TRF|avex草創期を支えた伝説!ダンス系テクノをJ-POPに持ち込んだ、5人組レイヴユニット

※画像はこちらからお借りしました。

TRFは、YU-KI(Vo)、DJ KOO(DJ/サウンドクリエイター)、SAM(ダンサー)、CHIHARU(ダンサー)、ETSU(ダンサー)からなる日本の5人組ダンス&ボーカルユニットです。

ダンス系テクノをポップミュージックに初めて本格導入したグループとして、当時バックに徹するのが慣例だったダンサーやDJをメンバーとして名前を出すスタイルが業界に衝撃を与えました。
EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」「survival dAnce ~no no cry more~」「CRAZY GONNA CRAZY」とミリオンセラーを連発し、トータル総売上2200万枚という記録を打ち立てました。
デビュー30周年を記念した日本武道館ワンマンも成功させ、現在もファンへ音楽を届け続けています。
この記事では、TRFのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をご紹介します。

TRF

メンバー紹介

YU-KI(Vo) グループのボーカリストです。
ダンスイベントのステージでパフォーマンスしていた際に小室哲哉やavex副社長の目に留まり、歌を聴かせてもいない段階でボーカルとしてスカウトされました。
TRFの楽曲全体を包む伸びやかな歌声と高い歌唱力は、激しいダンスチューンからミディアムバラードまで何でも歌いこなすボーカリストとして30年以上支持され続けています。

DJ KOO(DJ / サウンドクリエイター / リーダー) 学生時代からThe Rolling StonesThe Beatlesに影響を受け、ディスコで見習いDJを経験した本格派DJです。
TRFのリーダーとして小室哲哉からオファーを受けてユニットに参加し、場を沸かせるマイクパフォーマンスとDJプレイはデビューから現在まで変わりません。
DJ活動40年以上を経て大阪芸術大学客員教授日本盆踊り協会特別芸術顧問に就任するなど、エンターテインメントの枠を超えた活動を続けています。

SAM(ダンサー) ETSU、CHIHARUと同じくダンスグループ「MEGA-MIX」出身のダンサーで、TRFのステージングやコンサートの演出も担当します。
全国各地でダンスワークショップを開催し、若いダンサーの育成にも力を注いでいます。

CHIHARU(ダンサー) SAMとETSUと同じ「MEGA-MIX」出身のダンサーです。
TRFのビジュアルと舞台の要として長年バンドを支えており、ダンスクリエイターとしての側面も持ちます。

ETSU(ダンサー) 6歳から日舞・インド舞踊を習い、18歳から本格的にジャズダンスを学んだキャリアを持ちます。
多くのアーティストの振付・演出・構成を手がけるダンスクリエイターとしても活躍中です。

グループ名の「TRF」は「TK Rave Factory」の略で、小室哲哉(Tetsuya Komuro)のプロデュースのもとavex邦楽第1号グループとして誕生した、日本初のレイヴユニットです。

簡潔な来歴

小室哲哉TMN)のプロデュースのもと、YU-KIDJ KOOSAMCHIHARUETSUの5人が1992年に結成しました。
翌年trfとしてメジャーデビューを果たし、当時日本のポップミュージックには存在しなかったダンス系テクノサウンドを正面から打ち出すことで瞬く間に話題を集めます。

デビュー当初から4作連続でシングルヒットを続け、「BOY MEETS GIRL」「survival dAnce ~no no cry more~」「CRAZY GONNA CRAZY」と連続ミリオンセラーを達成。
1994年から1995年にかけてシングル5作連続・アルバム3作連続でミリオンセールスを記録し、小室ブームの立役者として後のglobe安室奈美恵らとともにエイベックスの礎を築きました。
シングル「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」は第37回日本レコード大賞を受賞しています。

1996年から、現在の大文字表記「TRF」へと変更、その後1990年代末に活動を休止しましたが、a-nationをきっかけに再始動。
長年ファンを大切にしながら、現在も活動を継続中です。

結成20周年には「EZ DO DANCE」に合わせたエクササイズDVD「EZ DO DANCERCIZE」がCDとDVD両方でミリオンセールスを達成し、これは日本人歌手として初の記録となりました。
デビュー30周年を迎えた際にはZepp Hanedaでの記念ライブを皮切りに、翌年の日本武道館ワンマン「TRF 30th Anniversary Live at 日本武道館『past and future.』」を成功させています。

HP、SNS等

TRF 公式サイト
TRF 公式YouTube
TRF 公式X
TRF Wikipedia

TRF おすすめ曲

EZ DO DANCE

「踊れ(EZ DO DANCE)」というシンプルなタイトルが示すとおり、身体を動かすことへの純粋な喜びを、ダンス系テクノサウンドに乗せて届ける楽曲です。
デビュー直後のリリースながらトリプルプラチナ認定を受け、TRFというグループのスタイルを一発で世に知らしめました。
「EZ DO DANCE」はのちにエクササイズDVD「EZ DO DANCERCIZE」の楽曲としても活用され、CD・DVDのダブルミリオンという日本人歌手初の記録達成にもつながった、TRFの原点にして象徴的な一曲です。

BOY MEETS GIRL

恋愛の始まりの高揚感をTRFのダンスサウンドに落とし込んだ楽曲で、ミリオンセールスを記録した大ヒット曲です。
「EZ DO DANCE」が持つクラブ的な疾走感とは異なり、キャッチーなメロディとポップな歌詞の親しみやすさが前面に出ており、TRFの楽曲の「ダンスミュージックとポップソングの融合」という特徴が最もわかりやすく体感できます。
「BOY MEETS GIRL」という言葉は今もTRFの代名詞のひとつとして語り継がれており、世代を問わず「知っている」という人が多い楽曲です。

survival dAnce ~no no cry more~

オリコンチャートで1位を獲得し、年間シングル売上ランキングで上位に入ったTRFのミリオンヒット曲です。
YU-KIの力強いボーカルとTRFのグルーヴが合わさった楽曲の爆発力はライブで聴くとさらに増幅し、コンサートの定番曲として何年経っても会場を盛り上げ続けてくれます。
強さと前向きさをダンスに乗せて届けるというコンセプトを通じ、グループのアイデンティティを象徴する作品です。

CRAZY GONNA CRAZY

TRFシングルの中で最大の売上を誇る楽曲です。
フジテレビ系ドラマ「我慢できない!」の主題歌にも起用されました。
TRFの楽曲の中で最も多くのアーティストにカバーされており、アニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」劇中歌にも使われるなど、世代を超えて愛されている楽曲です。
解放感と熱量が全編を通じて、TRFらしいビートに乗り続けます。

寒い夜だから…

TRFが持つ「踊れるアッパーチューン」のイメージを覆す、ミディアムテンポのウィンターバラードです。
季節感と切ない感情をYU-KIの温かみのある歌声が包み込む楽曲で、TRFの音楽的な幅の広さを体感できます。
「EZ DO DANCE」や「CRAZY GONNA CRAZY」とはまったく異なるTRFの表情を知ることができる、ダンスグループの枠を超えた名バラードです。

TRF まとめ

TRFは、小室哲哉プロデュースのもとavex邦楽第1号グループとして誕生し、ダンス系テクノとJ-POPを融合させた日本初のレイヴユニットとして、1990年代の音楽シーンを大きく塗り替えたグループです。
DJ・ダンサーをメンバーとして表に出す当時としては革命的なスタイルは、現在のアイドルグループやボーカルダンスグループのスタイルの先駆けともいえます。

「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」「survival dAnce ~no no cry more~」「CRAZY GONNA CRAZY」「寒い夜だから…」と5曲を並べると、疾走するダンスチューンから切ないバラードまで、TRFが一種類の「音楽」に留まらないグループだったことが伝わります。
総売上枚数2200万枚以上という数字は、TRFの楽曲が一時代のムードを作り上げていたことの証明です。

デビューから30年以上、YU-KI、DJ KOO、SAM、CHIHARU、ETSUの5人は現役でステージに立ち続けてきました。
デビュー30周年記念の日本武道館ワンマン成功、アナログレコードの継続リリースと、TRFは今もファンへの音楽の届け方を更新し続けています。

現在ではTRFの音楽はサブスクリーミングサービスでも聴くことができ、当時リアルタイムでは知らなかった世代にも広く届くでしょう。
まずは「EZ DO DANCE」か「BOY MEETS GIRL」から、TRFが作り上げた90年代ダンスミュージックの世界に入ってみてください!

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