w.o.d.|気怠いボーカルと轟音が生む「退廃的な快楽」!進化が止まらないネオグランジバンド

※画像はこちらからお借りしました。

w.o.d.(ダブリューオーディー)は、兵庫県神戸市出身の3ピースロックバンドです。
NirvanaBlurを彷彿とさせる退廃的でダーティなグランジサウンドを軸に、歪んだギター・ヘヴィなベース・タイトなドラムが絡み合う「ネオ・グランジ・バンド」として、国内外から熱視線を送られています。

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」オープニングテーマ「STARS」は全世界累計750万ストリーミングを突破し、BOOM BOOM SATELLITES中野雅之をプロデューサーに迎えた「My Generation」はロックとエレクトロの融合で新機軸を打ち出しました。
Fender Next 2024選出、ソニー・ミュージックレーベルズからのメジャーデビューと、歩みは着実に広がっています。
本記事では、w.o.d.の魅力や来歴、そしてぜひ聴いてほしいおすすめの名曲をご紹介します。

w.o.d.

メンバー紹介

サイトウタクヤ(Vo / Gt) 兵庫県出身のボーカル兼ギタリストで、w.o.d.のほぼ全楽曲の作詞・作曲を手がける中心人物です。
「日々を気怠く歌い、時に感情的にシャウトする」というスタイルは、グランジ直系の叙情性と反骨精神を現代の言葉で体現しています。

Ken Mackay(Ba) サイトウタクヤと中学校の同級生で、バンドの共同創設メンバー。
「鼓膜を瞬時に捉えるヘヴィなベース」と評されるプレイスタイルで、w.o.d.のグルーヴの核を担っています。
2024年の自主企画「TOUCH THE PINK MOON」ではDJとしても活動するなど、バンドの音楽的な幅を広げる存在です。

中島元良(Dr) サイトウ・Kenが「ここ5〜6年で一番かっこいいバンド」と評価してKenが声をかけ、サポートを経て正式加入したドラマーです。
w.o.d.の楽曲の疾走感と緩急を生み出す大黒柱であり、加入後のアルバムから楽曲の完成度が一段と上がったとファンから評されています。

簡潔な来歴

w.o.d.は、中学校の同級生だったサイトウタクヤKen Mackayが、その後の偶然の再会をきっかけに正式なバンドとして活動を開始したことから始まります。
バンド名は英語の授業中に単語帳をめくって見つけた単語を組み合わせた「webbing off duckling」の頭文字で、「泳げないアヒルの子」という意味を持ちます。

インディーズ時代からロッキング・オン主催のコンテスト「RO69JACK 2015」入賞、「出れんの!?カミコベ!?」グランプリ受賞、「出れんの!?サマソニ!?」応募3,400組の中からファイナリストに選出されSONIC STAGEに出演するなど、着実に実績を積み重ねます。

活動拠点を神戸から東京に移した後、ドラムの交代を経て中島元良が正式加入し現体制が固まります。
アルバム「webbing off duckling」「1994」「LIFE IS TOO LONG」「感情」と積み上げ、「感情」はタワーレコード「タワレコメンアワード2022年」に入賞し、日本テレビ「バズリズム」の「これがバズるぞ!2023!」で4位に選出されます。

転換点となったのはTVアニメ「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」のオープニングテーマに「STARS」が起用されたことで、全世界累計750万ストリーミング突破というw.o.d.史上最大の数字を叩き出しました。
BOOM BOOM SATELLITES中野雅之プロデュースによる「My Generation」「エンドレス・リピート」を経て、ソニー・ミュージックレーベルズよりメジャー1stアルバム「あい」をリリース。

Fender Next 2024」に日本人アーティストとして選出されるなど国際的な評価も高まり、現在は全国ワンマンツアー・海外公演(台湾初ライブ実施)・TVアニメ「勇者のクズ」第2クールEDテーマ「NON-FICTION」のリリースと、活動の幅は広がり続けています。

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w.o.d. おすすめ曲

馬鹿と虎馬

アルバム「感情」に収録された楽曲で、w.o.d.のタワーレコード「タワレコメンアワード2022年」入賞のきっかけとなったバンドの転換点を示す一曲です。
全曲アナログテープ一発録りというアルバム「感情」のコンセプトのとおり、スタジオライブの熱量がそのまま封じ込められたサウンドは、w.o.d.が追求してきた「プリミティブなロックバンドのグルーヴ」の到達点を示しています。
w.o.d.を初めて聴く方が最初に選ぶべき入門曲のひとつです。

STARS

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」のオープニングテーマとして世界中のアニメファン・ロックファンに届き、全世界累計750万ストリーミングを突破したw.o.d.の代表曲です。 「BLEACH」という作品が持つ「命と魂をかけた戦い」という世界観と、w.o.d.が日々の生活の中で感じる「生きることへの覚悟」が共鳴した楽曲で、疾走感あるサウンドと感情的な歌声が一体となって届きます。
w.o.d.がここまで広くリスナーに知られるようになったきっかけの楽曲として、バンドのキャリアにおける最重要曲のひとつです。

My Generation

BOOM BOOM SATELLITES中野雅之をプロデューサーに迎えて制作された、w.o.d.の新機軸サウンドを体感できる楽曲です。
「あけまして新時代 崩れ出した世界」という歌い出しが示すとおり、ロックの退廃と前向きな反骨精神が「Our Generation」という言葉に収束する楽曲で、チャートミュージックの中で遺産になりつつあるロックを再び時代の最前線に引き戻す意志が込められています。
w.o.d.のプリミティブなロックサウンドはそのままに、中野が加えたエレクトロプロダクションが楽曲に独特のエッジと疾走感をもたらしています。

陽炎

アルバム「あい」収録のライブアンセムで、w.o.d.の原点であるアナログテープ一発録りサウンドで制作された楽曲です。
陽炎のように揺れながらもその場に留まらない何かを追い続けるような感情を、疾走感あふれるロックサウンドで表現しています。
「ライブアンセムとなる新たな代表曲」という公式コメントのとおり、リリース後すぐにライブの定番となり、全国10カ所のワンマンツアーで磨き上げられた楽曲です。

NON-FICTION

TVアニメ「勇者のクズ」第2クールエンディングテーマとして起用された最新楽曲で、「STARS」に続くアニメタイアップ作品です。
作品が持つ「正しさとは何か」「人間の本質的な矛盾」というテーマとw.o.d.の音楽的な誠実さが交差した楽曲であり、2026年にCDシングルリリースも決定しています。
バンドの新章を体感するうえで欠かせない一曲です。

w.o.d. まとめ

w.o.d.は、神戸の中学校で出会った同級生2人が「泳げないアヒルの子」というバンド名を背負って結成し、15年以上にわたって「退廃的でダーティなグランジサウンド」を貫いてきたバンドです。

RO69JACKへの入賞・サマソニ出れんの!?グランプリ・タワレコメンアワード・BLEACHオープニングテーマ・Fender Next選出・ソニーメジャーデビュー——それぞれの出来事は、バンドが「自分たちのサウンドを曲げることなく」積み上げてきた結果です。

NirvanaやBlurへのリスペクトを持ちながら、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之という日本の電子音楽の巨人とのコラボレーションで新しい扉を開き、BLEACHとの共鳴で世界の舞台に立った——w.o.d.の進化には一本の筋が通っています。

「ロックは死んだみたい、そうかい、どうでもええ」——My Generationで歌ったとおり、w.o.d.はロックが「遺産」と呼ばれる時代に、今もロックを現役で鳴らし続けています。

「馬鹿と虎馬」でグランジの本質を体感しても、「STARS」でアニメと音楽の融合を楽しんでも、「My Generation」で新しいw.o.d.に出会っても——どの楽曲にも「w.o.d.にしか出せない音」が宿っています。

まずは「馬鹿と虎馬」か「STARS」から、w.o.d.の世界に飛び込んでみてください。

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