ROTTENGRAFFTY|”生きること”の重みをツインボーカルが叩きつける!轟音と静寂のラウドロックバンド

※画像はこちらからお借りしました。

ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)は、1999年に京都で結成されたツインボーカル編成のロックバンドです。
ラウドロック・パンク・ヒップホップ・電子音楽・レゲエとあらゆるジャンルを飲み込んだ「SYNCHRO SOUND」と称する独自のサウンド、NOBUYAのクリーンボーカルとN∀OKIのシャウト・ラップが交差するツインボーカルスタイルが最大の特徴です。

TVアニメ「ドラゴンボール超」エンディングテーマ「70cm四方の窓辺」、10-FEETとの親交、世界遺産・東寺でのワンマンライブ、主催フェス「響都超特急」など、バンドと京都が切り離せない独自のカルチャーを築いてきました。
この記事では、そんなROTTENGRAFFTYのプロフィール・来歴・おすすめ楽曲をまとめてご紹介します。

ROTTENGRAFFTY

メンバー紹介

NOBUYA(Vo) ROTTENGRAFFTYのクリーンボーカルを担当するフロントマン。
N∀OKIとのツインボーカル体制の中で、メロウでエモーショナルな歌声を担い、楽曲の感情的な核を形成する存在です。
激しさの中に宿る切なさと温かさを表現する歌声は、バンドのダークな側面を「人間らしさ」へと昇華させています。

N∀OKI(Vo) シャウト・ラップ・デスボイスをこなすもう一人のボーカル。
バンド名の由来やコンセプトを語る際に登場するなど、バンドの言葉を発信するキャラクターとしても知られています。
零戦SOUNDSYSTEM」演奏前に「音で殺す」とタイトルコールするなど、ライブでのたぎる煽りもROTTENGRAFFTYの名物のひとつです。

KAZUOMI(Gt / Programming) ギターと打ち込みの両方を担うROTTENGRAFFTYの音楽的な要。
「SYNCHRO SOUND」の核であるアナログとデジタルの融合を演奏面から体現しており、楽曲の作曲でも多数の代表曲を手がけています。
ライブでのステージダイブも名物のひとつです。

侑威地(Ba) バンドのリズムセクションを支えるベーシスト。
ROTTENGRAFFTYの重厚なサウンドの低音を担い、KAZUOMIのギター・打ち込みと絡み合うグルーヴの要として活動しています。

HIROSHI(Dr) 力強いドラミングが特徴的なドラマー。
一度バンドからの脱退を決意したことがあったものの、「最後のつもり」で挑んだライブが楽しすぎて脱退を撤回したというエピソードの持ち主です。

MASAHIKO(Gt) 2023年に6人目の正式メンバーとして加入したギタリスト。
主催フェスの名称変更(「ポルノ超特急」から「響都超特急〜KYOTO ULTRA EXPRESS〜」)と同時にバンドに参加し、現在の6人体制を形成しています。

バンド名は「腐った(rotten)青春(graffty)を取り戻せ」というコンセプトから生まれた造語で、「グラフィティ(落書き)」とはあえて異なるスペルを持ちます。

簡潔な来歴

ROTTENGRAFFTYは、1999年7月に京都で「ロットングラフティー」として結成されました。
結成後は地元・京都のライブハウス「KYOTO MUSE」を拠点に活動を重ね、パンク・ラウドロック・打ち込みを融合した独自のサウンドスタイルを確立しながらインディーズシーンで名を広めていきます。
同郷の先輩・10-FEETが主催する「京都大作戦」でオープニングアクトを務めるなど、京都の音楽シーンとともに歩んできました。

「バンド名とかけて」毎年6月10日を「ロットンの日」と定めてライブを開催するなど独自の文化を作り上げます。
年末に京都で開催してきた主催フェス「ポルノ超特急」は京都パルスプラザへ会場を移して2日間開催となり、冬の京都を代表するロックイベントへと成長しました。

20周年の集大成として迎えた2019年には地元・京都の世界遺産「東寺」でのワンマンライブを敢行し、プレミアチケットとなった歴史的な公演を収めたライブ映像作品をリリース。
70cm四方の窓辺」でTVアニメ「ドラゴンボール超」のエンディングテーマを担当するなど、バンドのキャリア最大の大型タイアップも実現させました。

2023年にMASAHIKOが正式加入して現在の6人体制となり、主催フェスも「響都超特急〜KYOTO ULTRA EXPRESS〜」に改称。 最新アルバム「わびさび」(2025年3月)ではUVERworldTAKUYA∞をゲストに迎えた「暴イズDE∀D (feat. TAKUYA∞ from UVERworld)」を収録するなど、結成25年以上を経た現在もその進化は止まりません。

HP、SNS等

ROTTENGRAFFTY 公式サイト
ROTTENGRAFFTY 公式YouTube
ROTTENGRAFFTY 公式X
ROTTENGRAFFTY 公式Instagram
ROTTENGRAFFTY Wikipedia

ROTTENGRAFFTY おすすめ曲

金色グラフティー

ROTTENGRAFFTYの代表的アンセムで、ライブでは観客とのコール&レスポンスが定番となっている楽曲です。
「金色」という色が持つ輝きと「グラフティー(腐った青春)」というバンドのコンセプトが掛け合わされたタイトルのとおり、泥臭く生きた日々の中にこそ輝きがある、という力強いメッセージが込められています。
ROTTENGRAFFTYを初めて聴く方が最初に触れるべき一曲です。

零戦SOUNDSYSTEM

ライブでKAZUOMIが「音で殺す」とタイトルコールすることで有名なROTTENGRAFFTYの代名詞的作品です。
「零戦(ゼロせん)」という第二次世界大戦時の戦闘機の名と「SOUNDSYSTEM(音響システム)」を掛け合わせたタイトルは、「音楽を武器として戦う」というバンドの姿勢そのものを表しています。
ラスサビでKAZUOMIが客席へステージダイブするのがライブの定番で、赤い照明とサイレンが鳴り響く中で届けられるこの楽曲の持つ暴力的なほどのカタルシスは、ROTTENGRAFFTYのライブが伝説化する大きな理由のひとつです。

世界の終わり

「もし明日が世界の終わりならば」という問いかけから始まる、ROTTENGRAFFTYの重厚かつ壮大なサウンドが炸裂した楽曲です。
「過去も未来も無意味ではなく、今日を奇跡として生きる」という強い意志が込められたこの楽曲は、バンドが長年のキャリアを通じて送り続けてきた「前へ進む」というメッセージの集大成ともいえます。
ラウドとメロウの両方が極限まで引き上げられたサウンドで、まさにROTTENGRAFFTYの「SYNCHRO SOUND」というコンセプトを体現した作品です。

70cm四方の窓辺

TVアニメ「ドラゴンボール超」の10月度エンディングテーマとして起用された楽曲で、ROTTENGRAFFTYにとって初のドラゴンボールシリーズとのタイアップという記念碑的な一曲です。
「70cm四方の窓辺」という極めてローカルで日常的な空間を舞台に、孤独や痛みを抱えながらも誰かへの想いを持ち続けるという普遍的な感情が描かれています。
やや抑えた歌詞の表現ながらも、ヘヴィかつラウドなサウンドにはこれまでより一層の激しさが宿っており「妥協しない姿勢」が伝わってくる一曲です。

暴イズDE∀D (2020 reRec ver.)

ROTTENGRAFFTYのデビューシングルを20周年を機に再録した作品で、「2001年当時の映像を再現する」というコンセプトで制作されたMVとともに公開された楽曲です。
デビュー当時の初期衝動と20年のキャリアで研ぎ澄まされた音楽的成熟が同時に宿っており、「ROTTENGRAFFTY」というバンドの原点と現在を一曲で体感できます。
過去の自分を殺して前に進むという意志の宣言であり、バンドの結成から変わらぬ反骨と前進の精神が込められた痛快な一曲です。

ROTTENGRAFFTY まとめ

ROTTENGRAFFTYは、「腐った青春を取り戻せ」というコンセプトをデビューから25年以上一度も曲げることなく、京都の地から全国のリスナーへ「SYNCHRO SOUND」を届け続けているバンドです。

ラウドとメロウ、デジタルとアナログ、轟音と静寂——相対するものを共鳴させるというバンドの哲学は、NOBUYAのクリーンボーカルとN∀OKIのシャウト・ラップというツインボーカルの構造そのものに体現されています。

TVアニメ「ドラゴンボール超」EDテーマ担当、世界遺産・東寺でのワンマン、主催フェス「響都超特急」の2万人以上動員、UVERworldのTAKUYA∞とのコラボ——それぞれの出来事が、バンドが一歩ずつ広げてきた射程の証明です。
10-FEET・Dragon Ash・UVERworld・山嵐・SiMなど数多くのバンドと築いてきた横のつながりも、シーン内での信頼の証でもあります。

まずは「金色グラフティー」か「零戦SOUNDSYSTEM」から、ROTTENGRAFFTYの轟音と哲学を体感してみてください。

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