RED HEELSはVo. Freyaと Gt. Masakiの2人からなるメタルユニット。
2019年 に結成し、結成当初はFreyaがダンスヴォーカルを担い
ダンサーと共にRed Heelsとして活動を行う。
2024年からはメタルへと移行し、現在の体制となり
新生RED HEELSとして精力的に活動を行っている。
キャッチフレーズは『闇世を照らすアンタレス』
メンバー紹介
◆Freya(Vo. )
Vocal/Artist/Dancer
元CA, JAL ✈︎ Private Jet(Gulfstream)
CAから転身、本来やりたかったDancerの夢を叶え、現在はArtistとして活動
◆X(旧Twitter)
◆Instagram
◆lit.link
◆Masaki(Gt. )
Guitar/Design/Composer
◆X(旧Twitter)
◆Instagram
◆lit.link
「RED HEELS」インタビュー
RED HEELS 結成の経緯等
まずはRED HEELSさんの結成の経緯等を教えてください!
Freya
2019年に結成して元々は私がダンスヴォーカルで
ダンスデジロックというかたちでやっていたのですが、
私のキャラクターがどうやらステージに立つと何かが降りてくるみたいで、
悪魔の世界の女王様っぽいというか、Sっ気たっぷりというか…
なぜかいろんな方からもっとそういうキャラクターを
出してもいいかもねっていうお話があって。
それと同時期にたまたま「こういうの合うんじゃない?」と
メタルの楽曲をいただいて、その曲を聞いた時に鳥肌が立ち、
「これは合うかもしれない!」って衝事を受けて。
その楽曲に歌詞をつけてメタル楽曲第1弾として
出させていただいたのが去年出した『Praise the Lord』という楽曲なのですが、
そこからメタルへ移行というかたちで進んでいます。
メタルと言っても今2人なので、
メタルサウンドと言った方がいいのかもしれないですね。
結成当初からFreyaさんとMasakiさんのお2人でやられているんですか?
Freya:
結成当初のダンスデジロックのときはダンサーメンバーと私とで
3人でやっていました。
MasakiとはVaiwattさんのライブイベントで初めて出会いました。
私はRed Heels、Masakiが別のバンドで出演していて。
『Praise the Lord』のミュージックビデオを作る時に、
メタルへ移行することを意識していたので、
ミュージックビデオの中でバンドが実際に演奏してるシーンが欲しいと思い、
Masakiに出てもらったのがきっかけです。
その時はまだメンバーとして確定はしていなかったので、
ミュージックビデオではぺストマスクのようなものを
被ってもらって顔出しはしていないんですけど、
演奏シーンのギターはMasakiですね。
それがきっかけでメンバーになってくれてから
半年ほどで2025年1月にミニワンマンライブを迎えたというところです。
ユニットでやられていますが他のパートを追加する構想などはありますか?
Freya:
Masakiをメンバーに迎えたときに2人でも話したんですが、
まだ楽曲も少なくてこれから制作していく必要もあるので、
まずは2人でやってみようっていう感じでスタートしました。
今後メンバーを入れるのかというのも2人で相談しながらかなと。
ただ、メンバーを入れるとなると慎重にやっていきたいと思うので、
本当に熱意のある方でご縁があればそのタイミングで考えるかもしれないですけど、
2人だからできる音楽っていうのもきっとあると信じてるので、
今は2人で精一杯のことをやっていけたらなと思っています。
今はメタル思考ということですがMasakiさんは
元々メタルのバンドやられてたんですか?
Masaki:
ハードロック系の音楽をやっていました。
以前のバンドで活動をしていた時に対バンで
Freyaさんと出会い今に至るという形です。
Freyaさんは元CAさんなんですよね?
Freya:
そうです。
CAをしていた時に5年半ぐらい乗務をしていたのですが、
後半はなぜか怪我が続いてしまい。
客室乗務員って自分が健康じゃないとお客様を守れないので・・・
もし体調が悪かったり怪我をしてると業務にあたれないんですよ。
お休みしなくちゃいけなくて。
治って復帰してもまた違うところを怪我したりして、
あなたの居場所はここじゃないんだよっていうふうに
見えない何かに言われてるような感じがして。
それで、どうしてなのかななんて思っていた後に3.11があって、
当時被災地認定を受けた地域に住んでいたのもあり、人生の観念が変わり、
この生かされた命をどう使っていったらいいんだろうって
すごく深いところまで考える時期がありました。
皆さんに喜んでもらうことが好きなのですが、
元々ダンサーになりたかったっていう夢を諦めてしまってるっていうのがありまして、
それを思い出して、もう1回 1からチャレンジしてみようと思い、
そこからまたダンス業界に飛び込みました。
ダンスのお仕事も少しずつもらえるようになってきた中で、
たまたま私のダンスを見ていただいた音楽業界の方にお声をかけていただいて、
その時は男性の方とのコラボ曲としてのきっかけをいただいて、
人前で歌うっていうことをさせていただいたのが私の歌の始まりです。
ただ最初一度、実は歌はお断りしたんですよ。
お声がけいただいてすごく嬉しかったのですけど、
今までステージなど人前で歌ったことがなかったので歌はできませんって言って。
でももう一度考えてきてくださいって言われて、
そこまで言ってくださるんだなっていうのもあったんですけど、
やっぱりこれももしかしたら1つのチャレンジになるし、
私がやることでもしかしたら誰かの勇気にも繋がるかもしれないと思い、
じゃあ1回やってみようっていうところがきっかけです。
ユニット名の「RED HEELS」はどんな感じで決まったんですか?
Freya:
急遽ステージに立つ事が決まって、名前を決めなきゃっていうところで、
ふと降りてきたのが「Red Heels」だったんですよ。
すっと降りてきて、でも数年後に気が付いたんですが、
私、夢マップというのを毎年作っていて。
作ってる時に元々ダンスボーカルを意識していたので、
大好きなビヨンセとかレディーガガの写真を貼っていたのですが、
そこに英語がもっと喋れるようになりたいなっていうので
赤いキラキラしたヒールに英語がば一って書いてある
切り抜きもずっと貼ってたんですね。
そこには「Red Heels」っていう文字はなかったんですけど、
そのイメージがあったのかな。
それで「Red Heels」って名前で始めて、数年後に
「あれ?私、この夢マップをずっと見てたから
Red Heelsっていう名前にしたのかな。」
ってびっくりしたっていうのがあります。
そして、今は《RED HEELS》と表記を全て大文字に変更し、
メタルを意識した強めのイメージにしたところです。
RED HEELSの楽曲について
RED HEELSさんの楽曲は今何曲くらいありますか?
Freya:
メタルに移行した最初の曲『Praise the Lord』からだと、
その曲の他に、アルバム曲がSE入れて5曲あります。
あとまだシングルやアルバムに入っていない
「Lucifer」という曲もあります。
ライブでは元々のダンスミュージックでやっていた楽曲を
メタルサウンドでアレンジして演奏したりもしています。
ダンスミュージックをやっていた時からのファンの方も
「知ってる曲がこんなにかっこよくなるんだ」って言ってくれました。
ダンスデジロックとメタルだとやっぱり音圧も全然違いますし。
生感というか、今までオケで歌ってたものが
本当に演奏っていう感じになりました。
今ある楽曲の中で「これをまず聴いてほしい!」という曲を教えてください!
Freya:
メタル思考として最初の曲の『Praise the Lord』は
歌詞を私が書いたっていうのもあるので、
思い入れは強いかなと思います。
その曲がたまたま千葉テレビのキャストウォッチのエンディング曲に
使ってもらえたりしたんです。
番組エンディングでミュージックビデオも流して頂いて。
ライブではパフォーマンスも重視してるので、
そこも一緒に見ていただけたらなと思います。
激しく頭を振るところがあるので。
Masaki:
自分は今回MVを撮影した『Alpha(アルファ)』という曲です。
『Alpha』はミニアルバム『α(アルファ)』に入っている楽曲で
一曲目のSEの『Since universE』という曲から続けて聞けるようになっています。
ミニアルバムでアレンジを依頼していたのですが、
この曲に関してはほとんどアレンジャーさんの手を加えていないんですよね。
活動の中で一時期サポートがメインの時期もあり、
その間に学んだ事などを活かせた曲でもあります。
曲が完結せず終わっているというところも
聴きどころとなっています。
落ち着くコードで終わらず、
もう一度聞きたくなる完結しない終わり方を取り入れたので、
そういうところも含めて聴いて頂きたいです。
楽曲の制作はどんなかたちでやられているんですか?
Masaki:
デモを作りFreyaさんに渡し、キーを決めてもらい
固めるという形でやっています。
RED HEELSでは力が出そうな楽曲をメインに
制作するようにしています。
激しいところも多いですが、
メロディーを崩さないよう作る事を意識しています。
Freya:
Masakiの作るメロディーが今まで出会ったことないような
メロディーラインというか、本当にオリジナリティが溢れていて。
1回聞くと覚えやすいというか。
でも曲ごとに1つ1つ雰囲気は全然違うんですよね。
それもすごく強みだなと思っています。
曲はどんな時に思いつきますか?
Masaki:
移動中や歩きながらとかです。
「よしつくるぞ!」と意気込むと
同じようなものばかりができてしまうので。
ギターのフレーズはギターを持って、というのはありますが、
ボーカルのメロディーに関してはギターが先行する事はないですね。
歌詞はどちらが書かれているんですか?こだわりなども教えてください!
Freya:
ダンスミュージックの時は私が作ってるのが多くて、
メタル思考に移行した最初の曲『Praise the Lord』も
私が歌詞を作りました。
2025年1月のワンマンライブでミニアルバム「α」の
販売を開始したんですけど、
楽曲の多くはMasakiが歌詞も作ってくれています。
Masakiの世界観が本当に素敵なので。
私が歌詞を作る時はまず曲をデモ段階でも聞いた時に
見えてくる情景がきっとその曲なんだろうなって自分の中で思うので、
そこからその世界観にフィットするような言葉を下ろして紡いでいきます。
それで、聴く方にとってもその情景が伝わるようなイメージで作っていますね。
私の場合はイメージを伝えたいというのがあるのですが、
Masakiは1つ1つの音をすごく大切にしてくれるので、
一緒に作る時は特にそこを一生懸命すり合わせながら
やっていく作業がすごく勉強になったし刺激にもなったなと思います。
Masaki:
自分はメロディーを崩さないような歌詞をつける事に
重きを置いています。
言葉が変な場所で切れたりする事が嫌なので、
何度もデモを聴いて、ここのフレーズにはこの言葉が合いそう、
というところから始めるようにしています。
好きな作詞家さんとして森雪之丞さんがいるのですが、
AメロBメロがすごく良い言い回しをしていて。
Aという単語とBという単語、どちらも皆知っている言葉なのに、
その二つを組み合わせるのか!という独特な世界観がとても好きです。
なので自分もそういった独特な世界観を出せるように心がけています。
一つのテーマで歌詞を書くと、どうしても似たような言葉が
出てきがちなのでそれは避けるようにしています。
また、韻を踏む事を大切にしています。
日本では俳句などの五七五などもそうですが、
メロディはなくても言葉遊びとしての歌というのを
古くから大切にしていたりするので。
ただ、韻が出ない時は少し苦労しますね。
ミニアルバム『α(アルファ)』について
ミニアルバム『α(アルファ)』でのこだわりポイントはありますか?
Masaki:
コンセプトアルバムのような仰々しい感じの出し方はしたくなかったのですが、
裏テーマとしてはコンセプトを入れています。
バンドのキャッチコピーでもある
「闇世を照らすアンタレス」
というのをそのまま活かしたアルバムを作ろうとしました。
星の中でも一番輝いている星のことをアルファ星と呼ぶんですけど、
さそり座の中のアンタレスという星がアルファ星にあたるんですよね。
そのアンタレスを自分たちと捉えてます。星座自体は一つの星では作れない、
色んな星が集まって成り立つもので。
皆が輝いてくれるから私達も輝ける、という一つのテーマで作りました。
『α(アルファ)』というアルバム名ですが、
2曲目が『Alpha(アルファ)』というタイトルの曲です。
「アルファ」には物事の始まり、という意味がある言葉なので
二人で歩み始めるには調度良い言葉だと思って選びました。
Freya:
アルファ星というのと、「アルファ」っていう
私たちの始まりっていう意味で色々リンクしたんですよね。
さそり座のアンタレスを持ってきたのは何か由来とかあるんですか?
Masaki:
Freyaさんと始めにバンドのコンセプトについての話をした時に、
「闇夜に降り立つ〇〇」っていうのにしたいんだよね、と言われて。
〇〇の部分は一番重要だから、じゃあ二人で宿題にして考えてきましょう、
ということになって。
色々考えた時に「アンタレス」がいいんじゃないか、という事になりました。
RED HEELSだから赤というのは絶対に外したくないとFreyaさんが言っていたので、
赤いもので語呂も良くてかっこいいものが「アンタレス」だったという感じです。
アンタレスは赤い星ですもんね。RED HEELSさんのイメージと合う感じがします
Freya:
私たちも明るく皆さんを照らせたらなっていう。
本当に2人でピッタリ、もうこれしかないみたいな感じでしたね。
Masaki:
そうですね。元々は「闇夜に降り立つ」という話でしたが、
それは少し変だから、というので「闇夜を照らすアンタレス」
というのはどうだろう、って。
そこから「夜」を「世」に変えたらかっこいいんじゃないか、
という話になりました。
ライブについて
2025年1月にワンマンライブでしたが今後はどんなを予定していますか?
Freya:
元々主催ライブをダンスミュージックの時にやってたんですが、
メタル思考に移行後は2025年1月のワンマンを目標として走ってきました。
ここから始まりとは思ってるんですけど、
2025年5月くらいにまた主催ライブを行いたいなと思っています。
そこでまたいろんな方たちとの出会いとか、素敵なご縁を紡いでいきながら、
相互に音楽を届けられるような場所を作っていけたらなと思っています。
あと2025年7月17日に1周年になるので、そのあたりで1周年記念を
イベントか何かできたらなと考えています。
ライブの際にこだわられていることなどはありますか?
Freya:
今2人でやっているんですけど、2人でもステージを大きく使って
エネルギーを伝えたいなというのは意識しています。
Masaki:
そう、2人しかいないっていうのをデメリットと取るか
メリットと取るかっていうところで。
いまFreyaさんが言ったようなステージを大きく使うっていうのは
1つメリットになると思っています。
フロントに4人いるバンドマンたちってやっぱり動きが
制限されちゃうっていうのはあると思うので。
あとはお客さんにどう動いてほしいかをこっちからも
提示してあげるっていうところは意識している部分ですね。
Freya:
この間対バンしたアーティストさんたちにも
「2人でもあんなにステージすごく大きく使えるのすごいね!」
って言ってもらえて。
伝わってくれてるんだなと思って嬉しかったですね。
メタル思考に移行してからファンの方などの反応はどうですか?
Freya:
元々のファンの方は本当に受け入れてくれてるというか、
合うねって言ってくれる方がすごく多くて。
最初に『Praise the Lord』を出した時のステージパフォーマンスのときに
「絶対そっちの方がいいよ」って言ってくれたりしたので。
私の性格というかキャラクターが一致してるのかなとは思います。
初めて見てくれた方の反応も良くなったと思います。
初めての方がライブで話しかけてくれる機会も増えたかなっていう感じですね。
海外の方がリアクションくれたり、ワンマンにも来てくれたりもしました。
RED HEELSの今後の目標など
今後のRED HEELSさんの目標などを教えてください!
Freya:
自分たちのパフォーマンスだけじゃなくて、
主催ライブとかイベント的なものも定期的にやりながら
音楽を届けられるような機会を自分たちでも
作っていきたいなと思っています。
あと、将来的にはもっとたくさんの方に
私たちの音楽を聞いてもらえるように、
いろんな想いをいろんなところで伝えていけたらなと思っています。
Masaki:
自分らが2人っていう形態でやってますが、やっぱりバンドって
ドラムが揃わないとか、どこのバンドもあると思うんですよね。
どうしてもドラムだけはサポートになっちゃうとか、ベースがいないとか。
2人だけどかっこいいサウンドでやってるっていう方も
いっぱいいると思うんで、そういう人たちとの交流を
深めれるような活動をしていきたいなっていうのは思います。
最後にこれからRED HEELSさんを知る方に一言ずつお願いします!
Freya:
私たちは半年前に 2人で結成して走り出したばかりですけれども、
熱量は2人でもすごく持ってると思うので、この熱情をぜひとも
ライブ会場で体感しに遊びに来てくれたらなと思います。
Masaki:
人数はどうしても他のバンドに比べると負けちゃうところではあるんですけど、
それをマイナスとは思ってないし、お客さんもそれをマイナスと捉えないでほしいので、
今Freyaさんが言ったように熱量っていうところで他のバンドに負けないような
ライブをやっているので、ぜひ見に来ていただきたいです。
今後の活動が楽しみです!
本日はありがとうございました!!
紹介アーティストについて
「RED HEELS」さんのインタビュー
いかがだったでしょうか?
次回のインタビューは
ZipRipFuzZさんです!
乞うご期待!!
RED HEELS ライブInformation
◆2025/3/1(土) 上野音横丁
◆2025/3/2(日) 柏ThumbUp
◆2025/3/23(日) 吉祥寺CRESCENDO
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