NEE|ネットの掲示板とバーカウンターで生まれた!?奇跡のエキゾチックロックバンド

※画像はこちらからお借りしました。

NEE(ニー)は、東京で結成された「エキゾチックロックバンド」です。
ネットの掲示板での出会いとバーカウンターでのナンパという、あまりにも普通でない結成経緯を持つこのバンドは、その音楽も見事なまでに普通ではありません。

ボーカルのくぅが手がけた楽曲はポップでありながら毒があり、コミカルに見えて切実で、中毒性と予測不可能性が同居するという唯一無二のサウンドを確立しました。
この記事では、そんなNEEのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

NEE

メンバー紹介

NEEは現在、以下の3人で活動しています。

夕日(Gt / Vo) 衝動的なギタープレイが持ち味のギタリスト兼ボーカル。
くぅ不在となった現体制のNEEをサウンド面から牽引し、アルバム「再生可能」では自身が手がけた楽曲を多数収録するなど、作曲家としての存在感も増しています。

かほ(Ba / Vo) バンドの結成経緯として語り継がれる「バーカウンターでナンパされて加入」の張本人であるベーシスト兼ボーカル。
再生可能」では自身が作詞した楽曲「この街」を収録するなど、バンドの新章を語る上で欠かせない存在として注目されています。

大樹(Dr / Vo) バンド最古参のドラマー兼ボーカルで、ネット掲示板でくぅと出会いバンドを共同で立ち上げたメンバーです。
安定したビートでバンドのグルーヴを支え続けています。

また、バンドの創設メンバーであるボーカル・くぅ(Vo/Gt)は2024年5月に25歳の若さで永眠しました。
現在は3人で活動を継続しています。

簡潔な来歴

NEEは、のちにくぅと名乗ることになるボーカリストと大樹が、ネットの掲示板で出会ったことをきっかけに結成されました。
さらにバーカウンターで働いていたかほを、くぅの友人がナンパしてベースに迎え、ライブで募集に応じた夕日がギタリストとして加入したことで現在の原型が完成。
「出会い系とナンパで出来たバンド」という自虐的な紹介文さえも、NEEというバンドらしいユーモアといえます。

自主企画ライブが話題を呼び、初音源となる会場限定盤は即日完売。
被害妄想フェス」と名付けた自主フェスを新宿3会場で開催するなど、インディーズ時代から話題が尽きませんでした。
バンド名を「NEE」に改名し、リリースした「不革命前夜」は、綾野剛VaundyがSNSで取り上げるほどの反響を呼び、音楽配信サービスの公式プレイリストでも上位にランクインし続けます。

ビクターエンタテインメントからのメジャーデビューを果たした後も勢いは止まらず、豊洲PITZepp規模のワンマンライブ、JAPAN JAMROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演と、破竹の勢いで動員を伸ばし続けました。
また、Hey!Say!JUMPへの楽曲提供や、ドラマ「闇バイト家族」のエンディングテーマ担当など、タイアップの実績も積み重ねていきます。

くぅの逝去後も夕日・かほ・大樹の3人は活動を継続し、ベストアルバム「博覧会」と新体制初のオリジナルアルバム「再生可能」をリリース。
今も前に進んでいます。

HP、SNS等

NEE 公式サイト
NEE 公式YouTube
NEE 公式X
NEE Wikipedia

NEE おすすめ曲

不革命前夜

NEEを全国区に押し上げた、バンドの代名詞ともいえる楽曲です。
俳優の綾野剛Vaundyなど多数の著名人がSNSで拡散し、無名のバンドでありながら音楽配信サービスの公式プレイリストで上位に居座り続けるという異例の事態を引き起こしました。
「革命の前夜でもない今夜」を描いた歌詞の独特な視点と、中毒的なメロディが一体となった傑作です。

第一次世界

メジャーデビューアルバム「NEE」収録の楽曲で、バンドの代表曲として長くファンに語り継がれている一曲です。
くぅが22歳で書いたとは思えない成熟した感情表現が聴く者を驚かせます。
TOOBOEなど他のアーティストがカバーするほど広く愛された楽曲で、バンドの音楽的な核を体感するうえで欠かせない一曲です。

月曜日の歌

「クラスに馴染めない人間の愉快な月曜日の歌」という楽曲コンセプトが、そのままNEEの世界観を体現している一曲です。
スペースシャワーTV・1月度「POWER PUSH!」に選出された作品であり、独自のポップな世界を生み出しています。
ピアノやブラスアレンジが加わったダンサブルなトラックと中毒性の高いコーラスワークは、一度聴いたら月曜日が来るたびに頭の中で自動再生されるほどです。

万事思通

インディーズ時代にリリースされた、NEEの初期衝動が詰まった楽曲です。
「万事思い通り」という言葉を圧縮したようなタイトルが示すとおり、自意識と自己肯定が入り混じった独特の世界観が展開されます。
初期のNEEが持っていたヒリついた熱量と、くぅの作曲センスの核がダイレクトに感じられる楽曲で、バンドの原点を知りたいリスナーに特におすすめの一曲です。

一揆

テレビ東京系ドラマ「闇バイト家族」のエンディングテーマとして書き下ろされた、NEEのタイアップ楽曲です。
タイトルに込められた反骨心と集団の熱量が、バンドのライブの空気感そのままに音楽へと変換されています。
ドラマのダークな世界観とリンクしながらも、純粋にNEEの楽曲として力強く成立している作品です。

NEE まとめ

NEEは、「理解できない歌を耳に焼き付ける」という宣言そのままに、誰の真似でもないサウンドを作り続けてきたバンドです。
ネット掲示板とナンパで集まったメンバーが生み出した音楽が、綾野剛やVaundyを動かし、豊洲PIT・ZeppツアーのSOLD OUTへとつながっていったその軌跡は、楽曲の純粋な力がすべてです。

Hey!Say!JUMPへの楽曲提供、ROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演、テレビドラマのエンディングテーマ担当——それぞれの場面で「NEEらしさ」を一切妥協しなかったくぅの姿勢が、バンドへの絶大な信頼を生みました。

そのくぅの逝去という、ファンにとっても音楽シーンにとっても大きな喪失を経て、残された夕日・かほ・大樹の3人はバンドを続けることを選びました。
「再生可能」というアルバムタイトルが「再び生きる」とも読めるように、NEEはこれからも新しい音楽を鳴らし続けます。

「不革命前夜」や「第一次世界」でNEEを知った方も、まだ聴いたことがない方も、その中毒的なサウンドをぜひ体感してみてください。

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