5月末まで全国2会場16公演からなる「中島みゆきコンサート 歌会VOL.1」を展開中のシンガーソングライター中島みゆき。
この1月にはベストセラー・シングルコレクション『Singles』の最新リマスターによる高品質CD(Blu-spec CD2)盤がリリース。
そして山本彩、ハンバート ハンバート、半﨑美子、仲宗根泉(HY)、一青窈、斉藤由貴、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、増田惠子、德永英明(*収録順)が大阪、東京のステージで豪華アーティストが中島みゆきの名曲を歌いあげたカバー・ライブCD『歌縁』第2弾『「歌縁」(うたえにし)‐中島みゆき RESPECT LIVE 2023-』もリリースされている。
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さらには中島みゆきの新作アナログレコード『世界が違って見える日』もリリースされている。こちらはアレンジャー瀬尾一三監修の下、エンジニア手塚和巳によるカッティングでマスター音源を限りなく再現した重量盤仕様による完全限定生産品。
『世界が違って見える日』はドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌として起用された「倶(とも)に」、2021年に工藤静香に提供したことで話題となった「島より」、2007年にクミコに提供した「十年」の2曲のセルフカバーも収録。
また、盟友・吉田拓郎が特別ゲストとしてギターとコーラスで参加した「体温」が収録されたことも大きなニュースとなった。
アーティスト:中島みゆき
タイトル:『世界が違って見える日』
<完全生産限定アナログレコード(LP)>
CD発売日:2024年1月17日
定価:4,400円(税込)/4,000円(税抜)
商品番号:YCJW-10012
と、ニュースに事欠かない中島みゆきであるが、このたび「アーティスト・中島みゆき」初となる大規模展覧会『中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る』の開催が決定。
会場はところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアムで4月20日より開催される。
会期は2024年4月20日(土)~6月23日(日)で、4月分のチケットはすでに発売中だ。
高校時代からソングライティングを始め、当初から秀でた音楽的才能を発揮していた彼女はさまざまなフォーク音楽コンテストでその名を知らしめて、1975年5月、ポプコンでの入賞したことが契機となり9月にはかの名曲「アザミ嬢のララバイ」でレコードデビューを果たした。
なお同年10月のポプコンにて披露されてグランプリを受賞したのがいまや歴史的名曲となった「時代」である。
日本において、70年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代でシングルチャート1位に輝いた女性アーティストは中島みゆき、ただ一人。まさに世代を超えて絶大な支持を集めているのはご存知の通り。
『中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る』は、デビューから今日までの中島みゆきの活動を、懐かしいレコード盤をイメージした空間演出の施された巨大な「みゆきストリート」を散策、追体験できるとともにこれまで知らなかった中島みゆきにも出会えるというテーマで企画された。
中島みゆきならではの総合エンタテインメントである「夜会」を紐解く部屋や、数々のアーティストが参加して中島みゆきの楽曲をカバーしてみせるコンサート「歌縁」、中島みゆきの楽曲をドラマや映画や広告に使ったクリエイターの思い、中島みゆきの歌詞で構成された「言葉の森」といった、その唯一無二の表現者・中島みゆきをさまざまな角度から堪能できる展示内容になっているようだ。
こうした展覧会は意外にも初というだけに、ぜひ一度体験しておきたいところ。ところざわサクラタウンは食事も含めて一日遊べる場所でもあるので、ぜひお休みの日に充てて足を運んでみてほしい。
なお、会場では来場者のみが購入できるパンフレット『月刊カドカワ 復刻盤 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』が限定販売される。
本展覧会をテーマにした内容のほか、過去に『月刊カドカワ』誌に掲載された記事なども再掲載されているのも大きな魅力となっている。
購入には本展覧会のチケットが必要となり、角川武蔵野ミュージアム2Fエントランスのインフォメーションカウンターでチケット提示することで購入できる。なおチケット1枚につき、購入上限は3冊まで。
書名:『月刊カドカワ 復刻盤 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』
判型:A5判
頁数:216頁
価格: 2,900円(税込)
発行:角川文化振興財団
【展覧会概要】
展覧会タイトル:中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る
英語タイトル: MIYUKI NAKAJIMA EXHIBITION
会期:2024年4月20日(土)~2024年6月23日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム5階 武蔵野ギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日(4月30日(火)は臨時開館)*火曜日が祝日の場合は開館
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/185
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
チケット価格(税込):
オンライン購入( https://tix.kadcul.com/ )、当日窓口購入
一般(大学生以上):2,000円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
*「1DAYパスポート」「イブニングチケット」では入場できません。
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報、詳細は公式サイトでご確認ください。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
角川武蔵野ミュージアム」について
図書館、美術館、博物館が融合した文化複合施設。
館長の松岡正剛氏が世界を読み解く9つの文脈に沿って独自の配架をした「ブックストリート」、博物学者の荒俣宏氏が監修する「荒俣ワンダー秘宝館」、「本と遊び、本と交わる」をテーマにした「本棚劇場」、これら「エディットタウン」は当館のメインエリアです。本棚劇場では、360度を取り囲む高さ8mの巨大本棚にプロジェクションマッピングが映し出されます。
また、マンガや多数の出版社のライトノベルが並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」や、企画展が開催される「グランドギャラリー」など、松岡館長が提唱する「想像力とアニマに遊ぶミュージアム」として、様々な「まぜまぜ」を提供します。
建築デザイン監修は隈研吾氏、アート部門ディレクターは神野真吾氏。
公式サイト: https://kadcul.com/