Tele|米津玄師が注目した令和のトリックスター!日本武道館・横浜アリーナへ駆け上がった新世代

※画像はこちらからお借りしました。

Tele(テレ)は、音楽家・谷口喜多朗によるソロプロジェクトで、作詞・作曲・編曲のすべてを谷口ひとりが手がけています。
コロナ禍の中、元日のFM802オンエアからひっそりと活動を再始動させたこのプロジェクトは、Spotifyの人気プレイリストへの選出や、Spotify Early Noise 2023への選定をきっかけに早耳のリスナーたちの心を一気につかみました。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」での米津玄師特集で、米津本人が「最近聴いているアーティスト」としてTeleの名を挙げたことも大きな話題となりました。
この記事では、そんなTeleのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

Tele

Tele 紹介

Tele(テレ)は、谷口喜多朗のソロプロジェクトです。

少年っぽさを残しながら芯のある歌声と、日常の機微を鋭く切り取る文学的な歌詞が最大の武器です。
シングルで連続リリースした楽曲はどれも「この一節」と呼べる言葉の煌めきを持ち、一度聴いたら頭から離れない独自の音楽世界を形成しています。

「令和のトリックスター」という公式の形容が示すとおり、既存のカテゴリに収まらない自由な存在感が魅力です。

簡潔な来歴

谷口喜多朗は学生時代に「Tele」という名のスリーピースバンドを組んでいましたが、2020年頃に谷口以外のメンバーが脱退します。
名前を付けたのに何も成し遂げていないという思いから、その名前を残してソロプロジェクトとして音楽活動を継続することを決意しました。

活動の再始動となったのは、FM802での「バースデイ」初オンエアです。
その後「私小説」「夜行バス」「花瓶」と楽曲を立て続けに発表し、同年にアルバム「NEW BORN GHOST」をリリースします。
Spotifyが選ぶSpotify Early Noise 2023に名を連ねると、シーンでの認知は一気に加速しました。

東京キネマ倶楽部での初ワンマンライブ「東京宣言」、テレビ朝日「EIGHT-JAM」での米津玄師による言及など、次々と話題を呼ぶ出来事が続きます。
アルバムリリース後は初の日本武道館公演を含む全国ツアー「箱庭の灯」を完走し、武道館のキャパを超える横浜アリーナ公演を含む全国ツアーへとスケールを拡大しました。

所属レーベルはトイズファクトリー、所属事務所はREDです。
アニメ「タコピーの原罪」のEDテーマを担当するなど、音楽シーンを超えたフィールドでも存在感を示し続けています。

HP、SNS等

Tele 公式サイト
Tele 公式YouTube
Tele 公式X
Tele 公式Instagram
Tele Wikipedia

Tele おすすめ曲

バースデイ

FM802での初オンエアを飾り、Teleというプロジェクトを世に送り出した記念碑的な楽曲です。
誕生日という特別な日にまつわる、諦めと温かさが絡まった複雑な感情を、日常の断片的な描写で切り取っています。
少年っぽい声と文学的な言葉の組み合わせが独自の余韻を生む、Tele入門として最適な一曲です。

私小説

文学ジャンル名を楽曲タイトルに持ち込んだ、Teleの文学的センスが際立つ楽曲です。
誰かの悲しみを知らないまま朝を迎えること、歳を重ねて変化していく友人への感傷など、日常の中に潜む感情の揺らぎを鋭い言葉で掬い取っています。
言葉とともに楽曲世界を丁寧に体感することができる、芸術性の高い作品です。

夜行バス

夜行バスという移動手段を舞台に、行き先のない感情と自由への渇望を綴った楽曲です。
下降気味の心と蛇行する坂道のイメージが重なる歌詞の構造は、聴くたびに新しい解釈を生み出す豊かさを持っています。
旅の途中で聴くと特別な感情を呼び覚ます、Teleの詩の世界を存分に味わえる一曲です。

花瓶

Teleの知名度を一気に押し上げた楽曲です。
悲嘆や痛みといった重さをポップなメロディと高らかな歌唱で昇華させるスタイルは、Teleの楽曲が「暗いのに聴きたい」と言われる理由を体現しています。
MV映像は谷口と登場人物たちのドラマチックな絵が展開し、楽曲の世界観をより深く体感できます。

箱庭の灯

日本武道館公演を含む全国ツアーのすべての本編ラストで披露し続けた楽曲で、ツアー後に配信リリースされました。
Teleというプロジェクトのひとつの到達点を示す、現在形の代表曲です。
壮大なスケールと親密な温度感が同居するサウンドは、Teleの音楽がアリーナクラスの会場へと届く理由を証明しています。

Tele まとめ

Tele(テレ)は、谷口喜多朗という才能が「名前を残して始めた再出発」から生まれた、令和を代表するソロプロジェクトのひとつです。
作詞・作曲・編曲をすべてひとりで手がけるスタイルは、楽曲の一貫したトーンと世界観を担保し、どの曲を聴いてもそこに谷口の視線と言葉がある、という安心感を生み出しています。

「バースデイ」から「花瓶」「箱庭の灯」へと続くリリースの軌跡は、成長というより深化を感じさせます。
日常の細部を言葉で掬い取る能力、少年っぽさの残る声が持つ独特の距離感、そして重さをポップに変換する技術。
これらが重なるTeleの楽曲は、一度ハマると繰り返し聴いてしまう中毒性を持っています。
米津玄師がその名を挙げ、Spotify Early Noise 2023に選ばれ、日本武道館から横浜アリーナへとフィールドを広げながらも、楽曲のスタンスは変わっていません。

「今の自分に刺さる言葉を持った音楽を聴きたい」と思うすべての人に届けたいアーティストです。
まずは「バースデイ」か「花瓶」から聴き始めてみてください。

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