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yama(ヤマ)は、SNSを中心に爆発的な人気を獲得し、注目を集めるソロシンガーです。
2020年のオリジナル楽曲「春を告げる」で話題となり、また目元を覆う白い仮面と大きめのパーカー姿でステージに立つミステリアスなビジュアル、そして性別や年齢・素性を一切明かさないスタンスが、独特の存在感を放っています。
TVアニメ『SPY×FAMILY』エンディングテーマ「色彩」、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2オープニングテーマ「slash」など、多彩なタイアップでその名を広めてきました。
国内のアリーナツアーやアジアツアーも即完させ、着実に活動の場を世界へと広げています。
この記事では、yamaのプロフィール・来歴・まず聴いておきたいおすすめ曲5選をまとめてお届けします。
yama
yama 紹介
yama(ヤマ)は、日本のシンガーソングライターで、所属レーベルはMASTERSIX FOUNDATION(ソニーミュージック系)です。
本名・性別・年齢・出身地といったプロフィールはすべて非公開というミステリアスなアーティストで、ライブやメディア出演の際には目元を覆う特製の仮面を着用しています。
この仮面は「人前に出ることへの緊張を和らげたい」「自分の素性で作品の邪魔をしたくない」という思いから生まれたもので、特殊メイクアップアーティストの快歩(KAIHO)が制作しています。
透明感と陰りが共存する中性的なハスキーボイスが最大の武器で、孤独や焦燥といった現代の若者が抱えるリアルな感情を、柔らかくも力強く表現する歌声が多くのリスナーの心を射抜きます。
ロックバンドBINのボーカルとしても活動するなど、様々な顔を持つアーティストです。
簡潔な来歴
中学生の頃から宅録でボーカロイド曲の「歌ってみた」を制作していたyamaは、さまざまな表現を模索する時期を経てYouTubeへの動画投稿を開始しました。
歌い手としての活動の中でボカロPのくじらと出会い、楽曲「ねむるまち」へのゲストボーカル参加をきっかけにSpotifyの「バイラルトップ50(日本)」で9位を記録するなど、その名が広まり始めます。
その後、自身名義の初オリジナル楽曲「春を告げる」をリリース。
コロナ禍で孤独に過ごす人々の夜に寄り添うような歌詞と、yamaの憂いある声が重なり、TikTokを中心にSNSで爆発的に拡散されてヒットチャートの上位に躍り出ました。
「THE FIRST TAKE」への出演でメディアに初登場し、その際に仮面スタイルが誕生します。
TVアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」オープニングテーマ「麻痺」でアニメ主題歌に初起用され、TVアニメ『SPY×FAMILY』エンディングテーマ「色彩」、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2オープニングテーマ「slash」と、人気アニメへのタイアップが続きました。
武道館での2daysワンマンライブはいずれも即完し、アジアツアーも全公演ソールドアウト。
現在はオリジナルアルバムを複数リリースし、国内外問わず精力的に活動を広げています。
HP、SNS等
yama 公式サイト
yama 公式X(本人)
yama 公式X(スタッフ)
yama 公式Instagram
yama Wikipedia
yama 公式YouTube
yama おすすめ曲
春を告げる
yamaの名前を世に広めた初のオリジナル楽曲です。
「深夜東京の6畳半夢を見てた」という書き出しから始まる孤独な夜の情景を描いた歌詞が、コロナ禍という閉塞した時代の空気と見事に重なり、多くの人の心をつかみました。
YouTubeに公開されたMVの累計再生回数は1.8億回を突破し、Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」でも9位を記録するなど、チャートを席巻しました。
まずyamaを知るなら、この曲が最初の一手として最適です。
麻痺
TVアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」のオープニングテーマとして起用された、yamaがアニメ主題歌を初めて担当した楽曲です。
「春を告げる」とは打って変わって、疾走感のある力強いサウンドが特徴的で、ボーカルも激しさと繊細さを行き来します。
「春を告げる」だけでやまの音楽を語るのは早い、と気づかせてくれる一曲で、yama自身の音楽的幅広さをはっきり示した作品です。
色彩
TVアニメ『SPY×FAMILY』第2クールのエンディング主題歌として起用され、yamaとくじらが再びタッグを組んだ楽曲で、リズミカルで軽やかなポップサウンドとカラフルな世界観が、スパイファミリーの物語とぴたりと重なっています。
yamaにとって初のダンスMVでもあり、これまでのイメージを軽やかに塗り替えた意欲作です。
「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスでは、緊張感とともに歌声の繊細さが際立ち、楽曲の新たな奥行きを感じさせる映像となっています。
slash
TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2のオープニングテーマとして制作された、これまでのyamaのイメージを覆す攻撃的なロックナンバーです。
重厚なロックサウンドに壮大なストリングスが絡み合い、感情を剥き出しにしたやmaのボーカルが圧倒的な熱量で響きます。
yamaは主人公スレッタの抱える弱さと内向きな心が、自らを奮い立たせていく様を表現したとコメントしており、「春を告げる」の柔らかなウィスパーボイスとは別の顔を持つyamaの、シンガーとしての底力を見せつけた楽曲です。
ねむるまち feat.yama
ボカロPのくじらが発表した楽曲で、yamaがゲストボーカルとして参加し、その名を一気に広めたきっかけとなった一曲です。
淡く気だるいサウンドの中にyamaの声が溶け込み、「眠れない夜」の質感をじんわりと押し広げる楽曲で、深夜に一人で聴くと刺さる独特の余韻があります。
「春を告げる」以前のyamaを知るという意味でも、また純粋にくじら×yamaのコラボの妙を楽しむという意味でも必聴の楽曲です。
yama まとめ
yamaは、ニコニコ動画・YouTube発の歌い手文化から生まれながら、楽曲の質と声の個性だけで現代の音楽シーンの中心へと駆け上がったシンガーです。
素性を明かさず、目元を仮面で隠すスタイルは「楽曲だけで勝負したい」という一貫したメッセージであり、それがかえってyamaというアーティストの神秘性をいっそう高めています。
「春を告げる」のウィスパーボイス、「麻痺」の疾走感、「色彩」のポップな開放感、「slash」のロック的熱量——これだけ表情豊かな楽曲を手がけながら、どの曲にも確かにyamaの「声」が通底しています。
孤独や不安、焦りといった現代の若者が抱える感情を、押しつけがましくなく、ただそこに寄り添う形で歌う姿勢こそがyamaの核心です。
アジアへと活動の場を広げながらも、そのスタンスはぶれることなく、楽曲のクオリティを地道に積み上げてきたアーティストです。
まだyamaを聴いたことがないなら、まず「春を告げる」から。
すでに知っているなら、まだ聴いていない曲を探してみてください。
きっと深夜に一人で聴きたくなる一曲に出会えるはずです。



