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「都会におけるPOPの進化」をコンセプトに掲げるバンド・Yogee New Waves(ヨギー・ニュー・ウェーブス)は、ネオシティポップムーブメントを牽引する東京発のロックバンドです。
FUJI ROCK FESTIVALへの出演、ビクターエンタテインメントからのメジャーデビュー、中国・台湾・タイ・韓国などアジア各国でのツアー成功、ヘリーハンセンとのコラボレーション——音楽シーンだけでなくファッション業界からも注目を集めてきたバンドです。
この記事では、Yogee New Wavesのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。
Yogee New Waves
メンバー紹介
現在のYogee New Wavesは、角舘健悟と竹村郁哉を中心にサポートメンバーを迎えた体制で活動しています。
角舘健悟(Vo / Gt) Yogee New Wavesの創設メンバーであり、バンドの顔となるボーカル・ギタリストです。
大学生時代からバンドを立ち上げ、学生時代は現代美術家を志してサウンド・インスタレーションを学んでいたという異色の経歴を持ちます。
フジテレビ系「7Rules」のナレーションを担当するなど、音楽外の活動でも存在感を示してきました。
竹村郁哉(Gt) 元はサポートギタリストとして参加し、バンドのスタイルにフィットしたことで正式メンバーとなったギタリストです。
繊細で風通しの良いギタープレイで、Yogee New Wavesのサウンドに不可欠な「揺らぎ」と「浮遊感」を生み出しています。
簡潔な来歴
Yogee New Wavesは、角舘健悟らを中心として東京で結成されました。
結成まもなくSUMMER SONICの出演選考「でれんの⁉サマソニ2013」の最終選考に選ばれるという幸先の良いスタートを切り、自主制作の「Climax Night」はライブ会場のみの販売にもかかわらず即完売となりました。
翌年のFUJI ROCK FESTIVAL「Rookie A GoGo」出演を経て、EPと1stアルバム「PARAISO」をリリースすると、耳の早いリスナーとメディアから年間ベストディスクに選ばれるなど、インディーズシーンで一気に名前が広まります。
さらに2ndアルバム「WAVES」、そして「SPRING CAVE e.p.」でビクターエンタテインメント傘下のColourful Recordsからメジャーデビューと快進撃は続き、3rdアルバム「BLUEHARLEM」リリース。
その後には全国ツアーと並行して中国・台湾・タイ・韓国・マレーシアなどアジア各国での公演を次々と成功させ、国際的なバンドとしての存在感を確立しました。
Tower Record「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターへの選出、ヘリーハンセンとのコラボレーションなど、ファッション・カルチャー業界からの注目も集めました。
現メンバーの角舘と竹村を軸に、「GRAND TOUR 2025」としてサポートメンバーを加えた新体制でライブ活動を継続しています。
HP、SNS等
Yogee New Waves 公式サイト
Yogee New Waves 公式YouTube
Yogee New Waves 公式X
Yogee New Waves Wikipedia
Yogee New Waves おすすめ曲
CLIMAX NIGHT
ライブ会場のみの販売で即完売となり、その後全国流通版でリリースされたYogee New Wavesの原点ともいえる楽曲です。
乾いたギターカッティングと角舘健悟の柔らかく浮遊するような歌声が絡み合うこのサウンドは、バンドが「都会におけるPOPの進化」を追求するスタート地点の空気を完璧に封じ込めています。
「SUGAR BABEやFishmansを現代で鳴らすバンド」という評価はすでにこの楽曲から始まっており、シティポップ・ネオポップが好きな人なら聴いた瞬間に虜になるはずです。
SAYONARAMATA
映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」の主題歌として書き下ろされた、Yogee New Wavesの叙情的な側面が最も豊かに表現された楽曲です。
日本語のポップスが持つ別れの美しさが凝縮されており、曲を聴き終えた後には何か大切なものと別れたような感情が残ります。
「別れは終わりじゃない」という視点が、東京の街の情景とともに描かれる楽曲です。
World is Mine
2ndアルバム「WAVES」を代表する楽曲です。
ハイハットが裏を刻む都会的なビートと、角舘の歌声がより洗練された形で絡み合うサウンドは、前体制から一段階深みを増したバンドの姿を示しています。
「World is Mine」というタイトルに込められた大きさと、サウンドの親密な浮遊感のギャップが心地よく、何度でも繰り返し聴きたくなる楽曲です。
Bluemin’ Days
ビクターエンタテインメントからのメジャーデビュー作「SPRING CAVE e.p.」のリード曲として発表された楽曲です。
Suchmosや米津玄師のMVも手がけたmaxillaが制作したワンカット風の映像が話題を呼び、バンドの音楽が新たな段階へ進んだことを告げる一曲となりました。
歌詞はとてもポジティブで、憂いや裏表を感じさせないストレートな表現が印象的です。
to the moon
テレビ東京系ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」のタイアップ楽曲として制作され、バンド初のドラマ主題歌となった楽曲です。
「to the moon」というタイトルが喚起する遠い場所への憧れと、日常の地続きにある感情が穏やかなグルーヴに乗っています。
山田健人監督によるMVは、前向きかつ浮遊感あるサウンドとともに楽曲の世界観を美しく視覚化した作品で、Yogee New Wavesの音楽がより広いリスナーへと届いていくひとつの転換点となった楽曲です。
Yogee New Waves まとめ
Yogee New Wavesは、10年以上にわたって「都会におけるPOPの進化」を誠実に追い続けてきたバンドです。
ネオシティポップムーブメントを牽引しながら、そのムーブメントが落ち着いた後も自らのサウンドを磨き続けているという点において、彼らは時代を超えた存在感を持っています。
FUJI ROCK、アジアツアー、メジャーデビュー、ドラマタイアップ——活動のスケールは着実に広がり続けながら、しかし角舘健悟の歌声に宿る「青春の匂い」は変わることなく楽曲に封じ込められています。
メンバーチェンジを重ねながらも、バンドが鳴らすサウンドの芯がぶれないのは、音楽に対する角舘の一貫したビジョンがあってこそです。
「CLIMAX NIGHT」から「to the moon」へと時代をまたいで聴くと、Yogee New Wavesがいかに誠実に進化してきたかが伝わります。
まだ聴いたことがない方は「CLIMAX NIGHT」か「Bluemin’ Days」から、新しいYogee New Wavesを知りたい方は「to the moon」から聴き始めてみてください。


