Lindy-showcaseインタビュー『闇の中の光っていうものを常に探してる』

今回は超イチオシのスリーピースバンド、
ガレージロックを掻き鳴らすグラムロックバンド

「Lindy-showcase」さんのインタビューです✨✨✨

 

2009年8月、Vo&G MASAKI、Bass Masamitsuを中心に結成。

東京を活動拠点拠として精力的にライブ活動を行い、過激派・Glamorousをキーワードに、
ガレージロックを掻き鳴らすグラムロックバンドとして着実に知名度を広げていく。
2010年12月22日 1st mini album「STOIC IN THE VEEP SHOW」5曲を全国CDショップにて発売。
東名阪ツアーを成功させ、活動拠点を広げていく中でDrums Ryomaの脱退により2012年5月活動休止。
2016年からMASAKIがタイに移住し、途上国発展のための活動に従事。
2018年10月、1日限りの復活ライブを実施するもメンバーそれぞれの活動より正式な復活には至らず。
2021年本帰国を期に2022年より準備期間を経て2024年Drums KAMO加入。
2025年1月より本格再始動!

ハスキーエロVOICEに荒々しく攻撃的なサウンドを武器とし、
光と陰を描くメッセージから「生きる糧」を導く世界観は必見!

公式サイト
Youtube
Audioleaf ←楽曲の視聴はこちらから♪

 

✨Lindy-showcase メンバー紹介✨

MASAKI(Vo&G)

名古屋V系が全盛期の頃、2000年〜CROIX(Dr)で活動。
Donuts record westに所属し、CD全国リリース、ツアー、MV、雑誌、ラジオと勢力的に活動。
主にクラブクアトロ・ボトムライン・ダイアモンドホールを中心にライブを行う。
同時期に10代の頃から京極・Fanatic crisisのローディーとしても鍛えられており、
CDのspecial thanksに刻まれている。
近年、京極の「愛のバカ」がAcid black cherryにカバーされ話題に。
上京後は活動自体が上手くいかなくなってしまい、
6年ほど音楽から離れた後、自身の想いを自分で伝えたいとVo&Gに転身。
2009年よりLindy-showcase結成。
Prime sound recordに所属しCDリリース、ツアー、メディア等勢力的に活動。
東日本大震災を機に歯車が噛み合わなくなり2012年惜しくも活動休止。
2016年から単身タイへ移住し5年間、発展途上国の支援活動に従事。
本帰国後またその想いも音楽に託したいと思い、Lindy-showcase復活。
現在に至り2025年1月より本格再始動。
次はもっと飛躍して皆さんと共に成長していく中で日本武道館ライブを目標としています。

✨Masamitsu(Bass)✨

切ないロックを奏でる女性Vo.バンドJANE-DOE のギタリストとして
2002年2月にミニアルバム”Here”でベルウッドレコードよりデビュー。
その後siren、PARABORAに所属し東京、大阪を中心に精力的に活動。
読売TVアメスポのエンディングテーマ”テレコ”を含むミニアルバム
“PARABORA”をvibes discより発売。
その後、就職を機に活動ペースを落としながらもギターとベースの両刀を
駆使しつつ様々なバンド、SSWのサポートを手掛ける。
近年ではSSWなおみちのバンド形態SeventyWayでのサポートギタリストとしての活動と、
趣味とリハビリを兼ねた弾いてみたYouTubeチャンネル“そうだ。ギターを弾こう”でも
そのプレイを見ることが出来る。
Lindy-showcaseではギタリストライクな攻撃的なベースを担当。

KAMO(Drums)

WitchHunt、NightMazzy、CherryBombTabascos、
FullBloodUnion、Derringer、KUGIRAZ
各バンドにて LIVE RC 活動を経て
2024年Lindy-Showcase に加入。
初期の頃はIRONMAIDEN、LOUDNESS
RUSH、King’s XのHM.HRに影響を受けドラムを始める。
ドラムのプレイスタイルはサイズの大きなドラムや
シンバルを叩くのが好みで力強くダイナミックな重低音で魅了する。
太鼓一点一点、金物へのこだわりが強く職人気質な事から
現在スネアドラムの保有点数は35点。常にベストな音を探求している。

 

✨Lindy-showcase インタビュー✨

まずはLindy-showcaseの結成経緯やメンバー構成について教えてください!

Masamitsu
バンドの結成は2009年とかかな。

元々ギターをやってたんですけど、その当時、指に腫瘍ができちゃって手術で取ったんですよね。
その腫瘍を取った時に痛くてギターが弾けなくて、その時にベース始めたんですけど、
ベース楽しいなって思って。ベースでバンドやりたいなと思ってメンバー募集して。

それでまずVo&GのMASAKIくんと出会って、そこからドラムを探して。
メンバー募集で集まった3人でバンドを組んだって感じです。
で、「さぁ、やるぞ」って始めたのが、2009年ぐらい。

MASAKIくんがそのときもう何曲か作ってて、「お、いいな。こういうのやりたいな」と。
その時の共通言語はたしかミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)だったかな。

MASAKI
ミッシェルとかブランキー(BLANKEY JET CITY)とかね。

Masamitsu
そうだ。最初だからミッシェルのコピーやったもんね。

MASAKI
GWDとか世界の終わりとか。うん。

Masamitsu
初ライブね。世界の終わりやったんよ。

MASAKI
え、覚えてない(笑

Masamitsu
まだ曲が足りなくて。だからね、そこは原点なんですよ。

でも元々、俺もMASAKIくんもけっこうがっつりやってた人たちだから、
バンド組んだらやっぱライブやりたい、レコーディングしたい、CDも出したいとか
もう次から次へとやりたいことができてきて。もう生き急ぐようにやってた気がする(笑

みんな社会人で、社会人バンドなのに、なんか全部やってきたね。

で、順調にやってたんだけど、2011年の震災があって。
3月に大阪でライブが決まってたんだけど飛んじゃったんだよね、たしか。

MASAKI
その辺ぐらいからね、ちょっとなんか、活動しにくくなってきてね。

Masamitsu
で、当時のドラマーが抜けるとかもあって。
俺が昔からやっていたJANE-DOEっていうバンドのドラマーを召喚して
やったりもしてたんだけど、遠距離だったもんでなかなか大変なところがあって続かなくて。
そこでね、一旦活動休止解散になりまして。2012年とかその辺かな。

MASAKI
2012年5月かな。
そのあと僕が仕事で2016年からタイに行ってしまって。
でも、2018年に1回復活ライブやってるんですよね。その時は4ピースで。
だけど、やっぱり海外に住んでるのもあって、なかなかちょっと呼吸が合わず・・・

で、僕が2021年末ぐらいに本帰国になったんで、2022年ぐらいから、
ちょっともう1回っていうことで。ちょろちょろっと スロースタートで始まったんです。

2022年から2年くらい経っての本格始動なんですね

Masamitsu
そうなんよね。なかなかうまくいかなくて。

MASAKI
2018年にライブやった時の4人でやろうみたいになったんですけど、
それぞれの都合が合わなかったりで、よくて月1とか2ヶ月に1回くらい
合わせる感じになってしまって。

Masamitsu
うん、で、なんかギタリストが音信不通になり・・・
メンバー募集で新しいギタリスト探したりとかして、ようやっとちょっと試しに
レコーディングするか、みたいなところまでいったんだけど、今度はドラムがね。
これまた都合が合わなくなっちゃって。
で、またメンバー募集に走って・・・
そこで2024年の春頃に出会ったのが現ドラマーのKAMOさんだったと。

夏頃に初めて音合わせをして、半年ほど水面下でというか、スタジオ入って
音を合わせてみたいなことをずっと続けて。
そろそろっていうキリのいいところで、
じゃあ2025年から本格再始動しようかっていうのが今ですね。

楽曲制作はどんな感じで進めてるんですか?こだわりなども含めて教えてください!

MASAKI
曲はね、僕がまずデモぐらいな感じで構成とかの原型を作ってから、
メンバーに渡してみんなで広げていくという感じです。

「よし、作ろう」っていって作らないと、なかなか作れないんですよね。
なんか原石みたいなものをみつけて、この曲はLindyだなとかこの曲は違うかなっていうのは、
長いことやってある程度自分の中では選別はできるんで、それをどんどん
仕上げていくみたいな形ですかね。

歌詞は僕が全部書いてるんで、世界観みたいなものはたぶん
全部共通してるんじゃないかなと思います。
歌詞については元々自分が表現したいところが軸になってて。
ざっくりかもしれないですけど、なんだろうな。
闇の中の光っていうものを常に探してるんですよ。
僕はそれを表現してますね。

Masamitsu
ベースについては、元々ギタリストなんで、ギターがこういう感じで来るんだったら
ベースはこういう感じがいいとか。
たぶん普通のベーシストが普通にベース弾くとこうはならないなっていうふうに思ってて。
なるべくVo&G、ベース、ドラムのスリーピースで完結させたいって思いがあるんですけど、
Vo&Gがギターの音のかっこよさは出してる、けどギターのフレーズのかっこよさみたいなのって
なかなか難しくて。そこを埋めるみたいな。
もうやってることはベーシスト兼ギタリストだろうなって思ってます。
たぶんベーシストからみたらすごい小賢しく見えちゃうんだろうけど、なんかね、
やっぱりスリーピースならではのベースの出し方みたいなのはけっこう意識してるかな。

KAMO
ドラムについては、Lindyになってからまだあまり経っていないのでこれからだと思うんですけど、
20代の頃、けっこう長くバンドやってて、スリーピースバンドが元々好きだったんですよね。
楽曲的には違いますけど、プログレっぽいバンドをやったり、
憧れてるのがラッシュだったりとかして。
音楽的なところではこれからだと思うんですけど、色々キャッチボールしてね。
とりあえずあるものを今はなぞってみてその中で自分なりにいいドラムが叩けたら、
かっこいいドラマが叩けたらいいなっていうところで・・・
あんまり理屈抜きでとりあえず。そういう感じですかね。そう、常に返すっていうか。
今はもうあるものを、吐き出してくれたものを受け止めていくっていう。だから、いい感じですよ。

Masamitsu
まだね、たぶん純粋な新曲ってこのメンバーで作ってなくて。
昔からの曲をまだ今やっている感じなんで。そういう意味ではこれからですよね。

KAMO
歌だったら歌いたいことがあったり、ベースだったらこう弾きたいというのがある。
やりたいことがある、主張したいことがあるっていうところの後ろで
いい感じで押し出すっていうところに僕はいるっていう。
そこでサマになったらいいなっていうところ考えてやってますね、今のところは。
将来、ジャムって曲を作ったりとかできるぐらいな感じになったらまたいいですよね。

Masamitsu
そんなことを言っているKAMOさんだけど、ドラムをね、もう、すげえ楽しそうに叩くんですよね。
だからなんかこう、一緒に音を出してるその瞬間が、一体感というか。
楽しんでる感じが伝播してくるんでね。なんかすごい相乗効果になってるなって思う。

KAMOさんはスタジオの度にドラムが違うと聞きましたが・・・

KAMO
そうですね。
始めは木のドラム持って行って、大きいバスドラム使ってたんですけど、
今はアクリルのドラム使ってますね。
ステンレスのドラムもあるんですけど、それも1回使ってみたいですね。

Lindyのイメージはなんか乾いたというか、なんて言ったらいいんだろうな。
今、ラディックを使ってるんですけど、ラディックっぽい音がいいのかなと思って。
あんまりなんかこう、新しいっぽい音がするものよりは
ちょっといなたい音がいいっていう感じかなと。

Lindy-showcaseをまだ知らない人のために
「まずはこれを聞いてほしい!」という曲を教えてください!

MASAKI
Lindyってライブと音源ではまた違ってくると思うんですけど、
僕らはあくまでもライブバンドなんで、ライブでってところでいうとやっぱり
『Wake up the Radio』かな。
お客さんを煽り倒してのるまで終わらないっていう曲なんですけど、
そういうみんな一緒になってのれる曲というか、
みんなを巻き込んでライブしていくっていうのが特徴ではあると思うんですけど。
『Wake up the Radio』をけっこうライブの目玉としてやってますんで、
そこでみんなでいい輪ができればいいかなっていう思いでやってます。

Masamitsu
『Wake up the Radio』でいうと、やってても楽しいっていうのもあるんですけど
ベース的にいうと2番のAメロがすげえ気に入ってて。
なんだろうな、ギターあがりだからこそのちょっとメジャーセブンスの音で
押してみるみたいなとことか。なんかね、うん、マニアックだな(笑
スライドとちょっとすかした感じの音と。でもゴリゴリのリズムみたいなところとかね。
で、最後、ベースでチョーキングなんかしちゃったりなんかして。
うん、ギタリストが弾くベースの特徴が出ているフレーズはすごく好きです。

KAMO
印象的にはハードロックっていうよりはちょっとパンクっぽいっていうか。
それでいて『I LOVE MUSIC』みたいなちょっとダンサブルな曲もあったりとか。
けっこう多様性があって楽しいんですよね。踊れるパンクロックみたいな。
やっぱりロックなね、エネルギーがある、ギリギリのところで
音を出すっていうところに醍醐味があると思うんですよね。
前に向かってエネルギーを放つというか。もう本当にこれからですけど、
モッシュしてくれるぐらいオーディエンスが湧くような、
盛り上がるってことをとりあえずでも目的にやって、作り上げていけたらいいですよね。

最後に、Lindy-showcaseの今後の目標など教えてください!

Masamitsu
3人で集まって音出して気持ちよければそれでいいやって思ってるところがあったんだけど、
何ヶ月か前かな。MASAKIくんから、そうじゃねぇと。俺は武道館のステージに立ちてぇんだと。

この年になってバンドやるっていうことで、当然それなりのものはやってくんだけど、
演奏とかライブを良くするとかっていう観点じゃなくて、上を目指すっていうことを
あんまり考えてなかったところにそういう話が出てきて。

で、5か年計画だっていうことでMASAKIくんが持ってきてくれたことで、
別に実現しようがしまいがそうやって思ってやるってことにすごい新鮮さを感じて。
たぶんそうやってやった方がハリが出るよねってシンプルに思ったので。
ただ自分がそこに向けての道筋を描けないから皆様にお力添えいただきながら、
知恵をいただきながらみたいなところで。
1歩1歩踏みしめて歩くことしか知らないから、自分1人の思考だとできないことを
やろうとしてるっていうのがすごく楽しみです。

話を戻すと、目標は5か年計画で武道館のステージを踏むことで、
一旦今年2025年の目標としては年末に自主企画のイベントをやって、
そこで動員3桁はいくぞっていうのを目標にしていて、
それに向けて今年1年の計画を立てていこうみたいな。

それで1月から月1くらいでライブをやっていく予定です。
初ライブは2025/1/16(木)に上野音横丁で。

このメンバーで初めて人前に立つんで、ワクワクドキドキ、不安と期待。
うん、楽しみですね。
そのあとは2/1(土)に渋谷La.mama、3/30(日) にBAUHAUS六本木の予定です。

あとは毎年ミニアルバム出すっていうのもあって。

ゴールに向けて何が必要ってなると、やんなきゃいけないことがどんどん増えてくる。
Youtubeチャンネル開設みたいなのをやったりとかね。

「Lindyなんて知らねえよ」っていう人がほとんどの状態からなんで、
成長過程を一緒にね、なんかたまごっち的な感じでオーディエンスの皆さんも
一緒に楽しんで大きくなっていけたらいいな。


今後の活躍が大変楽しみです!!!
本日はありがとうございました!!

 

✨LIVE Infomation✨

2025/1/16(木) 上野音横丁
◆2025/2/1(土) 渋谷La.mama
◆3/30(日)  BAUHAUS六本木

乞うご期待!!

 

✨1stミニアルバム「STOIC IN THE VEEP SHOW」情報✨

<収録楽曲>
01.カカシ
02.UNDER
03.I LOVE MUSIC
04. ハイテンションブギー
05.Wake up the Radio

 

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