Tempalay|アジアツアーも成功!浮遊感漂うサイケデリックロックバンド

※画像はこちらからお借りしました。

「今の音楽シーンでやられていないことを昇華するのが基本的なテーマ」——ボーカル・ギターの小原綾斗がそう語るように、Tempalay(テンパレイ)はとにかく他のバンドとは一線を画す存在です。
サイケデリック・ローファイ・J-POPが絶妙に絡み合い、どこかに分類できない独自の「Tempalayサウンド」を作り上げてきた3人組バンドで、結成からわずか1年でFUJI ROCK FESTIVALに出演。
その後も米国テキサスの音楽フェス「SXSW」やアジア各国ツアーを経験し、国内外のインディーシーンで高い評価を確立してきました。
大友克洋の名作漫画「AKIRA」をテーマにした「大東京万博」や、テレビ東京ドラマ「サ道」のエンディングテーマ「あびばのんのん」など、タイアップ曲を通じてより広い層への認知も広がっています。
この浮遊感と中毒性のある音楽を、まずこの記事でサクッと確かめてみてください。

Tempalay

メンバー紹介

小原綾斗(おはらりょうと)Vo・Gt
高知県出身で、バンドの発起人。
あまのじゃくな性格から「他の人がやっていないことをやる」という意識が強く、Tempalayの独自サウンドはその姿勢から生まれています。
作詞・作曲の中心的な担い手で、日本語と英語を交えた独特のリリックは唯一無二です。

藤本夏樹(ふじもとなつき)Dr
対バンを通じて小原の前身バンドに加わったことでTempalayに参加し、結成時のメンバーとなりました。
土臭いビートから電子ドラムを組み合わせたハイブリッドなサウンドまで幅広く対応するドラマーです。
John Natsuki名義でのソロ活動も行っており、バンドの外でも音楽的な表現を続けています。

AAAMYYY(エイミー)Key・Cho
シンガーソングライター/トラックメイカーとして活動し、バンドの活動初期からサポートキーボーディストとして参加。
小原がAAAMYYYのシンセを前提に楽曲を作ることもあったほど、Tempalayのサウンドに不可欠な存在であり続け、のちに正式メンバーへと加入しました。
独立したソロアーティストとしても旺盛に活動しており、透き通った声と浮遊感のあるシンセがTempalayの音楽に欠かせない彩りを添えています。

簡潔な来歴

高知から埼玉へ移り住んだ小原が、前身のバンドを結成したことが、Tempalayの原点となりました。
その後、池袋のライブハウスで対バンした藤本夏樹が加入したタイミングでTempalayと改名し、本格的なバンド活動がスタートしました。

結成わずか1年にしてFUJI ROCK FESTIVALROOKIE A GO-GO」に出演し、限定デビューEP「Instant Hawaii」は瞬く間に完売。
その後も米国テキサスの世界最大規模の音楽コンベンション「SXSW」に出演するなど、インディーズの枠を超えた活動を展開します。

 

GAP社とのコラボレーション楽曲「革命前夜」が話題を呼び、King GnuのメンバーによるリミックスでもSNS上で大きな注目を集めました。
敬愛するUnknown Mortal Orchestraの来日公演ではサポートアクトを務め、国際的な存在感も示しています。

2018年には、長年サポートとして活動していたAAAMYYYが正式メンバーに加入し現体制に。
テレビ東京ドラマ「サ道」「サ道2021」のエンディングテーマ連続担当をはじめ、テレビ番組「関ジャム 完全燃SHOW」での「大東京万博」年間ベスト入りなど、バンド外での評価も高まりました。

メジャーデビュー後も精力的にアルバムリリースとツアーを続け、初の日本武道館公演「惑星X」を成功させるなど、着実にその規模を拡大させています。

HP、SNS等

Tempalay 公式サイト
Tempalay 公式X
Tempalay 公式Instagram
Tempalay 公式YouTube
Tempalay Wikipedia

Tempalay おすすめ曲

革命前夜

GAP社とのコラボレーションから生まれた楽曲で、アポロ11号の月面着陸をテーマにしています。
ローファイなビートを基軸にしながら、リバーブのかかったシンセが広がる瞬間にまるで宇宙に浮かんでいるような浮遊感を体験できる一曲です。
King GnuのメンバーがリミックスしたバージョンでもSNS上で大きな話題を呼び、Tempalayの名を広く知らしめました。
はじめてTempalayを聴く人にとって、その独自のサイケデリックサウンドを体感するのに最適な入り口のひとつです。

どうしよう

ミニアルバム「なんて素晴らしき世界」収録のリード曲で、Tempalayのサイケ×ポップな世界観が凝縮された代表作のひとつです。
不協和音と浮遊感のある独特のメロディが、耳に入ってくるとそのまま曲の世界に引き込まれていくような中毒性があります。
疲れ切ってすぐ夢の世界へ落ちてしまうような不思議な感覚と充実感が同居した、まさにTempalayにしか作れない楽曲です。
ダークでサイケな映像が印象的なMVも合わせてぜひ確認してみてください。

そなちね

テレビ東京ドラマ「サ道」のエンディングテーマとして起用され、幅広い層に届いた楽曲です。
映像クリエイター集団PERIMETRONが手掛けたドラマ仕立てのMVも印象的で、Tempalayとして初のドラマ形式の映像作品となりました。
無常観や命の儚さをテーマにした歌詞は古典的な日本語の言葉遣いも随所に散りばめられており、サウンドだけでなく言葉の選び方にもTempalayらしい個性が光ります。

大東京万博

大友克洋の名作漫画「AKIRA」を題材に制作された楽曲で、和楽器と現代的なサウンドを融合させた和洋折衷のアレンジが大きな話題を呼びました。
テレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」の音楽のプロが選ぶ年間ベスト10でも高く評価された楽曲で、「東京」「日本」をTempalayならではの感性で切り取った、スケール感のある一曲です。
哀愁を帯びたメロディとAAAMYYYのコーラスが重なる瞬間の美しさは格別で、夜景の中で聴くと特に映えます。
ライブでの演奏時も大きな盛り上がりを見せる、バンドを象徴する楽曲のひとつです。

あびばのんのん

テレビ東京ドラマ「サ道2021」のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲で、サウナでととのった時の感覚と情景を音楽で表現した「サウナソング」です。
TikTokでも振り付けが話題になるなど、Tempalayのファン層を大きく超えた拡散を見せた一曲でもあります。
この楽曲でTempalay初のシングルCDリリースも実現しており、バンドの歴史においても特別な位置づけの楽曲です。

Tempalay まとめ

Tempalayは、サイケデリック・ローファイ・オルタナティブ・J-POP——そのどれにも完全には当てはまらない、唯一無二のサウンドを持つバンドです。
「今の音楽シーンでやられていないことをやる」という小原の一貫した姿勢が、結成から10年以上経った今も楽曲を聴くたびに刺激的な新鮮さをもたらしてくれます。

FUJI ROCKや海外フェスへの出演、GAP・ドラマとのタイアップ、武道館公演の成功など、インディーズ発のバンドとして着実に歩みを重ねながらも、その音楽の根底にある自由奔放な精神はまったくブレていません。
「どうしよう」や「革命前夜」などインディーズ期の名曲から、「あびばのんのん」「大東京万博」などタイアップ話題曲まで、どこから聴き始めても中毒になる楽曲が揃っています。

ゆらゆら帝国、Tame Imapala、Unknown Mortal Orchestraが好きな人には特にはまりやすく、「なんとなく聴いてみたら沼にはまった」という声も多いバンドです。
まずは公式YouTubeから気になる楽曲を一曲だけ聴いてみてください。

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