レビューをお届けいたします!
ヤマハ『FG9 RX』『FS9 MX』
最近はよく登場しております、
futatsuboshi noteの
双子の兄 / ギタリストの悠星です。
実はエレキギター、アコースティックギター、
アンプにモニタースピーカーまで
かなりのヤマハヘビーユーザーだったりします!
今回の記事ではなんと、
ヤマハ様より
『FG9 RX』『FS9 MX』
をお借りすることができ、
試奏レビューをお届けします!
音も録っているので、是非比較して
いただければと思います!
『FG9 RX』は
ドレッドノートスタイルの
ローズウッドボディ、
『FS9 MX』は
コンサートスタイルの
マホガニーボディ
となります。
3Wayピックアップシステム
「Atmosfeel™(アトモスフィール)」
を採用しており、
きわめて自然かつ多彩に調整できる
システムとなっておりました。
詳細はこちらの記事をご覧ください!

『FG9 RX』『FS9 MX』レビュー
『FG9 RX』レビュー
まずは『FG9 RX』。
ローズウッドボディということもあり、
ピッキングに完全についてきてくれる感覚で、
強く弾いても音が割れる感じはありません。
ネックはモディファイドVシェイプ
とのことですが、
いい意味で三角な感じはあまりなく
Vシェイプが苦手な方にも
違和感なく握れるのでは。
塗装はマット仕上げになっていて、
とにかく弾きやすい!
僕はかなり手が小さいですが、
ネックも細めで全く問題無かったです。
弦高も高すぎず、
古いギターのようにテンションが
強すぎて弾けない、鳴らせない、が無い。
指弾きでも問題無く鳴らせました。
ピック、指両方のスタイルでも安心です!
『FG9 RX』コードストローク_マイク・ラインミックス音源
『FS9 MX』レビュー
続いて『FS9 MX』。
マホガニーボディ仕様で、
『FG9 RX』と持ち替えても
違和感なく弾けました。
ボディシェイプも小さいため、
低音成分は比べるとさすがに少ないですが、
優しい音です。
構えるとすっぽり収まる
ちょうどいいサイズ感です。
ネックは『FG9 RX』と同じく、
Vシェイプ感はあまり感じず、
マット仕上げ、細めで現代的な仕様。
スケールも若干短くて持ちやすく、
その分、プレイアビリティが高いです。
テンションもちょうど良く、
かつダルダルではなく、
ちゃんと張りのある音が出ます。
『FS9 MX』コードストローク_マイク・ラインミックス音源
『FG9 RX』『FS9 MX』共通レビュー
明るい木材の色で、
ラッカー塗装の輝きが美しいです。
触るだけでわかる丁寧な作り込みは
さすがヤマハさん。
ジョイントのマークも高級感があります!
またセットネックではなく、
ボルトオンというのが画期的。
ボディの振動をネックに逃げないようにし、
ボディでエネルギーを効率よく
消費するための構造で、
ダイナミックレンジの広さに
貢献しているそう。
リペアもかなり楽になりそうですね。
3Wayピックアップシステム「Atmosfeel™(アトモスフィール)」
このピックアップシステムが素晴らしかった。
マイク、コンタクトセンサー、ピエゾを
混ぜるタイプで、とても自然な音。
3つのつまみでブレンドを調整できます。
『FS9 MX』ではBass EQが特にありがたい。
マホガニーかつボディも小さいため、
『FG9 RX』と比べて低音感が少ないのですが、
ラインで低音を補えてしまいます。
Bass EQは『FS9 X』のために
あるのではと思うくらい重宝できます。
あと、いざ試奏しようとした時に、
電池がなくて少し焦ったのですが、
なんと電源は単三電池。
これは助かりました。
手軽に充電式電池が使えるのも
大変ありがたい設計でした。
比較音源
『FG9 RX』『FS9 MX』レビュー
いかがでしたでしょうか?
さらにここで、聴き比べができるよう、
両モデルで音を録りました。
それぞれ
ストローク、アルペジオ、
カッティング、指弾きを
ライン録り、マイク録り、ミックスしたものを
ご用意しております!
比較のため、あえてラインのセッティングは
ギター毎で同じにしてあります。
追い込めばもっと良くなること間違い無し。
是非お聴きください!
『FG9 RX』音源
コードストローク
・ミックス
・ライン
・マイク
アルペジオ
・ミックス
・ライン
・マイク
カッティング
・ミックス
・ライン
・マイク
指弾き
・ミックス
・ライン
・マイク
『FS9 MX』音源
コードストローク
・ミックス
・ライン
・マイク
アルペジオ
・ミックス
・ライン
・マイク
カッティング
・ミックス
・ライン
・マイク
指弾き
・ミックス
・ライン
・マイク
その他、価格や仕様の詳細はこちら!
